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ほぼ毎日更新の日記です。3日分がまとめて表示されます。
日記一覧をクリックすると、月ごとにまとめて読む事も出来ます。
推敲もせずに書き連ねていますので、事実関係に間違いがある可能性もあります。ご了承ください。


2005年01月31日(月) 改心一日目。

おお、一月も終りですな。

昨日の反省を踏まえて、今日は買い物ついでにちょっとお散歩。
今まで行った事のない、「一本向こうの道」を探検してみようかと。
スーパーやデパートが集まっている大きな道が近所にあるのですが、その向こうの裏道までは、私行った事がなかったんですよ、ここに3年も住みながら。
ご近所で、すぐに行けるはずなのに、意外と知らない「一本向こうの道」。
ちょっとワクワクしました。

今日は、ようやく路面の雪や氷が溶けた、比較的暖かい一日。
なので、ちょっと体を動かそう、ということで。風邪気味だったけど。

いや。いやね。
その、向こうの道にある「Markthalle(直訳:市場倉庫)」という看板が前から気になっていて。
なんか、新鮮な食べ物とか売ってんのかな、と、初めて入ってみたら、いやいや、寂れているのなんの。
野菜と果肉とかチーズとかそういう専門のお店が、体育館みたいな中にたくさん集まっているんですけど。
人は、まばらなのよねぇ。冬だからか?
夕方4時過ぎ、聞こえてくるのはホール内にあるビアバーにたむろしているおっちゃんたちの笑い声ばかり。
ふ~ん、たいしたことないわ、むしろなんか暗くて怖い。と、足早にホールを通り抜けたのでした。
ああ。せっかくのお散歩だったのに。
我がご近所は、いけてねぇ(笑)。
それとも、細かく見れば、掘り出し物があったのかしら。

帰ってきてから練習再開したのですが、ここ最近で一番の集中力でした。
やっぱり、外へ出て体を動かさないと、ダメですね(笑)。



2005年01月30日(日) 今日は長文。生活振り返り反省日。

ある友人が日記をブログで書いている、というので、早速読ませてもらった。
2,3ヶ月前に、パリへ渡ってきたばかりの、やはり音楽留学生。
なんだかね。ちょっぴり、嫉妬してしまいましたよ。
ヨーロッパに来て、最初に2,3ヶ月なんて、激動の日々。激動なだけに、刺激もあれば、考えることも多く、毎日が非常に充実している模様。

まあ、私だって、充実してないわけじゃないんだけど・・・なんて思って、ふと、昔の日記を読み返してみたんですわ。
このサイトで読めるのは2002年6月からの日記しかないけど、公開していない昔の手書きの日記とかね。

あらら、ワタクシ。毎日、出歩いております。
午前は語学学校に行き、午後は、食事しに行き、コンサートに行き、映画を見に行き・・・オイオイ、いつ練習しとんじゃい、私。と突っ込みたくなるほど。
受験前だというのに、あの遊びっぷりは、なんだったのでしょう。
体力だけは、あったということか。あれだけ遊んでも、練習できたということか。今の私は、歳をとったということかー!!!

いやいや、出歩こうと思えば、出来るんですよね、きっと。
でも、ね。
優先順位の問題なんですよ。
あの頃は、ドイツに来たばかりで、街を知りたい、言葉を知りたい、文化を知りたい、友達を作りたい、そういう方向に興味が向いていたわけだ。
受験があったにしろ、まずは、この国に慣れなくては、と、必死だったような気がする。

今の私は、とりあえず、とにかく、ピアノなんですよ。
午前中寝過ごしてしまったら、夜のコンサートは諦める、とか
コンサートがある日は、お昼に買い物に出ない、とか
そうやって、練習時間を、一日最低6時間は「しっかり」確保するのが、第一なんです。ま、確保しても、集中力が続かず弾けなかったりすることもあるのですが。
うちは、1時から3時がお昼寝時間で音を出してはいけないので、その間に買い物に行ったりするわけですが、それも、こう寒かったり吹雪いていたりすると体力消耗が激しく、帰ってきて、ドーーッと疲れるので、午後からの練習に差し支えるわけです。

・・・と、書いてはみたものの、自分でも、うわっ、弱っちいー!!と、なんだか情けなくなってきたぞ。
昔だったら、どれだけ疲れても、とりあえず弾いてたよなぁ。
練習の内容が変化して、練習すること自体に、昔以上に知力・体力・集中力を必要とするようになったからか、単に体力低下なのか。
ちょっと、自分を甘やかすのもいいかげんにしないと、ダメかしらね。

