先生妄想日記

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2004年02月26日(木)    私を許容して

俺ね、今日家帰れないの、成績下がって昨日親と喧嘩して、クソジジィに殴られて、蹴られて、家出ちゃったから。ツレんチ行って、でもずっと世話になってるワケにもいかないじゃん、ほんで今日、学校来たら、担任に宿題出せとか言われてよ、ムカちィたから「やってきたけど来る途中に落としました」って言ったんだけど、信じなくてよ、ってまぁ嘘だけど。そんで、探して来いとか言い出して、更に今日、家来るとか言い出して。家庭訪問。最低。最悪。可哀想じゃない?





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駄目でーす。
まぁ可哀想かなぁと思いますがの。わはは。自力で頑張れ。
とりあえず、嘘を吐くなんて格好悪いんじゃないの?と言ったら、そうかも、と言ってました。

生きている限り、皆、許容されたがってるんじゃないかと思う。

勉強が出来ないと駄目ですか。
宿題忘れたら駄目ですか。
反抗したら駄目ですか。
アホでは駄目ですか。
格好良くないと駄目ですか。
そのままでは、駄目ですか。
そのままの私を、許して、受け入れて下さい。

生徒に限らず、皆そうじゃないのかなぁ。
私はそうです。誰かに、もう良いよと言って欲しい。もう十分頑張ってるよって。うむ、私にも誰にも話せない苦悩はあるのだ…って、アレ?なんか私が言うと切実な話にならないわ、どうしてだ。
まぁ、でも、そんな事は有り得ない。もう良いよって言って欲しいって、だって、誰に言って貰ったら私は満足するんだろう、原因の人、両親、友達、恋人、皆に言って貰ったら満足するのかな。
そんなわけはない。そんな事でスッキリ出来るなら、もっと前にスッキリしてるじゃろ。
誰に認められたいのか、私もわかってるけど、生徒もわかってると思う。
でも、わかっててもどうしようもない事は沢山あって、わかってるからって、ハイそうですかって諦められるものでもない。
きっと皆、そういうものが1つはあって、 私から見て、それが些細な事であっても、笑っても怒ってもいけない。だって皆、それぞれの環境で死にそうに悩んでるんだからの。


「それじゃぁ家に帰るわ俺。でも、成績とか、家の事とか、ムカついたり嘘吐いたり、しょうがないって思うんだけど」
「うん、そうかもね。さようなら。頑張ってね」
君は多分、間違ってない、と、思ったりする。そういうのは、しょうがない事だって思ったりする。
それは、でも、私が言っても仕方ない。
自分で悩んで答えを見つけてね。
私もいつか答えを見つけて、自分を許して受け入れられるように頑張るよ。


2004年02月24日(火)    階段を滑り落ちてみました。

今日ですな、実はですな、あ、先に言っておくと、いつもの事ですが下品な話です。もけけ。

ほんでですな、今日はちゃんと学校行ったんですよ。
そうしたら、なんと、階段でこけました。
というか、転んだとかそんな可愛いもんではなく、うつ伏せのまま階段を滑り落ちたというか、カエルのような格好で直滑降みたいな、まぁそんな感じで、なんというか、表現しようがないというか、地獄絵図というか、思い出したくもないというか、まぁそんなんだったわけです。
そんで間の悪い事に、滑り落ちたその下に、なんと、生徒が!

「……………(痛みの余り声も出ない)」
「……………先生、大丈夫っすか?」
「……………ぅ〜〜〜〜〜ん、う〜〜〜〜〜ん、う、だ、だいじょ、ぶ」
「……………立てますか?」
「……………た、立てます」
「…………先生」
「…………大丈夫、だいじょう、ぶ……、ありがとう(半泣き)」





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うぉ〜〜〜〜〜〜〜!!
本気で死ぬかと思った………。
しかも私、実は太り過ぎてストッキングを履くと気持ちが悪くなるんですよ、えぇ、実話です。
ほんで、腿ん所までで止まるストッキングを履いてるわけですよ。
パンストというやつじゃないんですよ。
つまり、もうモロ見えてるわけですよ。
ほんと、カエルで丸見えかよ、と。

