ベランダの ランタナという木?草?に 小さな小さな つぼみらしきものがついていた。
夏が近づくと 黄色×ピンクという なんにも考えてなさそうな(?) 組み合わせの色の花が咲く。
でも、じっと見ているとかわいくて。 ヒトも動物も植物も 赤ちゃんは かわいくできているんだな。
そんなことを思っていたら 妹からメールがきた。
最後に 「いちご食べてたら思い出した。 今度会ったとき『いちごたちよ』を歌ってね。 私はちらっと聞いたことしかないから」 と書いてあった。 コーラス部で歌ったことのある歌。 私も妹もまだ 小さないちごのような 中学生だった。
いちごたちよ 関根栄一 作詞
いちごハウスのいちごたち にぎやかな笑い声がいっぱいの いちごハウスのいちごたち ここはいつでも春の部屋
でもいつか聞いてみたかった 青い空や流れの響き 木の葉と風のお話を 知っているかと 野いちごの小さな歌を 聞いてみたいと思わないかと いつか一度聞いてみたかった
白い木の芽夕日に匂う かじかが谷で呼ぶ声を 知っているかと 野いちごの小さな歌を 聞いてみたいと思わないかと いつか一度聞いてみたかった
いちごハウスのいちごたち にぎやかな笑い声がいっぱいの いちごハウスのいちごたち いちごたちよ
収穫されて ハウスから出て ケーキの上に飾られたかったけど お砂糖君と出逢って いちごジャムになりました ・・・というような歌も どこかで聞いたことがあるな。
いちごジャム用の小さないちごが スーパーで1パック150円だった。 すっぱいけどおいしい。 ジャムにするのは なんとなく可哀想な気がして、 そのまま食べることにした。
ずうっとずうっと登り坂。
そんな気分だ。
しかも 枝が道を塞いでいたり 踏んだ石が動いて足首をひねりそうになったり。 「あそこまで行けば」と目指していた角まで来てみると また同じような坂が続いていたり。
ときどき 小鳥の声が聞こえたり 水筒のお茶を飲んだり 道端にきれいな花が咲いていて ほっとすることもあるけど。
ずうっとずうっと登り坂。
自分の脚で登るしかないのよね。
* 毎日通る坂の上の ハクモクレン(白木蓮)。 昨日通ったらもう散ってた。 この花の見ごろはほんとに短いな。
三連休初日の午前中、 マチコ先輩からメールがきた。 「午後から近所の桜の様子を見に行きませんか?」
三連休なのに 家族の中で私だけ予定がなかった。 一人になるのが嫌だったのかもしれない。 連休前の仕事中、 どういう話の流れだったか忘れたけど 半分本気・半分冗談で 「明日、先輩の家に行こうかなあ」 と言ったことを 憶えてもらってたんだ・・・。
予定がないはずだったのに、 午後から用事ができてしまったので 行けなかったんだけど。
先輩のお家の近所には桜の名所がある。 そこ以外にも隠れ名所とかもあるのかもしれない。 でも多分、桜、まだほとんど咲いてないよね? 種類によっては咲いてる木もあるのかな。
そんなことを考えているうちに ふと思った。 桜じゃなくて あの人の家方面を散策してもよかったのかなって。
もしかして、 あのメールはそういう意味だったのかな・・・。 (先輩とあの人の最寄り駅は同じ。)
メールもらったときには 思いつきもしなかった。 ちょっと可哀想なあの人。 私に忘れられかけてるよ・・・。
* 写真のジュースは最近のお気に入り。 本物の桃をかじったときのような味。 桃好きな方はぜひお試しを。
いやはや・・・。 半日ほど前までは 結構穏やかな気分だったのに。
ちょっとしたきっかけ(?)で 簡単に胃のあたりに黒い塊ができる。 一つの心配ごとが少し頭から離れると 別の心配ごとが浮かび上がってくる。
黒い塊。 どうすれば 小さくすることができるんだろう。
嫌な刺激は極力避けて、 音楽はGONTITIの 穏やかなアコースティックの曲だけ聴いて、 十分眠って、 ご飯はちゃんと食べて、 部屋をきれいに掃除して・・・。
掃除と言えば、最近 粗ゴミをいっぱい捨てた。 古着も廃品回収に出した。 家具の配置を変えた。 子供部屋と大人部屋を入れ替えた。 家の中がすっきりして ちょっと広くなった気がするのは嬉しい。
心の中も、 いつかすっきり片付くといいけど・・・。
父がいくつになっても 祖母を慕っている姿を見て、 息子にとって 母はいくつになっても母なんだなあと 思ったことがあった。
娘にとっても 母はいくつになっても母なんだと、 今日思った。
いろんな心配事が重なって どうしても 一人で胸の中にしまっておけなくて しかも外は雨で・・・ 母には心配かけまいと思っていたのに ついに電話してしまった。
叱咤激励されるかもと思っていた。 お説教されるかもと思っていた。 「自業自得でしょ」と言われるかもと思っていた。 それでも、 母の声が聞きたかった。
でも母は 静かに話を聞いてくれて、 「もっと早く話してくれたら良かったのに。 今までよく頑張ってたね」 そう言ってくれた。
「こんな年になってまだ心配かけてごめんね」と言うと 「何言ってるのぉ」と一段と優しい声が返ってきた。
お母さん、 私のことを愛してくれてありがとう。 こんなに大きくて暖かくて優しい愛を どうして私は今まで見過ごしていたんだろう。
私も自分の子どもに こんな暖かいものを与えられるんだろうか。 与えたいよ。 愛してるんだもの。
* か▲ネギさん。 涙出ちゃった。 母の懐って、 ほんと暖かいですね・・・。
2009年03月07日(土) |
お日さま頼みの毎日。 |
あまりにもわかりやすくて 自分でも笑っちゃうぐらいだ。
天気が悪いと 朝から憂鬱でどうしようもない。
マグカップのほんわかした暖かさも 緩やかなカーブを描いた眉も 小花柄のシャツも ほとんど威力がない・・・。
でも、天気が良いと 眉を描く筆にも 駅まで歩く脚にも勢いがある。 満開の梅を見て 「きれい!撮らせてもらっちゃおう」と 思う元気もある。 これは、 前に荒毛火焔草の鉢をくださった おばあさまのお宅の梅。
そういえば 憂鬱な日は、 あの人のことが ちょっとだけどうでもよくなる。 普段感じる小さな失望や違和感も 「まあ、それもアリだよね。 うん。まあ、勝手にしてよ」 と思ったりする。
半分ヤケクソで、 話しかけちゃおうか とすら思う。
だけど 降りる駅に着いても 今までどおり。 だよねえ・・・と 後ろ姿を見送りながら ちょっとうなだれる。
でも 改札を出てしまうと 気持ちを切り替えるしかない。 雨でも晴れでも今から仕事だ。 それにしても最近忙しすぎ・・・。
2009年03月04日(水) |
こんなときはボサノヴァだな。 |
心身ともに疲れている。
過去を振り返って後悔する。 先のことを考えてどうしようもなく不安になる。
でも大切なのは今だ。 そう思い直して笑ってみる。
今私には 元気な音楽を聴く明るさがない。 悲しい小説を読む強さがない。
淡々と。 この道は 春に続くと信じて 歩き続けよう。
こんなときは さらっと乾いた感じの ボサノヴァがいいかも・・・。
何の写真かわからないですね。 急須や空き瓶を日光消毒(?)してるとこです。
* 最近寒いせいか また坐骨神経痛が・・・。泣 棚の奥から ★ational(もうこの名前はなくなったけど)の 電気治療器を出してきてマッサージ。 いい気持ち・・・。
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