でもね。こうやって、家に籠もる効果は、やっぱりあるんですよ。
友達との付き合いを優先にして出歩くと、どうしても、しわ寄せがピアノに来るわけだ。気がつかないうちに。
もちろん、付き合いは大切だし、人と会って刺激をもらうのはとても有意義な事だし、でも、ほどほどにしなくちゃ、なんですよ。
コンサートも、行ったけど全然感動しなった~、なんてのが続くと(ドイツに来た当初と比べると感動する確率が減ってきている。慣れのせいだろうけど寂しい話だ。)、自分で練習してる方がいいや、と、なってくるのですよ。

それに、「時間をかける」ということの必要性を、私はこの数年で身に沁みて感じているのです。
どんなものでも、時間をかけて用意したものは、やっぱり、いいのですよ。
それなりに、自信が持てるものですから。

今年初めの、親族の新年会で私が演奏した直後、ある酔っ払った親戚が「時間かけて積み上げてきたものが、手や頭に宿るんだ」という話をしてきて(その時は、説教されているのか褒められているのかよくわからず、曖昧に返事をしていたのだけど・・笑)、そういうことなんですよ。
だから、とにかく、時間だけはかけよう、と。
せっかく、あと半年は、暇な時間が有り余っているわけですから。

でも、確かに、もっと効率よく、毎日を過ごす事も出来るはず。
逆説的に言えば、時間さえかければいいというモノでもなく。
集中すれば、4時間分の練習が2時間で出来てしまう事もある。
そして、余った時間を、映画やらコンサートやら友人との付き合いやらにまわせるのが一番なのだ。
ただ、「今日はここまででOK」というそのラインをどこにするか、難しいところではあるけれど。

そう考えると、やっぱり、朝は早起きしてさっさと練習をはじめるのが効率がいいのだろう。
・・・やっぱ、しっかりした朝型生活習慣を身につけることが必要ですかね、夜型人間の私としては・・。


ウダウダ書いてきたけれど
今日も、興味のあったコンサートには行かずじまい。
カラ咳が出て、我慢すると吐きそうになる。おお、風邪をひきそうな予感。
こうやって、いろいろ理由をつけて、結局一日が過ぎていくのだ。
ああ、もったいない。



2005年01月29日(土) 今日の無駄遣い

最近、肉を食べていない。
ということで、今日は、唐揚げ。
ビール片手に、唐揚げです


Plusという、安いスーパーでいつも買い物をする。
ここでは、たまに棚やら布団やらテレビやらが売られていたりする。
で、3.99ユーロの小さな絨毯を、買ってしまった。
青とグレーと白、茶などの縞々で、なかなかいい感じなのだ。
寒くてさ。どうしても。ベットの側の床が冷たくてさ。そこに座り込んで最近はパソコン使ってるから、いちいちクッション置くのもめんどくさくてさ。
ということで、今日は快適にこの日記も書いております。
快適ついでに、演奏会日記も書きました。
・・・なので、コンサートのプログラムなどが散らかっております。

安い買い物じゃないかー。それに、小さいから(100㎝×60㎝)邪魔にならないし。
まあ、帰国のときは捨てるか、誰かにあげるかするしかないけれど。
・・・今、100㎝と書いて、本当にこんなに小さくて1メートルもあるのか?と疑わしく、自分の身長と比べてみました。
あああ。ちゃんと、1メートルある・・。・・・私って、小さいのね・・・。



2005年01月28日(金) 冬だから。

スカルラッティのソナタ。
有名な、トッカータに最近取り組んでいる。

連打連打連打!!!!
レレレレレレファファファファファファミミミミミミレレレレレレミミミミミミララララララレシ♭ラソファミファソラレミド♯レレレレレレファファファファファファ・・・・
ええ、こんな曲です。
カッコいいんですけど。譜読みも簡単でいいんですけど。

最近、ラヴェルといい、なんだか連打の訓練ばかりのような気が・・。


寒いんですよ、ベルリン。
この間から、ずっと、雪なんですよ。
今日は食糧不足で、買い物に行かなくては、と思いつつ、ああ、外は雪だよ、寒そーだなー、ウダウダ・・。
今日の晩御飯は、具が玉ねぎだけのクリームパスタでした。せつない。

部屋の中、暖かいんです。ドイツは、スチームのセントラルヒーティングですから、ポカポカなんですよ。天国ですよ。
・・外は、吹雪とまでは行かないけれど、すっごく、すっごく、寒そうなんですよ。この一週間、ずっと、路面ツルツルでしたから。今日も、多分容赦なく凍ってるんですよ。最高気温がマイナス3度とかですから。
出なくて済むものなら、出たくないの、家から。
プチ引き篭もり、万歳。