でも、一番の被害者は生徒ですな。
ごめんよ、嫌な物見せて……。
もっと落ち着いて生活します、はい。


2004年02月23日(月)    かーちゃんイテーよ

今日は片頭痛が酷くて学校をお休みさせて頂きました。
朝、起き抜けにゲローといきましてですな、あ、食事中の方すんません。
ほんで、でもよくある事なのでそのまま学校に向かったら、車の中でまたもやゲローといきましてですな。
学校に「ちょっと車でゲローてなっちゃって朝ご飯全部出ちゃったんですけども、遅刻して良いですかの」というような事を言ったら「そんな臭い子は休みなさい」というような事を言われたので、有り難く休みでござる。
うーむしかし片頭痛ってどうにかならんもんですかねぇ。
私は毎日鎮痛剤飲んでるんですけども、それにしたってめっちゃ憂鬱です。


尊敬している保健室の先生。
すれ違っただけで、体調が悪い事を察知する凄い人です。
こないだ、校内を一緒に歩いていたら、すれ違った生徒に。

「ちょっと、○○、足折れてる?」

ひえー、まじっすか?それはないっしょ。と思っていたんですよ、生徒、ひたすら否定するし。

「折れてねーって」
「嘘吐くな、ちょっと見せて」
「嫌だ、なんで」
「良いから、なんでもないなら見せなさい」
「………」
「腫れてる!なんで言わないの!」
「………ごめん」

ひえー、本当でしたか。
聞けば、どうやら朝、事故にあった模様。本当に骨折してたみたいです。
私は気付かなかった。

なんで言わないの?って思う方もみえるかと思うのですが。
生徒、というより、高校生や中学生は、事故にあった事や怪我をした事、辛い事や泣きたい事、そういう事を、ひたすら黙ってる子が多いのです。





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もしくは、怖い、とか。そういう感情が、彼らの口を閉ざす事になるようです。ようわからんのですが。
私にも口を閉ざしてた覚えがあるのですが、でもなんで黙ってたのかは我ながらわからんのだ。

私には、すれ違っただけで、他人の痛みを察する事が出来ません。
もしかしたら、話してても見過ごしてる事があるかもしれない。
そういうのを、ちゃんとわかるようになりたい。
私はその為にいるんだからの。
修行が足りませぬ。


2004年02月21日(土)    人生は音楽だ

横山健のアルバムをご購入!
ウェブ上で視聴したり、生徒から「めっちゃ良いよ!」という評判を聞いたりしていたのですが、ほんま良い!かっこいい!

私は流行とかようわからんので、音楽も詳しくないのです。
うちの学校の生徒は邦楽やポップスが好きな子が多いみたいです。そこらへんは全然わかりませぬ。
でも、時折、私が好きな音楽を聴いている生徒もいます。
とても嬉しいきもちになりますな。

ジェネレーションギャップを感じる事はあって、「あぁ、全く違う世界を生きているんだなぁ」と思う事が沢山あります。
でも、やっぱり変わらず、そこにある感情も沢山あって、それがとても嬉しいです。
あの頃好きだった音楽は、私は今でも大好きなんですが、それでも、同じ感情で同じ音楽を聴いているかと言えば、そうでもない。
あの頃、燃えるような気持ちで聴いていた曲を、今では切ない気持ちで聴く事もあるし、反対の事もあります。
生徒の、曲に対する感想を聴いて、「えっ、そんな事思うんかの君は!」と驚く事もあります。

「俺は自由だ」
「俺は孤独だ」
「俺はアナーキーだ」
「俺は汗と涎を垂れ流し、歯を食いしばって走っている」
「俺は夢を追い掛ける」
「俺は信じる」
「俺は友に決して嘘は吐かない」
「俺はアンタが必要なんだ」
「俺は強い」
「俺は弱い」
「俺は………」

ヒリヒリ痛いものは、愛おしい。





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2004年02月19日(木)    今ここで、ドラゴンヘッドが

私が現役高校生だった頃、ドラゴンヘッドの原作漫画が流行ってました。
教室の後ろ、ロッカーの上に、ジャンプ・マガジン・ヤンマガ・稲中・モンスターに並んで、ドラゴンヘッドが置いてあったのを覚えています。

