ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

ROCKIN'ON JAPAN 2011年 3月号吉井和哉インタビュー - 2011年01月29日(土)

ROCKIN'ON JAPAN 2011年 03月号吉井和哉インタビュー
吉井和哉 名曲“LOVE & PEACE”誕生!と題されたインタビュー記事だ。
LIVE写真は、もう最高に格好イイと思っているが、
実を言うと今までインタビュー記事に載せられるフォトは、
特にソロ活動以降の物は、正直そんなにアップにしなくても・・・等と、
非常に失礼な感想を抱いていた。
が、今回のこの中野敬久さん撮影の写真は、
「大変申し訳ありませんでした!」と平身低頭
謝らねばならなかった。
ちょっとどうしちゃったんですか!?というぐらい美しい。
74〜75Pなど、心臓ドギマギものだ。
81Pの煙草の煙を燻らしている顔つきなんて
威力絶大だ。良いですね〜イイ顔してますねえ♪
ジャパンカウントダウンなんて放送されていない田舎なものだから、
新曲「LOVE & PEACE」のPVどころか、ラジオでだって
一度も新曲を聴くことができず、昨年12月28日武道館で演奏された
ただ一回のみしか触れられていないけれど、
この「LOVE & PEACE」を作り上げた事が
吉井和哉にとってどれ程か大きな力になっているのだろう。
イエローモンキー時代の『空気がツーンとしたような曲』、
『(新しい)ツーンが来た!』のだそうだ。
山崎洋一郎氏が巧みに吉井和哉から言葉を引き出しているのだけれども、
この掛け合いの感じが凄くイイ。
カップリング曲「星のブルース」早くちゃんと聴きたいです!
『このレベルの高さは吉井和哉でしかありえないって
いうものになってる』と山崎さんに言って貰えて、
ファンとしてとても誇らしい。
ファンならば勿論だけれども、それ以外の人達にも
きっと届くと思うよ。信じてる!
『ほとんど自分で演奏』ということを、自分はずっと少なからず
不安に思っていたけれど、今はもう心から楽しみで仕方ないです。
『初めての、純然たるソロアルバム』
もう直ぐ産声を上げるんですね!




時空を超えて 痛みも超えて - 2011年01月07日(金)

THE YELLOW MONKEY曲で私が最も愛するのは、
BULB(球根)、遙かな世界、峠だ。
生と性と死、生きることの痛みと歓び、
これらが圧倒的な熱量で歌われる
この曲たちが好きだ。
こういう嗜好の私だから、吉井和哉が
善哉ツアー、そして武道館で披露してくれた
「オジギソウ」は、もうこの上なくど真ん中に
キタ!

”時空を超えて 痛みも超えて”
初っ端から持って行かれちゃう。
”モラルも超えて・・・カルマも超えて”?
罪の匂いがする。
”朝になって帰りました 鳥のように”

肉体の境も無くなる程、溶け合って
愛し合っても、朝になれば、
愛しい男は、帰って仕舞う。
身体だけでいい。
”わがまま言わない眠り草”と歌っているけれど、
この「オジギソウ」は、
そんな生易しいイキモノじゃないだろう。
艶やかな黒髪がまるで触手のように
愛する男の身体を包み込み、
身も心も全部取り込もうとするかのように、
全身全霊で欲しているだろう。
おぞましい程残酷な女の業の象徴のように
思える。

武道館で披露された「シルクスカーフに帽子のマダム」、
シングルカップリング曲「NAI」、
吉井和哉が女心を歌った曲は、名曲揃いだけれど、
この「オジギソウ」は、本当に凄まじい力を持った曲だ。
”摩擦を止めて痙攣を止めて
愛の重さとかどうでもいい”

「遙かな世界」の「石で性器をつぶしても」というような
直接的な歌詞ではないけれど、
いや、ないからこそなお一層、
愛の行為のむせる程の熱と湿度、
血の匂いまで漂って来そうなエロスを感じる。
痛くて堪らない。
けれどこの痛みが極上の快楽に変わる。
これこそが吉井和哉の醍醐味だ♪