あああ、冬だねぇ。(この言葉で片付けていい問題なのかはさておき)



2005年01月27日(木) ナウシカ

レッスンで、最近行き詰まっていたクライスレリアーナも、なんとか息を吹き返しましたよ。
今学期あと一回、来週の最後のレッスンには何を持っていこうかな。

疲れて帰ってきて、明日朝から練習するために、ちょっとリラックスしよう、と、映画「風の谷のナウシカ」をDVDで流し始めたら、やっぱり面白くて、ついつい、画面にかぶりつき、「大丈夫、怖くない、テト。」と物真似の練習なんてしつつ、盛り上がっちゃったついでに漫画まで取り出してきて、ちょっとだけ、と読み始めたら、やっぱりあれよあれよと言ううちに夜中の3時半で、ここまで起きちゃったらもういつまで起きてても同じと、もう一度漫画を読み返す私は、翌日朝から練習することなんて、もうすでに諦めており、そしてまた夜型生活が始まるのでした。

ていうか、ナウシカはやばいよ~。



2005年01月26日(水) 私も古株。

久しぶりに、フィルハーモニーに行ってきました。
サン・サーンスのピアノ協奏曲。演奏は、ファジル・サイ。
クラシック奏者、というよりはエンターテイナーの感が強い彼。
決して好きにはなれないけれど、パフォーマンス的なものは、それなりに一流と言えるのだろうな。多分、日本とかだと受けるんだろうなぁ。
まるで、彼のオモチャ箱をひっくり返したような演奏会でございました。

で、後半は、お隣りの室内楽のホールに忍び込み、違うコンサートを聴いてきました。
ベルリンフィルのアカデミー生による、室内楽。
ショスタコのクインテット。
若い、日本人の男の子が、バイオリンで新しく9月から入っていまして、彼の演奏をはじめて聴いたのですが、なかなか新鮮で緊張感があって面白かった。
プロの演奏もいいけど、若者の演奏は刺激になって非常にいい。

演奏会日記はまた改めて。


しかし、月日は流れるものよねぇ。
ついこの間まで、ベルリンフィルにいる日本人といえば、パッと数人の顔が浮かんだもんだけど、そのメンバーも入れ替わっちゃって。
若くて才能のある音楽家たちが、ベルリンへどんどん雪崩れ込んできておりますわ。
私も、もう、古株の一人なのね。

世代交代。
・・・ズシンとくるわ、この言葉・・。



2005年01月25日(火) 今日のショック。

私は、家計簿というモノはつけていない。
なんとなく、今月はこれぐらい使ったかな、という、大まか計算である。

本来、計画性なくお金を使う性質ではないので、外食が続いたり、ちょっと大きな買い物をしたりすると、どうしても罪悪感がわいてくる。
ということで、あまり「無駄遣い」をする方ではなく、意外と絞まり屋だと、自分では思っていた。

で、今日、思い立って、自分が年間いくらお金を使っているのか、調べてみた。
銀行の引き落とし記録、2002年1月からの3年間分。

ああ、お母さん。
私は間違ってました・・・(笑)。

天からお金が降ってくるわけではないのに、自分で稼いだ事がないもんだから、どこかで甘かったんですね。
自分で思っていた以上に、ワタクシ、お金がかかっておりますようです。
そりゃそうだ、バイトも何もせず、親におんぶに抱っこですからね・・。

物価の安いベルリンとはいえ。
月に何度かコンサートに行き、「ささや」でもよく食べ(おごってもらう事が多いのだが)、年に一度は、近くの国へ旅行に行く。
コンクールや講習会のため、長期間、他の国に滞在したりもしてきた。
一時期は、ベルリンとライプツィヒに、二つ寝場所を抱えていた時期もあったのだ。
年に2回、ヘタすると3,4回は、日本に帰国している。
それなりに、いや、かなり、充分に贅沢な3年間である。

もちろん、大学時代に比べれば、節約してます。
服も買わない、飲み会も少ない、家賃も安い、交通費も安い、コンビニがないので自炊だし、ヘタにお金は飛んでは行きません。

それで、年間、この値段。(ここに書くべきか書かざるべきか、ちょっと悩んでいるのだが)
これを、安いと見るか、高いと見るか。

多分、日本の感覚で見れば、かなり安いのだろうと思う。
こうやって書き連ねてみると、私も相当贅沢してきていると思うので、冷静に考えると、この程度で済んでよかったとも言えると思う。
ただ、私の想像よりは高かったので、驚いているのだ。


