トゥホップステップジャンピングイントゥデス - 2010年06月21日(月) 真夜中の「from YOSHII KAZUYA」で 『次のアルバムの名義がYOSHII LOVINSONだったらどうする?』と 書かれていて驚いた。 “「名前なんてないぜないぜ嘘っぱち」って古臭いね ・・・・・・・ 螺旋状フォーリンフォーリン失った 時をフォーリンフォーリン探そうか ミスティーでリスキーで トゥホップステップジャンピングイントゥデス” 頭の中でこのメロディーが流れ出した。 「音楽と人7月号」のアラバキフェスの記事で 終演直後の吉井が次作について青木優さんに尋ねられて 『「at the BLACK HOLE」より暗いのを作るんで!』と 豪語?していたそうなので、YOSHII LOVINSONという文字自体は、 想定内だった。 けれど名義までYOSHII LOVINSONにしようとは、どういうことだろう。 そもそも、YOSHII LOVINSONというアーティスト名は、 THE YELLOW MONKEYを休止させた(多分当時の本人の意識内では 壊してしまった)一時は、音楽を続ける事さえ出来ないのでは、 とまで思い詰めた吉井和哉が、もう一度音楽に向き合おうとした時、THE YELLOW MONKEYで作詞作曲をし、LIVEを行っていた「吉井和哉」 という名称を直ぐには持ちたくなかったから作り上げた名前 だったのだと思う。 当時は、高級オーディオメーカーのMark Levinsonや ブラックミュージックの大御所Smokey Robinsonをもじったと 本人は説明していて、ああそういうものか、と 素直に納得していたけれども。 YOSHII LOVINSON名義「TALI」シングルでの登場は、 本当に鮮やかだったし、1stアルバム「at the BLACK HOLE」、 「CALL ME」、シングル「トブヨウニ」「BLOWN UP CHILDREN」「HATE」の3曲、2ndアルバム「WHITE ROOM」の曲達は、今でも大好きだ。 シングル「BEAUTIFUL」から「吉井和哉」名義に戻し、 昨年のアルバム「VOLT」と宇宙一周旅行ツアーで ソロとして一つの到達点を迎えた(と私は思う) 吉井和哉は、また新しい事をやりたくなったのかな。 先日、神田で欧風カレーの店「ペルソナ」の看板画像を 載せてくれていたけれど、今朝のこの記事と リンクしているようで興味深かった。 ペルソナ=人が他者と接するときに用いる表層的な人格のこと (ユング派の心理学用語) 自伝「失われた愛を求めて」を読んでから YOSHII LOVINSON期の曲の背景を必要以上に感じてしまって 曲自体を楽しむことが辛かった時期があった。 けれどソロアーティスト吉井和哉の6枚目のアルバムとなる 新作がYOSHII LOVINSONというペルソナを必要とするのなら もっともっとYOSHII LOVINSONについて知りたいし、 新しい曲達がどうやって生み出されて来たのか深く探りたいと思う。 畏れることなど何もない♪ CYCLE OF BIRTH / DR. ECHO-LOGICに参加! - 2010年06月17日(木) サウンドプロデューサー朝本浩文氏のソロ・プロジェクトDr. Echo Logicの2nd ALBUM『CYCLE OF BIRTH』に 吉井和哉「LOVERS ON MAIN STREET」収録! これって10年前に一度出るって発表されたけれど 結局お蔵入りに為ってた曲ですよね。 歌録り直したですって? 「LOVERS ON MAIN STREET」・・・タイトルからして、 物凄く興味深くて、ずっと気に為っていました。 ほんの短い試聴部分を聴いただけでも、 何だかとても懐かしいような切ないメロディーだわ。 作詞作曲吉井和哉でプロデュースが朝本さんなのかしら? それとも共作なのでしょうか。 吉井和哉がTHE YELLOW MONKEYとして一番最初に作った曲が 「LOVERS ON BACK STREET」なのだそうだけれど、 その「裏通りの恋人達」は、ほぼ20年という時を経て、 「表通り」でどのように描かれているのでしょうか。 早く丸ごと聴きたいです。 THE YELLOW MONKEYがパンチドランカーツアー後の 休養期間明けに発表した「バラ色の日々」と 「聖なる海とサンシャイン」で初めてコラボレーションしたのが 朝本浩文さんで、あの時は、THE YELLOW MONKEYに 新風が吹き込んだって本当に新鮮な驚きだったなあ。 吉井和哉ソロLIVEでも披露してくれているけれど、 やっぱり力のある良い曲だと思います。 気が早いけれど、「LOVERS ON MAIN STREET」を この秋のツアーで生で感じてみたいです。 『CYCLE OF BIRTH』発売日は、7月7日。 忘れられない日にちですねえ♪ ロックジェット Vol.40 - 2010年06月12日(土) ロックジェット Vol.40 菊地EMMA英昭の“LET THE MUSIC DO THE TALKING”、 最近は、エマさんのフォトも大変麗しくて、 取材日が先月5月17日だったそうで、 5月2日アラバキ・ロックフェス&5月16日 富士スピードウェイでのJAPAN JAMへの出演について 語って下さっているという事に感激した。 エマさんが『吉井』と呼び捨てにしているだけで 既に嬉しい。 吉井和哉が『どう、エマ大丈夫?』 『やっぱりエマはレスポール似合うよね』なんて言ってたと 目にするだけで、蕩けそうになる(笑) その上、『今現在の吉井と俺の絡むことはタブーでしょ、 それは見ちゃいけないもの(笑)』 それって今の免疫のない若いコ達には、あまりにも 刺激が強すぎるってことですよね? え〜、そこがイイのに〜。 若かりしTHE YELLOW MONKEYの「SUCK OF LIFE」は、 そりゃあ耽美ではあったろうけれど、 私は、年齢を重ねた今のエマさんと吉井和哉の絡みならば、 より妖しくエロくて最高だと思うのだけれどなあ。 出し惜しみしないで魅せて下されば良いのに(笑) ザ・イエロー・モンキーの曲をやることについて、 『……それはそれでザ・イエロー・モンキーを 肌で感じてもらえるひとつの方法かなと、 別にネガティヴなイメージはないです。』 ザ・イエロー・モンキーを知らない人達へも ザ・イエロー・モンキーが生み出した素晴らしい曲達に 触れる機会がある、それって本当に素敵な事だよねえ。 『四分の三だとちょっと、仲間はずれ感があるので、 最高でも二分の一だろうなと思いますけど(爆)』!? そこはやっぱりねえ!(笑) 『彼らが見ていたであろう自分達、 それは見せてあげようとは思いました。』 THE YELLOW MONKEYを聴いて、見て育って来て、 そして今、それぞれ自分達のバンドでステージに 躍り出て来た若いコ達に大いなる存在感を示しつつ、 ドーンと胸を貸してあげるような、 171ページのエマさんに、本当に頼もしい包容力を感じた。 それにつけても 『今日はあまり仰け反ったりしたらダメだよ。 今日のジミー・ペイジはエマなんだから』って生形くんに 釘を刺しちゃうあのお方は、ホントにもう♪
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