あまいせいかつ

2005年02月27日(日) 2005年度セザール賞

今年のセザール賞グランプリは
チュニジア生まれの監督アブデルラティーフ・ケニッシュ(Abdellatif Kechiche)の"L'Esquive"に決まったようです。
移民高校生のイマドキ生活を描いた作品というわけで
日本で公開されなさそうな予感は500%です。
最近の映画はもう韓国とハリウッドものしか入ってこなくなってしまい
映画館もほとんどいかなくなってしまいました。

オドレイ・トトゥ&ジュネ監督=アメリ黄金コンビの
「ロング・エンゲージメント」が助演女優賞、新人男優賞、撮影賞、衣装賞。
これは日本にも入ってくるかもしれません。
(でもオドレイは賞とれなかったんだね・・・。)
アメリ以降ぱっとしないオドレイ・トトゥですが
ベストセラー小説で映画化される「ダビンチ・コウド」に出るらしいです。
競演トム・ハンクス。
トム・ハンクスってあの・・・。

ミステリー系は苦手なるっかですが
「ダビンチ・コウド」は読んでみようかと思う今日この頃です。



2005年02月18日(金) Плющенкоさん おめでとうございます

こんなにもミスなく滑れる選手がいないってことは
このリンクがクソリンクな 気がするのはわたしだけでしょうか?

ぷるしぇんこや日本人選手についてのレビューは
他のサイトをみていただくとして
わたしが男子で1番良い演技をした思うのは11位にはいった
イリヤ・クリムキンさんです。

クリムキンさんはアキレス腱の手術でしばらく競技生活を休んでいました。
今期久々に登場したクリムキンさんをみてわたしは言葉を失いました。
25歳とは思えないほうど、毛髪が後退しています・・・。
わたしに言われたたくないかと思いますが、
なんだか胴回りがたくましくなっている・・・。
男子フィギュア選手には珍しい風貌となってしまい
欧州選手権でもぱっとしない演技でした。
五輪切符を獲得、初出場となりましたが
ショートプログラムを終わって18位。
うーん。このまま引退なのかなぁとさえ思いました。

しかし。

フリーでのクリムキンさんは違いました。
ほかの選手にはない、おやじ臭さと哀愁が入り混じる演技をみせたクリムキンさん。
ちょっと感動しました(大照)。
もちろん細かいミスはあり完璧な演技ではなかったし、オリジナル技のイーグルでコケてしまうという大照な場面もあり、点数はのびませんでした。
それでもフリーで10位にはいり総合は11位となりました。
同じおやじとして、こんなにうれしいことはありません。

さて、一方、ジョニー・ウィアー君ですが
リンクへいくバスに乗り遅れ、タクシーで会場にむかったそうです。
バスの時刻表が変更になったことに気がつかなかったらしい。
あわてて着替えてすぐ本番となりました。
本番でのジョニー君は前髪おろしていたので、
あーこの曲のときは前髪おろすっていうこだわりがあるのねと勝手に思っていましたが、
ひょっとしてセットする時間がなかったのでは(泣)
ジョニー君はリンクに降りたときの表情でこの日の「でき」がわかる選手です。
イヤな予感は的中。
わたしの忠告をきかず(←何様)、4回転の準備をしてきました。
しかしその4回転がなぜか2回転アクセルになってしまい
その後また2回転アクセルをとんでしまい、ジャンプの順番がぐちゃぐちゃになってしまいました。
新ルールではジャンプは8回まで。
同じ種類の3回転以上のジャンプは2回までしかとぶことができません。
頭がぐるぐるになったジョニー君は
6個しかジャンプを飛ぶことができませんでした。
コンビジャンプが1個だけというのはやはり痛い。
今回の順位は妥当だと思います。

「バスを逃して、メダルも逃す」

という記事があちらで書かれていたようですが
わたしから心をこめた座布団を1枚差し上げたいと思います。

表彰式ではオドレイ・トトウ激似のステファン・ランビエールさん(銀メダル)が号泣されていたようで
盛り上がりにかけた男子シングルに花を添えて終了となりました。



2005年02月14日(月) 桃色屋敷

本日、ピンクハウスのお洋服を着ている軍団をみかけた。
いつからピンクハウスのお洋服は
高脂血症が疑われるような人ばかりに好まれるようになったのだろう。

私が中学の頃はピンクハウスといえば
体が細くて白雪姫みたいなお姉さんが着用していて
憧れていたものだった。
白いレースにフリルがいっぱいのペチコート。
独自の花柄を中心としたプリントのてれんとしたワンピース。
乙女系の王道といったお洋服やさんである。

今はもうなくなってしまった代官山にあるイタリアンレストランで
お食事するピンクハウスのデザイナーの金子さんと奥様のユリさん
そして、ご子息と思われる男性を見かけたことがある。
大変上品で絵に描いたような幸せな家族に見えた。
金子さんの作るお洋服のイメージはユリさんで
ドイツ系ハーフのユリさんは、年をとってもきれいな人だった。

金子さんだって、本当は自分のイメージにあった人に
自分の服を着てほしいはずだ。
創業当初はこんな客層ではなかったはずだ。

しかし、今の金子さんを支えているのは
ピンクハウスの服がはちきれんばかりの肉体を持ち
化粧けのない顔にボウボウ頭の腐女子達。
この服が一番似合わないと思われる人達なのだ。

理想と現実の落差というのは、なんて哀しいのだろう。



2005年02月12日(土) るっかの宗教改革

私が幼少の頃通っていた教会は
「英国国教会」という宗派であった。
このイギリスの宗派はプロテストタントであるが
その様式からは、とてもプロテスタントには思えない。
不思議に思った私は、あるとき先生に聞いてみた。

先生 「あー 英国国教会はね ほとんどカトリックなのよ。」

るっか「?」

先生 「カトリックは離婚しちゃいけなかったんだけど
    ヘンリー8世が離婚したくなっちゃったから
    そこだけ変えた新しいキリスト教=プロテスタントって
    ことにしたみたい。」

るっか「・・・・」

先生 「その後離婚再婚を8回も繰り返したのよ。」

なんて情けないっ。
子供ながらに悲しい気持ちになったのは私だけだろうか。

老女の味方で、日めくりカレンダーみたいなつまみ食い的恋愛が
嫌いなルッカでもさすがに今回のことは閉口したよ。
富も地位も女も1つも失いたくないんだね。
富と地位も捨てて、おねーちゃんを選んだエドワード8世を
ちっとは見習ったらどうなの?ちゃーるず。


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