あまいせいかつ

2004年06月26日(土) るかちゃん映画鑑賞会「Swimming Pool」

(*`Д´)これは おもしろいっ!絶対みなさいっ!!

フランソワ・オゾン監督とシャーロット・ランプリング主演という組み合わせは、とても素晴らしい。

ミステリー作家のサラは、愛人である出版社社長の進めで南仏の別荘にでかける。別荘にでかけてみると、愛人の娘ジュリーも宿泊していた。
自由奔放なコギャル(死語?)、ジュリーに嫉妬に燃えるサラ。
やりあう二人の関係に微妙な変化が・・・。
(注:結末が気になる方は映画館に行くか、ルッカにおやつの差し入れをして下さい。)

シャーロット・ランプリングの女優魂が炸裂するこの作品は、
負け犬の遠吠えも聞こえないぐらいの名作である。
キャリアはあるが、やや落ちぶれた冴えない独身老女の役を
あの美人女優のシャーロットが、ここまでやってくれるとうれしさすら沸いてくる。
嫉妬に狂い、コギャルの買ってきたフォアグラを黙って食べたり、こっそり酒を飲んで水でうすめた時の薄笑いは泉ピン子に見せたいぐらいだ。

しかしながら、シャーロットはただのおばちゃん女優とはちがう。
彼女は59歳なのだが、その肉体はコギャル女優よりきれいなのだ。
脱いだらスゴイというのは彼女ためにある言葉なのねー。


■この映画をお勧めするタイプ■
・老女で仕事に行き詰った方
・のぞきに興味がある方
(会社の人がこっそり作っている、せくーす風味満載のHPを密かに見ている方を含む。田代も可)
・小娘と男をとりあっている方
・老女ふぇち



2004年06月23日(水) だめじゃないかっ クマっ りたーんず

ナナちゃん 帰ってきてよかったね。
でも、ホントに5歳なの?



2004年06月16日(水) だめじゃないかっ クマっ

山梨県南アルプス市芦安の大馴鹿(おおなじか)峠で13日、
下山途中の自営業、Mさん(43)が、前方のクマザサのやぶから
飛び出してきた体長約80センチのクマに襲われた。

足でけるなど抵抗したが、手足をかまれて約2週間のけが。
連れていた愛犬「ナナ」が激しくほえて走り出したため、
クマはナナを追って走り去った。

捨て犬だったナナは5歳の雌。
Mさんは「恩返しをしてくれた」と涙ぐみ、ナナの帰宅を待っている。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-

なぜ捨て犬だったのに5歳とわかったのか、謎は深まるばかりだが
ナナの写真をみて涙と鼻汁がとまらなくなってしまった。

ナナはシベリアンハスキーなのだ。

今のチワワのように一時ブームとなり、猫も杓子もハスキーを飼っている時代があった。
しかし、実際飼って見ると、巨体で頭がやや悪いので
飼いきれなくなって捨てられた犬が多いという。

(`Д´)ブームに乗って動物なんて飼うなっ。ヴォケッ。
てかハスキー、バカじゃないやんけ。

1日も早くお家にかえれることをお祈りしています。



2004年06月15日(火) るかちゃん映画鑑賞会「ピアノ・レッスン」

最近の日記のBGMが「ピアノ・レッスン」になっていることに
皆様お気づきでしょうか?

映画館の予告で、このマイケル・ナイマンによる音楽と、
海に沈んでゆくピアノの画像をみてあまりの美しさに
滝にうたれたような気になったものだ。
さっそく原作を購入し、1日で読み終えてしまった。

スコットランドからNZに嫁にきたエイダはバツ1で子持ち。
生まれつき口の利けないエイダの唯一の楽しみはピアノだった。
しかし、迎えにきた夫はピアノを重すぎると浜辺に置き去りにする。
(どうみても生活のために嫁に来たとしか思えない。)

夫の友人で原住民のマオリ族のベインズと夫は、
土地とピアノを交換してしまう。
ベインズはエイダに、ピアノをレッスンしてくれれば返すと言う。
レッスンは一回ごとに黒鍵を一つずつ。
レッスンを重ねるごとに気持ちが傾いていく2人。

エイダの娘が夫に秘密のレッスン(ってなにかしらっ。)を
教えてしまい、怒った夫はエイダにベインズと会うことを禁じる。
彼女はピアノのキイにメッセージを書き、娘にベインズへ届けさせる。
それを知って逆上した夫はエイダの人指し指を切り落としてしまう。
しかし、離れられない二人を知った夫は、二人を島から追い出す。
船出してまもなくエイダはピアノを海に捨てた。
その後三人は、とある町で平和に暮らし始めるが、
エイダは今も時々、海中に捨てられたピアノの夢を見る。

見る前は思い入れたっぷりだったアタシだが
実はこの映画はあまり好きではない。

原作や音楽は今でも好きだが、映画が好きになれない理由はただひとつ。
主役の二人が好きになれないことだ。
エイダ役のホリー・ハンターはこの映画で
カンヌ主演女優賞をもらったのだが
そんなによい演技だったとは思えない。さえない感じ。
まぁ まだエイダはいいのよ。
アタシが一番だめだったのは、ベインズ役のハーヴェイ・カイテルだ。
マオリ族というのは見たことがないが、多分彼のような肉体の持ち主が
現実的には多いのかもしれない。
しかし、映画なのだから夢を見せてほしかった。

1番盛り上がる、秘密のレッスンの場面での
ハーヴェイのおっさん度10000%の肉体をみたときの
アタシの萎え方はハンパじゃなかった。
タヌキが憑依したかのようなマンマルお腹や、
浅草ロック座のカーテンのようなデレデレにたるんだ肉体をみて
違う意味でショックをうけてしまい、違う意味で泣きそうになってしまった。

全身にモザイクしるぶぷれ。

ハーヴェイ・カイテルファソのみなさん、本当にごめんなさい。
でも本当に嫌いなの。



2004年06月08日(火) どうにもとまらない

ぼやぼやしてたらアタシはタイカレーのイイコになってしまったようだ。
先週から4日連続でカレーを食べ続けているルッカの記録更新は
はてしなく続く。
しかしBGMと画像が不釣合いな気がするのはアタシだけだろうか。





2004年06月04日(金) 大江戸熱帯地獄

頭にくるのよ。
どうも通勤電車内で発酵した香りが充満していると思えば
梅雨入りしていたのですね。

クロゼットのバッグを整理してみたら
1番値段の高いものがお亡くなりなってました。
本体にはカビが生え、もち手は3枚にはがれていたのです。
このバッグはイタリアンなので
日本の高温多湿に耐えられなかったと思うのですが
アタシだってこの怒りに耐えられません。

「丈夫で安くて長持ちが1番なのよ」

無傷なユニクロバッグの誇らしげなささやきが
聞こえるような気がします。


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