前に、私がほとんど高校に行ってなかった事を書いたと思うのですが。
ある日、ある男の子と一緒に学校をサボっていたのです。
その男の子は、同じ学校で、同じ将来を描いていた、いわば「同志」でした。
私の人生で、多分最初で最後の「男友達」です。

同じ学校の、アホな集団の溜り場になっていたコンビニ裏で、その日サボっていたのは2人だけでした。
本当に良い天気で、確か夏休み直前だったと思う。

「良い天気だの〜」
「うん。なぁ」
「うん」
「なぁ、今ここで、ドラゴンヘッドがおこったらどうする?」
「今?」
「うん、今。そんで、俺とアンタだけ生き残るの」
「そうか、それは良いねぇ」
「良いよな。俺とアンタだけ、ひえーちょーすげー」
「うん」
「な?」
「うん、すげー」

そんな会話は、もう今は出来ません。
できるのかもしれないけど、私は出来ないです。
「男友達」も、出来ません。
あの頃にしておいて良かったと思う。

もう連絡をとってない「男友達」は、もう覚えてないかもしれないけど、私は時々思い出します。

今ここで、ドラゴンヘッドがおこったらどうする?

ほんと、ねぇ。どうしよう。でもあの時は、ドラゴンヘッドがおこれば良いと思いました。
「男友達」と2人で生き残るのが、ものすごく凄い事に思えて、ものすごくドキドキしました。
そういう時が皆あって、今、私の事を「先生」と呼んでてくれる子たちも、そう思う瞬間があるのかもしれない。

今日、珍しく、私の住んでいる地方があまりに良い天気だったので、ふと思い出したのでした。





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おめでとう。幸せになってね。
ドラゴンヘッドがおこらないよう、祈っててあげるでよ。


2004年02月18日(水)    日常会話は下ネタ

少し前の話です。
その頃、指定校推薦で大学が決まってしまった3年生の子達が、1日1時間、うちの教室で自習をする事になってましてですな。
指定校をもらえるのは、うちの学校では、成績優秀者と、更にスポーツ科みたいので成績を残した子の2種類くらいです。
例外があるかもしれんのですが、私はよう知りません。

なんとなく話が合うのかしら、と、思うその子達の共通の話題は。
ひたすら下ネタ。

私がいる場所で、あまりに至って普通に下ネタばかりを話すので、一度、うんざりして怒った事があります。

「もう、そんな会話ばっかり。もっと他に話題はないの、話題は」





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わはは、そ、そうか…。
日常会話は下ネタらしいです。
朝の挨拶から、帰りの挨拶までシモらしいでよ。

「おはよー、昨日アレで何回ヤッた?」
「おはよー、ホレ、昨日言ってたDVD(シモDVD)」
「じゃーな、今日白いキョト〜だからあんまヤリすぎんなよ、江口で」
「江口かよ、矢田じゃねーのか、矢田じゃ。俺はまぁ唐沢だけど」
「唐沢かよ。オメーも江口によろしくな。じゃーな」
(※妄想です)(でもおんなじような会話はしてるようです)

男子高って濃いよなぁ。


そういえば、ちょっと前に、マイプロフィ〜ルというのに答えてみました。
全ての質問にしつこく答えてみたぞよ。
飛べるかちら?

あと、サッカー勝ちましたねぇ!やったぜ久保!
今日、生徒に「ぜってー見ろよサッカー!年だからって寝てんなよ!」と言われたのです。


2004年02月17日(火)    先生彼氏いるの?

男女共に生徒からよく聞かれる質問トップ3。

1、彼氏いるの?
2、何歳?
3、一人暮らし?


えーと、セクハラで訴えても良いかの?

本当に多いのが、彼氏の有無と年齢です。必ず聞かれると言っても過言でないぞよ。
しかし、彼らの今の興味がそのままあらわれとるような質問で、ちょっと面白いねぇ。

彼氏がいるの?と聞かれたら、必ず「君はいるの?」と聞き返しています。
そして、





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です。
わはは、今はて。
でも、10人のうち9人は「今は」をつけます。
なんでだろう〜?
「前は付き合ってる人がいた」とか「今は偶然いないだけ」とか、そういうニュアンスかしら?

