ある病院検査室でのヒトリゴト “REVENGE”...フィクサー

 

 

【合併吸収・2】 〜mergers and acquisitions(M&A)・2〜 - 2010年01月31日(日)


前の病院の状況、調査後報告・・・

前回書いたように、中国地方のある医療法人に買い取られた模様。
前いた病院が、“特殊法人”(どういうのかは考えて貰えば判るかと)であり、
そのネームバリューを見込んでのモノ、らしい。
・・・悪い印象買ってどうすんのか?って思うが。

で、まぁ・・・
古い病院なので立て直すらしいが、
近くの公立病院が競売に出されてたんで、
(正確には公立病院を潰して新しい病院を建てる、という条件で)
そこに移転する、とのコト。

競売なので結構な数のライバルがいたが、
アホの様な値段を付け、最終的に落札。
月300万の最低賃貸条件に対して、1千数百万円の値段を付けて。

年間1億数1千万円という賃貸料・・・
今、赤字なのに・・・
年間1億以上の収益、上げるコトが出来るのか?!
(その辺の事情は・・・適当にネットサーフィンすると判るでしょう。)

新しい病院は500床以上で、小児科、産婦人科等、
総合病院に近い状態での再建で。
地下には駐車場作る・・・とか。
ま、駅に近くなるのは良いケドね?

現状の職員待遇・・・
買い取りが決まり、景気が良くなったのか?と思えば・・・

“全く改善なし”

・・・賃金カットされたまま。
逆に管理職だけ賃金カットを解除したのは、

“解除したまま”

・・・だそうで。
結局、一般職員には、“辞めろ”と言ってる様なモノ。
格差はそのまま。

そして・・・
向こうの買い取った理事長があいさつで・・・

“このままの状態で赤字を続けている様では、援助できない”

・・とか言われ、この1年で黒字転換しないとイケナイらしい。
っていうか、普通・・・出来るワケ、ね〜だろ?!
この状態で短期間で復帰出来れば奇跡に近い。
素人でも判るコト・・・なのに。

そんなワケで・・・
かなり深刻な状況になっている。


以下・・・自分の予想。

まず・・・今までの負債を返して黒字転換するのは不可能。
だから・・・コレは、買い取った上がアホウか、
もしくは、それを見越した上での計画。
要は、赤字でも強行する・・・って可能性がある。

でも、年間1億数千万円の土地賃貸料払い、
建物自体の建設費を出し・・・
新たに新職員の人件費等を加えた支出を考えれば、
建てたとしても黒字にするには10年以上かかる。
そこまでの試算ってのが、キチンと出来てるのか・・・?
非常に疑問。

アマアマな考えで・・・やってんじゃないのか?
今までは合併吸収して、上手く出来てきたからいいが、
この大都市で・・・上手くいくかどうか?
周囲には・・・一駅乗れば良い病院、一杯あるからね。

少なくとも・・・
赤字解消は無理。
出来るのは・・・特殊法人ってのを利用しての税金対策のみ。
(「それはしない」、と向こうの理事は言ったそうだか。
嘘なんて・・・つき慣れてるだろうし。)

向こうの理事長は口では・・・
「職員のモチベーション上げて・・・」
とかほざいたそうだが、なら、一般職員の賃金元に戻してやれよ?
それすらしないのは・・・体質が・・・

“以前と同じだから。”

現理事長も・・・退職するとかのウワサはあっても、
まだ居座ってるみたいだし・・・

来年、いったい・・・

“どうなってんだろ〜ねぇ・・・?”






...

【合併吸収】 〜mergers and acquisitions(M&A)〜 - 2010年01月24日(日)


二週間ぶりの更新ですが・・・

え〜っと・・・
自分が以前いた病院が、中国地方のある病院に、
ほぼ・・・買い取られた、様な状態になってしまった様子で。

で・・・
ま、多少その辺の情報を収集しておりまして・・・
そのため(?)更新が鈍ってたりしております。
ついでに昨日、今の病院(法人全体)の新年会だったりで、
日記書くような気分で無かった、ってワケですが。

いづれ・・・M&Aされた前の病院の件は、書かせていただきます。

そんなワケで・・・
表題とは無関係な・・・
昨日の新年会のコトを。



まず場所は・・・
某隣の県のホテルの一番大きな宴会場をキープしての新年会・・・
って、思ったら・・・
自分が以前いた病院での、
共済会忘年会の会場と全く同じ、で。
新鮮味、まったく、“無し”。
でも、かなり内容は・・・違ってた。

