2005年07月21日(木) |
暑中お見舞い申し上げます |
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2005年07月08日(金) |
carry on as normal |
わたしがはじめてホームステイした場所は LondonのEdgeware Roadというところでした。 Edgeware Roadの名前をこんな形で聞くことになるとは 残念でなりません。
アメリカの911事件の際の アメリカのこんなにも悲しいぞっ、なんてひどいことをするんだっ という表現は、いかにもアメリカ的だと思っていました。 それくらべ、イギリスのテロなんかに屈しないぞっ、 今までと同じ生活してやるぜっという態度は いかにもイギリス的だなと思います。
近代的建物が増え、オリンピック招致のために大金を投入し チャールズが愛人と結婚する。 イギリスはなんだか昔と変わってしまったのかも、 もうわたしの好きなイギリスはなくなってしまったのかも、 と思っていたわたしでしたが インタビューや記事を見るとイギリス国民気質は ちっとも変わっていないようです。
頑固で偏屈で、ヘンなところで一致団結する、あなたたちが わたしは大好きです。
わたしの爪は弱い。 お手入れしないとすぐ折れてしまう。 こんなに長い間、折れたままの爪、 お手入れされない爪のまますごしたのは久しぶりだ。 気がつくとなんだかボロボロなわたし。 忙しいから、まいっかと思い始めた今日この頃、 彼女はあらわれた。
真っ黒な前髪はスケベわけ。 櫛のとおっていないボウボウぶり。 菊人形のように長い髪は ミツアミでアンモナイトのように頭頂部に はりつけられている。
満月のように大きな顔に 夏みかんのような肌。 フリーダカーロのようなつながった眉毛に 朝青龍のような目。 曙のような肉体を持つ彼女は 人を遮り1分間に120語を話す。 年はきっと5つも変わらないはず。
。。。。
いけない。 こうなってはいけない。
神様はわたしに警告するために 彼女を派遣社員として送り込んだに違いない。
彼女の上司であるマネージャーが こんなことを言っていた。 「彼女は外見で選んだんだよね」
返事に困るわたしに、彼は宣った。 「前に来てもらってた派遣さん すごい美人だったから、他の女子社員とうまくいかなくてさぁ」
。。。。
なるほど。 世の中は何が良いことに転ぶかわからないものである。
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