更に、
「あら、そうなの?いるかと思った」
と言うと、私に彼氏がいるかどうかより、何故自分には現在恋人がいないのか、前の恋人とどういう風に別れたか、とかそういう方向に話がいくので有り難い。
しかし、前の恋人の事を、赤裸々にネタにするのは良くないでよ。
君の前の彼女が初めてだったかとかには興味がありませんぞよ。


2004年02月16日(月)    理想の恋愛

生徒の恋愛の話を聞くのは、とても楽しいです。
語りたがりの男の子ってのは、時折いるもんなのだ。
彼曰く
「先生知ってる?男の方がロマンチストなんだよ!」
いっちょまえに!
うん、でも、色恋については、私はホント色んな意味でひよっこなので、有り難く拝聴しています、わはは。

「そうなの?君もロマンチストなのね」
「うん、そう」
「そうなんだ。じゃぁ、理想の恋愛ってあるんだ?」
「ある!相手の事を想うだけで幸せになれるの」
「へ〜ほ〜。想うだけで?」
「想うだけで!」
「一緒にいたくないの?」
「いたい。でも、そういう、なんか、体じゃなく、心で。ほら、相手の事を想ってる時、相手も俺の事想ってんの」
「そうなんだ。私そんな恋愛したことないなぁ」





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なんだとぅ?
でもそうなのかな。やっぱり私にはわからないねぇ。

ダイゴの事を今想ってみようとしたんですが、とりあえず何を想えば良いのかさえわからない私は。
そんな事を大きな声で言ってしまう彼が、少し羨ましい。
今度会ったら、何を想うのか聞いてみよう。


2004年02月15日(日)    皆さんに報告が。げへ

げへげへ、恋人ができましたぞよ〜。
大工さんです。
名前はまだない。ではなくて、ダイゴです。メ組ではありません。
2こ下です。
友達の友達です。
ワタシ、雪山と海に行けない季節はサルをやっておるのです。
ほんで、試合をした友達のチームにダイゴくんがいたわけです。
ガタイは良いんですがボウズではないので、いつか剃ってもらおうと思っています。そしてニオイを嗅がせてもらう(えっ!)



私は、自分の欠点を100個くらい軽くあげる事ができます。
好きな人と手を繋ぐ時、緊張して掌に尋常でない量の汗をかきます。恋人くんとキスをしたり、色々する時、緊張して(またかよ)ワキにも尋常でない量の汗をかき、見開いた目が血走ります。可愛い事は言えません。化粧に2時間くらいかける程塗りたくっているので、素顔は墓場まで持っていく秘密です。掃除が嫌いです。メールも電話も面倒です。友達も少ないです。生徒にもすぐ怒鳴ります。体力がないので一緒に出かけてもすぐ休みたがります。子ども体温で常に7度5分くらいあるので湯湯婆がわりにはなります。漫画が大好きで、ジャンプとマガジンとヤンマガとスピリッツとヤングアニマルを必ず読んでいます。漫画の中では軍鶏が好きです。生徒のどんな漫画の話にも対応出来ます。漫画喫茶が大好きです。貧乏です。根性なしです。オネェさんな格好が好きです。でもえっくすジャパンのボーカルの人に似ていると我ながら思います。ボウズが好きで仕方ありません。自分で嫌になる程アホです。煙草もやめれません。

ダイゴにも
「そんなわけで、こんなんですけどどうですか」
というような事を聞いてみたら
「そんなの、俺だってアホだし、大工だし肉体労働だし、言い出せはキリないけどどうよ」
というような事を言ってくれました。

今回は長く続くように頑張るぞよ!
とても優しい人なので、これで続かなかったら確実私のせいです。というより、こんな良い人と続かなかったら私はどうしたら良いんだという感じです。



ところで、私が住んでいる地方は、字幕がいるくらい方言がすごい所なので、会話文の変換が非常に困ります。都会の子は「〜じゃん」とか言うのかしら!


2004年02月14日(土)    ぼくの初めて人

うぉー二日酔いですじゃ〜。
昨日は飲みに行ってたんですが、雪の中(雪国ですぞ)、終電はなくなるわ(うつろ)、酔っ払っていて「ここで寝ても良いよ」という天の声が聞こえてくるわ、大変でした。
死ぬかとおもった。
そんなに遠くない所だったので、奮発してタクシ〜で帰っちゃったよ!
家に帰って飲み直したんですが(ひとりで!)、今ほんきで頭が割れそうです。


さて、昨日、学校に行ったら共学校の生徒がチョコレ〜トを持ってきてくれました。わーありがとう!