セミフォーマルが前提なので・・・
男性はスーツか燕尾服、女性もドレスや着物姿。
・・・ある意味・・・華やか。
まぁ、似合ってるのもいれば・・・無いのもいるから、
個人の美的感性にその辺は任せておくが。

自分はグレーのスーツに、
ブラックミリタリーのコート着て・・・会場到着。

あんまりこの新年会にも、当然ながら行きたくなかったが・・・
まぁ、入って初めてだし・・・
“行っとくか・・・”
くらいの気持ちで行ったんですが。

前の病院とはある意味比べ物にならないくらいの・・・新年会、で。

とにかく・・・下品では無い。
(前の病院はハッキリ言って下品)
色んな出し物があるが、
プロのマジックショーや、
セミプロの社交ダンスする方を男女10名くらい呼んでのダンスパーティ。
サックスやバイオリンのジャズ演奏やらまであった。

でも・・・病院の業績発表やら、
ある意味、誰も聞いて無いんじゃない・・・?
みたいな内容もあったんですが。
それはそれで・・・ま、いいか、と。

アトは立食形式の歓談で・・・
適当に食べて飲んでの・・・
いつものお決まり、って感じの部分もある。
当然・・・くじ引き会(?)でのゲーム機等が当たる抽選会もあった。
(自分は当たっておりません。念の為。)

自分はいつもこういう会の時・・・
あんまり団体行動しないので・・・
とっても・・・ヒマなんですが・・・
今回は、結構そういう内容を見てるだけで、そこそこヒマを潰せた。

ついでに自分をこの病院へ誘ってくれた内科部長が、
いろいろと理事長のトコやらに自分を連れて行って紹介してくれたりと・・・
気遣ってくれてた。感謝・・・!
(理事長は、「エコー検査が何倍も増加してくれて有難い。」
・・・とは言ってたが・・・社交辞令かもね。)

そんな会・・・で。


そして・・・気付いたコト。

トコトン・・・今まで自分が来るまでに検査部管理してたニンゲンが、
本当にほぼ全てから・・・
疎まれてる。

ま・・・自分もコイツ・・・キライなんだケド、ね。

ココまで言われてると・・・
救いようがないんよねぇ・・・

なんか・・・不憫。


来年・・・また・・・

この会、出れるのか・・・な・・・・・?




...

【自覚はあるのか?】 〜no awareness〜 - 2010年01月11日(月)


最近は、殆ど週一回の更新になってますが・・・
全く何もない、ってワケじゃなく・・・

この前、就業間際にあった出来事。

ある日ある時・・・
ある患者が他院紹介でやってきてた。
足のリハビリ目的。

午前中から転院後、即、足のリハビリ開始。
入院時の検査なんかアトまわし状態で。
ま・・・入院時の検査なんか、どうでも良いんだケドも。

午後になって・・・
その入院時検査のECG(心電図)。
自分じゃないケド・・・ある検査技師がやりに行ってた。

片足だけが、腫れていた、そうで。
所謂ひとつの・・・浮腫、ってヤツ。

それを担当の整形外科医に言ったら・・・

「ABI(下肢動脈硬化指数検査)と下肢動脈echoを。」

・・・などと、言われたそうで。
それを聞いた自分は・・・

「それって動脈じゃなく・・・静脈じゃないの?」

そう言い返しておいた。
その心電図検査した技師が・・・ちょっとアホ、だったってのは否定できない、が。

で、その意見を担当医に言って(アトから思うと本当に運良く)、
下肢静脈のechoとなった。

結構就業時間過ぎての検査・・・
まぁ・・・面倒なんだけケド、しょうがない。
自分は残業もつかないしね。
(管理職は付かないのです。)
下肢echo出来るのが自分しかいない、ってのが・・・運の付き?

超音波のプローブを足の付け根に置いた瞬間・・・

“アカン・・・コレは・・・!!!”

左足の静脈、全部・・・根元から血栓で詰まってた。

「担当医、呼んでもらえます?」

・・・いつもと同じような声で看護師にそう言って。
担当医に見て貰った。

もしあのとき気がつかなくて・・・
ABIなんて検査してたら・・・
血栓が脳や心臓に飛んで脳梗塞、あるいは心筋梗塞になる。
(両足の血圧をかなりの圧力をかけて測定するので、
その時の物理的な圧力で血栓が飛ぶ。)

それより前に・・・

“リハビリしてたんだろ?!足の?????”