と、ここまで書いて来たけれど、
この“カルマ”が実をいうと”ガンマ”に聴こえるんだよね。
ガンマ(熱力学で比熱比、放射線物理学ではガンマ線及びガンマ粒子)!?
これに続く歌詞の“まるまる燃えて”を考えると
「ガンマ」の方が合ってる気がしちゃうんだけれども。
アルバム発売時の答え合わせで、全然違ってたらお恥ずかしい。
っていうか、あんまりにもあんまりな独自解釈を
繰り広げている時点でドン退きされそうですが(笑)

反転させます♪

「オジギソウ」 吉井和哉

時空を超えて 痛みも超えて
モラルも越えて 光も越えて

カルマも超えて まるまる燃えて
魂も越えて 抱き締めたのに
朝になって帰りました 鳥のように

あなたに逢いたい夜がもっと続けば
答えを知らないオジギソウは眠るのに

夢見るわけを もっと教えて
ABCDEFG全部並べて 
声になって飛ばしました 風と共に

体に触れたい夜がもっと続けば
わがまま言わない眠り草はXYZ...XYZ...XYZ

痙攣を止めて摩擦を止めて
私は愛の重さとかは どうでもいい

あなたに逢いたい夜がもっと続けば
傷つきたくない夜がもっと続けば
わがまま言わない夜がもっと続けば
答えを知らないオジギソウは眠るのに
XYZ...





時代おくれの女になりたい - 2011年01月05日(水)

2011年1月の吉井和哉公式サイトのコラムが更新された。
『衝撃のニュース』
何と、月一コラムが今回で終了するのだそうだ。
ソロデビューの時から始められたこのコラム、
一番最初は、2004年3月の三浦雄一郎氏の「鳥葬」についての話と
シアトルのインディアン居住区でのジャケット撮影中に
インディアンの言い伝えで、白頭鷲が頭の上を回った人には
素晴らしい幸運が訪れるというそのアメリカ国鳥“白頭鷲”が
頭上を回旋していたという話だったと思う。
宇宙一周旅行DVDのナレーションにも登場するこの
白頭鷲のエピソードは、とても印象的だったし、
「わたしのDNAは大奥の女」も「妖怪人間ベム」も
月一コラムは、いつも吉井和哉の様々な引き出しを
魅せてくれるようで、凄く楽しみにしていた。
『時代はどんどんとその速度を増し、現在では
もっともありがたいものではなくなってしまいました。』
淋しい言葉だなあ。

時間だけは長くこの「RomantistTaste」そして
「PurpleSky」をやっている私は、多分時代遅れも
いいところなのだろうな。
でもね、
ねたまぬように あせらぬように
飾った世界に 流されず
好きな誰かを 思いつづける
時代おくれの 女になりたい

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは 無理をせず
人の心を 見つめつづける
時代おくれの 女になりたい 

(参照「時代おくれ」河島英吾歌・阿久悠作詞・森田公一作曲)


と、いうことで(笑)
私は、私なりにこれからもこつこつと
吉井和哉探求道の道なき道を歩いて行こう♪
bridge最新号インタビューで吉井和哉が話していた『「アシッドウーマン」の
4行』が武道館でどう歌われていたのかをずっと考えている。
“太陽が星にかわって君の心を包みます”からの冒頭部分と
“桜吹雪の春の日を繰り返す脳内麻薬”の最後の部分は、
多分、善哉ツアーと同じだと思う。
中間部の4行、
“−−−−−−−BABY
宇宙の身体へ突っ込みたいって
翼を広げて祈るようで
こぼれた明日がみつからない”
この最初の部分が聴きとれない。
『バードローバー』?
流浪の鳥?バンドを流浪する者?
早く完全体を聴きたい!
昨夜のFrom YOSHII KAZUYAで
「急遽、鼻の手術をすることになった」と書かれていて、
案じていたけれど、有賀さんのツイッターの書き込みで、
関係者に問い合わせて大事ではないらしい、
安心するようにと知らせて下さって安堵した。
こうやって直ぐに情報を教えて貰えて感謝です!
それにしても『かまって...』の文字に
笑って仕舞った。
有賀さんの眼にもそう映ってるんですね♪
それでも、「手術」と名のつくものは、
やはり気がかりです。
どうぞ手術が無事行われて
速やかに快癒されますように☆






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