「美味しく出来たから、先生食べて!」
「頑張って作ったんだぁ」

なんだなんだ、可愛いじゃねーの!

「恋人とか好きな人にあげる為に作ったの?」
「うん、放課後約束した!めっちゃ緊張する!」
「私はそういう人がいないから友達に配るよ〜」
「今日告るんだよー、まじ死ぬ!緊張して痙攣する!」

うーんうーん、か わ い い !
良いなぁ良いなぁ、本当に純粋に盛り上がっておるのだねぇ。


私は結局、校長先生をはじめ、教室にフラリと遊びに来られた先生方と、勉強しに来た常連くん達に感謝と下心を込めてプレゼントしました。
お前に貰ってもよー、という顔をする男の子達が大多数なんですが(そりゃそうだ)、中には本当に喜んでくれる子もいます。

「うぉ〜〜まじっすか!貰って良いんすか!俺おかん以外の女の人から貰ったの初めて!」

わはは、私も一応「女」の頭数に入れてもらってるんだ!でもサッカーボールチョコで悪かったの。
と言ったら





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と、でっかい声で叫んでおった。わはわは、誤解のある言い方はやめてくれ〜。


2004年02月12日(木)    職場のバレンタイン

そうだった、生徒の相談にのっている場合じゃなかった。
私はどうすんだ、私は。
でも、なんせ男性職員が9割強の職場。キリがないので、うちの職場では女性職員からチョコレートを送る習慣がありません。
私も配るつもりはありません。
全ての職員にまんべんなく迷惑をかけているので(薄笑)、できれば皆さんに
・いつもありがとうございますの感謝(3割)
・これからも迷惑かけますけどどうぞ宜しくお願い致しますの下心(7割)
の意味を込めて送りたい所ですが、ほんま多すぎてキリがないのです。

あー学生の時、あんなに盛り上がったバレンタインが、今では感謝の念を伝えるイベントに…(私だけじゃの)

でも、先週、とても貴重なお土産を下さった先生がみえて、その先生には、お礼をする良い機会なので、あげるつもりです。
そんなわけで、本日その先生とすれ違ったので、

「あっ、先生!明日空き時間ありますか?」

と言ってみました。職員室でその先生にだけあげるワケにはいかんのでの。
そうしたら、微妙な笑みがかえってきました。

「えっ…!は?えっと、空いてますけど…?」
「あ、じゃぁ私の教室、ちょっと来て頂けたらと思うんですが…」
「あ〜…、あぁ。はい。良いですけど、えっと…?」
「(ぎゃ!何か勘違いされておるようだ!)あの、いえ。えー、すみません、お手数かけますけど(どうしようと思って赤面)」
「あ、いえ、そんな、えっと、じゃぁ適当な時間に」
「あぁ、あの。はい、すんません……………(汗まで出てきた!)」
「いえ、そんな、はい…(つられて赤面)」

かなり微妙な雰囲気でした。
先生半笑いです。もう、告白する為に体育館の裏に呼び出す女の子のようです。
先生大迷惑!すんません…。
でもロイスの生チョコを買ってしまったのであげなければ。

ちなみに、私の教室の常連くんや常連ちゃんにも小さいチョコを1つづつあげる予定!
お世話になっている女性職員の先輩にも買ったよ!

明後日、バレンタインですが、休日だから明日あげる子もいるのかな?
学生で片思い(うおー懐かしい響きだぜ)の子、どんな関係でも、手渡しで迷惑って事は絶対ないから、頑張ってね。





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(ちょっと嘘かも)(でもこんな日記を読んで下さってる方に念を送っときます)(いつも投票して下さる方、あんがとうございます!)(鼻血出しながら喜んでます!)