なんで・・・気が付かない?
理学療法士(で良かったっけ?)は、何も考えていないのか?
足の運動で血栓飛ぶぞ?!
医者が言ったからって、その内容鵜呑みにして、
危険が伴う様な事も平気でやるのか?
その前に、担当の整形外科医は診察した時に、
そんな初歩的なコトを見逃していたのか・・・?
ホントに・・・危険なコトやってたっていう、自覚無いの?!

で・・・
結局・・・
何事も無かったかのように・・・

“患者さんは、紹介してきた大きな病院に逆送された。”

ココでは、そんな専門的な治療・・・出来ないからね。
それよりも・・・

“なんでその担当医や理学療法士は報告書書かない?!”
(報告書=インシデント・アクシデントレポート、みたいなモノ)

そんな感じで・・・

今も・・・何事も・・・

“ありません。”





...

【送別会の後日談】 〜a sequel 〜 - 2010年01月03日(日)


お正月に年賀状が来る・・・のは、当たり前。
で、その中の一枚に書いたあったコトで・・・

昨年末の自分の送別会で餞別にワインを貰った。
しかし、そのワインはどう見ても・・・
明らかに安物と自己主張してる様な、モノで。

“ま・・・いっか・・・”

くらいにその時は思っていた。
食えない花束よりはマシ、だから。

その件で、前の検査部のTさんからの年賀状で、
そのワインの件のお詫びが書かれてた。

“下っ端さんがその日、花屋を探して『花束』を買おうとしてたが花屋が無い。
1時間は探したとか?・・・で。
それで電話で相談してきたので、酒屋でウイスキーを買ってくるように言ったが、
酒屋も無い。結局は『コンビニで置いてあったワイン』を買って持ってきた。”

・・・らしい。

で、自分が思ったコト・・・

“自分は最初から『花束じゃない物が良い』と言っていたのに、
それを全く無視してたってコトになる。もし忘れてしまってた、というなら、
結局自分の言うコトなんて、まともに聞いて無いって事だろう。
1時間も花屋を探した、とのコトだが、大阪梅田周辺に無いって・・・?
そういうコトってあるのか?
酒屋探すのだって、百貨店入ればスグにあるし?(百貨店が3件隣接。)
で・・・結局買ったのが、その辺のコンビニエンス・ストア・・・・・?”

なんて言っていいのやら・・・
なんだか・・・矛盾だらけのような・・・?


少なくともひとつ、判ったコト・・・
そんなに自分は以前いた病院の検査室では、

“実はそれほど、どうとも、な〜んにも・・・気にされて無かった”

・・・ってコト?
事実を(?)教えてくれたコトは判るケド・・・・・



もう、忘れよ。
全部。


その方がいいような・・・気がする。







...

【年始】 〜at the beginning of the year〜 - 2010年01月02日(土)


久しぶりに・・・何年振りかで普通の正月を過ごしてる。

今までなら・・・
当直や休日出勤でそれどころじゃない場合が多かった。
それが1/3までoff。
そんなコト、コレまであり得なかったから。

安物だケド、モーゼルワインのスパークリング開けて・・・
ほぼもう、空きそうなくらいに飲んで・・・

アト、年賀状見て、変わり映えしないテレビ見て・・・
そんな感じでぼ〜っとしてる。
昨年の正月と比べると・・・エライ違い。
今までの生活が、間違ってたのか?!
そう思うくらい、に。


そういえば全く関係ないですが・・・
新型インフルエンザのワクチン、余る様子で。
(正式見解でそう言ってたし)

まぁ・・・毎度ながらあまりにもいい加減な・・・
厚○労○省の官僚がやりそうなコト・・・ですか?
で、季節性インフルエンザ並みにココまでワクチン接種して・・・
季節性インフルエンザまで抑制出来て、良かった、って見るべきですか?
(昨年〜今年は殆ど流行って無いので。)
結局・・・共通抗原あるってコトを公開してる様なモノですか・・・?
(ソ連型と新型は同じ抗原系のH1N1です。)
今年からはインフルエンザワクチン、やるの止めてOK、ですね?
マスコミでも、全く・・・新型インフル、取り上げなくなったしねぇ?

・・・そんな気がします。
全くの個人的見解ですが。

自分がいる病院でも・・・ワクチン余りそう?とか?
今年はもう・・・インフルエンザネタ、やりたくないケドねぇ・・・

まぁ、そ〜いうコトで・・・
ことしもよろしくおねがいします・・・・・






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