2004年02月09日(月)    独身女先生の位置付け

職場の人間関係はすこぶる良いです。こんなに良くて良いのかしらと思うくらい!
女性職員の仲も普通に良いです。尊敬できる先生もいるよ!人間関係は働く上で大事だと思うので、本当に幸せです。





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私だけ女性の独身職員の中で恋人がいないのです。へこ。
そんなわけで
「○○先生は駄目よ!頼りにならないから!」
「××先生良いわよ〜、優しいし、しっかりしてるし。麦先生どう?」
などと情報を流してくれるだけではなく、そのオススメの先生と話をする機会を作ってくれたりします。
あんがとうございます!


生徒もなかなか可愛いモンで

A「俺の担任、独身なんだよ、貰ってやってよ!」
私「あらー、そうなの?でも△△先生だって、相手を選ぶ権利はあるよ、私なんてなぁ、わはは」
A「えー、良いって、絶対良いよ、髪はちょっと薄いけど、けっこう優しい所あるし、熱血だし、なぁ?」
B「そうそう、絶対オススメ!あれでなかなか男らしいよ」

などと言ってくれます。
あれでなかなか、なんて、お前何様だ!と思いつつも、なかなか愛されている△△先生に感動です。
△△先生、ちょっとアホですけどホント良い生徒ですねぇ!


でも、職場恋愛する気はありません。って私こそ何様だ!うん、まぁ向こうからお断りかと思いますが、わはは、なぁ?
私は教員免許も持ってないし、教育について勉強した事もないので、なんていうか、だからこそ思うのかもしれないけど、「先生」ってやっぱり聖職だと思うのだ。
私のようないい加減な位置付けの「先生」でも、生徒が「先生」と言ってくれてる以上、「先生」でありたいなぁと思ってしまいます。
「先生」だから、恋愛とか友情とかそういう個人的な事は、生徒の見てない所でやりたいのです。
考えすぎですな。
それに、明日になったらわからない、もしかしたら「どんなんでも大好き!職場恋愛カモン!」とか幸せな事を言ってしまえる人が現れるかもしれんのでの。
まぁ私が言う事なんていい加減なモンです。

そうそう、写真日記を作ってみました。
前に書いたヤケドの写真も載せてみたよ!


2004年02月08日(日)    良い男の条件

昨日の日記で、うちの学校のどこに格好良い子が…、というような失礼な事を書いた覚えがあるんですが。
若かりし女の子達と私では、「格好良い」の基準が違うのかも。

彼女たちが格好良いって言ってるのって、

・やまぴ〜(知らない、バレーの試合に応援で出てた子!と言われましたが私はバレーを見ていたのであって応援は目に入ってませんでした、チ)
・ナリミヤくん(あずみでしか見た事ない)
・V6のオカダくん(流石に知ってる)
・まつじゅん(知ってるけど何を略して“まつじゅん”なのか知らない)
・玉木くん(ウォ〜タ〜ボ〜イズ見てたから知ってます)

とかそこらへんです。
写真を見ると、細くて美しい!みたいな子ばっかりですな。

私が格好良いと思うのは、ガタイが良くて、更にボウズだと嬉しいというような、ヴィン・ディーゼルや、もしくはサッカーの高原選手とかツボイ選手とかのスポーツ選手やプライドの選手で、女子高生に言うと「きもい〜」と言われます。
き、きもいって…!
男は汗くさくてナンボだ!
男の色気は汗だ!
大体、美しいのが良いなら女で良いではないの。
と言ったら





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と言われました。
………負けました、すんません。
私はまだまだそこまで達観できません。
というか、お前らはやまぴ〜とやらの優しさやチンに触れた事があるのか。

最近シモばっかですな。
たまにはマトモな日記を書きたいもんです。
そんなわけで明日はマトモな「職場の人間関係」なんぞはどうでしょう。
うーむタイトルはマトモだが内容はきっとアレに違いない(予告)


2004年02月07日(土)    女子高生の憂鬱

もうすぐバレンタインですな。
うちの学校(男子校)の生徒だけではなく、隣の共学校の女の子達も何やら盛り上がっている模様。
普段交流のない男子校の、格好良い男の子にチョコを渡すんだってよ。
へー、うちの学校に格好良い男の子なんておったかの?
私の目には入ってないようですぜ。
普段隠れてんのかしら!わはは。

教室に来て、チョコの作り方や渡し方を相談しに来る女の子もいます。
いやー嬉しいね、こんなオバチャンに相談してくれるなんてね。
しかし聞かれてもわかりません、男心が未だわからない23歳。
役立たずで悪いねぇ。

そんな中、教室に来た生徒が。
「私、先生になりたい。代わって!」
と言い出した。

「わはは、何さ突然」
「だって、先生お肌ツルツルだもん」
「私?私は全然ツルツルじゃないよ。これは塗りたくってるだけよ、ファンデーションをな、1センチくらいな」
「わははは、うそー、っていや真面目に、良いなぁ、私ニキビ酷いでしょう、すっごい嫌」
「えー、何ゆってるの、全然酷くないよ。私が学生だった時、もっと酷かった」
「うそー、絶対嘘!もうすっごい嫌、ホントに嫌だ」
「そうだよねぇ、わかるわかる、ちょっとあるだけでもすごい気分重いもんねぇ」
「そうそう、私なんて全然ちょっとじゃないし」
「どこがよー、全然ちょっとだよ、気にし過ぎだよ」
「だって気になるんだもん」
「うん、気になるよねぇ」

確かに、ちょっとニキビが沢山あるかなぁ、という子だったので、本当に気になるんだろうねぇ。
最近の子は、男の子でもツルツルだもんね。

しかし、聞けば、気になるから基礎化粧品を使っているとの事。
ひえー、贅沢じゃのー、私なんて大学の時も貧乏で何もつけてなかったよ。
とりあえず効くかどうかはわからないけど、という前置き付きで、水洗顔(気付いた時に水だけで20回くらい洗顔して、基礎化粧品の類いは一切付けないってやつ)と、肌荒れ専門の皮膚科を紹介しときました。
若いうちは新陳代謝も早いから、何もつけない方が良いんじゃないかな。

ちなみに、私が学生だった時〜、は嘘です。
学生の時は全く大丈夫だった肌が、前の就職先にいた時、ピークで酷かったです。
相談しに来た子の比でない程だったよ。

でも、思うんだけど、君はニキビなんて関係ないくらい可愛いと思うよ。
そんな世界が終わるような顔をして悩まなくての、ダイジョーブです。
まぁそんな事私が言っても気になるモノは気になるじゃろうが。





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うーん誰か下さい。いや素で。


2004年02月06日(金)    あらあら大きなお口だこと

私の髪は、根元だけクセがある変な髪です。
伸びるにつれてストレートになります。
根元をストレートにするより、全体を巻いてしまった方が時間がかからないので、大体巻いてます。

でも、手先が不器用というか、人生が不器用というか、要領が悪いというかアホというか、押忍、自分不器用な人間っスから。
ということで、しょっちゅうコテで首筋を焼いてしまいます。
今日も焼きました。100度以上のコテで。
「あぢー!」
と叫んで見てみれば、そこには親指大の焦げ跡が…!嫁入り前の珠(漢字わかりませんが合ってますかの)のお肌に焦げ跡が…!などと大騒ぎをするわけでもなく、実は日常茶飯事なのでそのまま学校に行きました。

出勤したら、もう自由登校の生徒が教室で勉強してました。
私「おはよーう。お疲れさま!」
生徒「おはようござまーす。って、アレ?麦先生エロい!」
私「なんでさ、何さ、朝っぱらから」
生徒「だって昨日彼氏といたんだろ!首にキスマークついてる!」

わはは、言うと思ったぜ。
しかし私の彼氏は口が恐ろしく大きいのかしら。
しかも吸いすぎて皮まで剥けてんのかしら。
水膨れまで出来ちゃったのかしら!
キスマークってこんなにヒリヒリ痛いのね。知らなかったわ。痛いのはキスマークの場所?それとも私の心の奥…?みたいなね。
わはわは、空しい。

朝なので上手な切り返し方が思い浮かばなくて、思わず口をついて出たのは。





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生徒「余計エロいわ」

確かに。朝からババァがオイタして、ホントすまんかった。


2004年02月03日(火)    ロケット発射て。

しばらくしんみりしてしまったので、たまには下品な話を!(……)


少し前に生徒に教えて貰った詩。

その名も。
『男の子のマーチ』

谷川俊太郎さんのです。

ネットで調べて全部載ってる所を探してみました、えぇ、暇なんです。
コピペでどうぞ(リンクの方法がわかりません!)
ちなみに飛ぶ先はほぼ日刊イトイ〜ですのでダイジョーブ!
http://www.1101.com/tanikawa/04.html
一番下の方にあります。


生徒は何かをプリントした紙を持ってきてくれました。
ロケット、発射するのね、白い煙をね!(……)

「と、尖ってるんだ…」
「まぁ俺のはめちゃ尖ってるよ、毎日発射もする!」
「そうなんだ…」
「“みつはつぼみにあふれそう”!」(嬉しそうに)
「あふれそう!つぼみ!わはははははは」

わははわはは、毎日かよ。
死ぬ程笑い明かしてから、我にかえったんですがもう遅い。
しかもけっこう有名らしい。
私は知りませんでした。
谷川さんの詩は、なんだっけ、宇宙人かなんかの詩って知ってますか?
うちゅうせんぺぺぺぺらんとかなんとかいう詩です。
見殺しにされちゃうみたいな。
あれもかなりイってしまっているように思います。怖いね。

そういう詩も、ものすごい大昔は「イっちゃってる」とか「白い煙をね!」とか嬉々として思わずに、素直に聞けたんじゃないかと思う。
でも、今となってはそういう感想しか持てないのです。

実は前の職と今の職との間に、小さな絵本専門店でアルバイトをしていたんですが、幼稚園のチビッコ達は読み聞かせをすると「うん○」とか「おなら」とか「幽霊」とかに大喜びだったのです。
う○こやおならや幽霊のどこにそんなに大喜びを…、と思ってしまう私は、もうオバチャンなんであろうよ。





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いやそれはないな…(目をそらしつつ)


2004年02月01日(日)    君たちの帰る場所

思えば、去年のこの時期。
実は色々な問題が私の教室で勃発していて、卒業とか3年生とか、それどころじゃなかったのでした。
感慨深くなれるだけ、幸せなのかもしれない。
でも、寮生達がいなくなっただけであんなに悲しかったのに、これからどんどん3年生達は学校に来なくなるのだよ。
嫌だなぁ。ぜったい泣いてしまう。
あーでも、淋しさや悲しさだけじゃないから、どれだけでも泣けるんかな。
だって彼らには洋々たる未来が待ち受けてんだからの!

去年の事を思い出しているうちに、ある生徒の事を思い出しました。
彼は、非常に体格が良くて、更に顔もとても可愛くて、勉強は全然出来なくて、感覚が良くて。
真面目な子が多いうちの学校では、それはそれは目立つ存在でした。
色々問題があって、あと一度問題をおこしたら即退学だったみたいよ。

でも無事卒業できる事になって、卒業間際に、用事を済ませる為に、私の教室に来てくれたのでした。

それで、別れ際に。

「先生、この仕事、続けろよ」
「うん。続けるよ。ありがとう」

今、この教室が抱えてる問題を知っていて、そう言ってくれてるのかと思いました。

「俺この学校に入学して全然楽しくなかったし、ほんと普通の高校なら許されるような事でもすぐ退学になって、周りのやつらとかも全然地味でだっせーし先生にも目つけられるし最悪だって思ってて、だからもう2度とこの学校には来ないと思うけど、でも先生はずっとこの教室にいるじゃん、俺にこれから何かあって先生に会いたいって思ったら先生はこの教室にいて、いつでも俺はここに来れるって思ったりするのが、なんていうか」

句読点はどこじゃ!
理解するのに時間がかかったじゃねーのよ。
でも、理解すると同時に泣きそうになりました。
鼻の奥が、ほんと、ツーンってしたよ。

きっと君は大学に入ったら、ここの事は忘れてしまうと思うよ。
それだけ良い感覚を持っているんだから、ここではタイミングが悪くて出来にくかった友達も、沢山出来ると思う。
家族とも、今まではうまくいってなかったかもしれないけど、離れてみれば、少しは理解し合えると思うよ。
新しい恋人もすぐ出来るよ。
君はすぐに、家族や恋人の所に帰るようになると思う。

でも、もしいつか、色々と悩む事があって、帰る場所がなくなったら、どうぞいつでも帰って来て下さい。
忘れずに待ってます。





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