もし、東京で同じようなレベルの生活をしようと思ったら、多分この2倍はかかるだろう。
帰国後、本気で東京に出たいのならば、かなりの覚悟が必要だ。


は~、皆どうやって生活してんだろ。一人生活するのに年間これだけかかるなんてね。私も、年収一千万とかになるといいなぁ。←無理。
これで結婚とかして子供でも2,3人出来た日にゃ、大変だべ。
ま、相方様に稼いでもらうしかないですけど。

いやー、すいません、もう安易に「東京に住みたい」などと言いません。
しばらくは、富山の実家で堅実に仕事を始めるしかないようです、仕事のコネのない東京でヤバイ橋は渡れないわ、やっぱり。
もう、親のスネも、細くなってるだろうしなぁ・・・(笑)。
ま、というよりも、実際問題、もう親には充分出してもらっただろうと、思ってしまったわけです。大学8年やってるようなもんだからな。私立じゃないだけよかったけど。

うーん、お金お金。・・・とばかり言う人間にはなりたくはないのだが。
独立するって、大変ね。



2005年01月24日(月) 26歳乙女(?)の悩み

すっかり雪景色のベルリン。
寒いわけです。

雪国育ちの私としては、ちょっと雪が降ったからといって、キャーキャー言っちゃいられねぇ、といった感じなのですが、やっぱりチラチラ降ってくる結晶たちに、なんとなくセンチメンタルな気分になったりもするわけで。
吸い込まれそうな空を見上げながら、冷たい冴えた空気を感じるのも、冬の楽しみの一つでしょうか。


そんなわけで、今日も家でピアノを弾いているうちに一日が過ぎてしまいました。
昨日、友人とも言っていたんだけど、朝起きて、ご飯作って食べてちょっと練習して、ちょっと休んで、って繰り返してたら、あっという間にそれだけで一日って終わっちゃうんだよなぁ。贅沢な話だ。

日本で、演奏会を終えたばかりの友人と電話。
演奏会後でテンションが高めの彼と話しているうちに、おのれの無力さを実感してしまった。
どれだけ頑張って練習していても、どれだけ努力していても、今の私は、親のスネをかじっているだけの、ただのピアノが弾ける女であって、一銭もこの身で稼いではいないわけだ。今のところは、まったく、世間様のお役に立っていない、非生産的な人間なわけだ。
どれだけ、いわゆる「手に職がある」状態でも、それをうまく生かせなければ、職も何もないわけであって。
まーったく、役立たずなわけですよ、今の私は。
そんな状態に甘んじている自分が、どうにもならないだけに、なんだか悔しい。
今は勉強の時期なんだ、と言いきかせるけれど、人生いつまでも勉強なんだし、いったい、いつから私は音楽で食べていけるようになるのでしょうか。

努力すれば道は開ける、というけれど、本当かしらね。



2005年01月23日(日) ベルリン女子部

ベルリン女子部発足です。

去年の暮れに、奇妙な縁で仲良くなったベルリン在住の2人の女友達。
もともと、顔見知りではあったのですが、運命ってあるよね的な、ご縁でして。
で、今日、新年明けて初めて、改めてベルリンで飲んだわけです。

で、なんだかもう盛り上がっちゃって、ベルリン女子部(なんだそりゃ)、発足。
餃子作ったりしまっせ。今後の第一弾の活動は。
1月23日、123で覚えやすい縁起のいい発足記念日でございます。

いやー、私としては、今年ベルリンに戻ってきて、初めて、ようやく心から笑い転げた時間でございました。
学校以外で人と会うのも、久しぶりなので(笑)。
やっぱり、いいわ、友達は。
しかも、女友達、最高ーーーー!!

楽しかった~。
「ささや」さん、お邪魔いたしました。



2005年01月21日(金) ゆるりとした一日。

レッスン後の金曜日ってヤツは、あれですね。
気が抜けますね。

仕方ないので、まだほとんど手をつけていない状態のコンツェルトの譜読みばかりしていた本日。
うーむ。ラヴェル、いい曲だ。

実家のパソコンにようやくSkypeを導入。
電話越しに「インストールとは何か」「どこに保存するのか」などなど私が説明しながら。
パソコン音痴の母親が、受話器片手に奮闘して、ようやく。
というのも、Skype、パソコンによってはものすごい文字化けするのですよ。アカウントを作成するときとかに。私自身が導入したときは、Skypeのインストールの仕方を説明しているサイトを見ながら、文字化けしている箇所は何が書いてあるのか照らし合わせて対応したのですが、そんなこと、うちの親が出来るわけありません。
ということで
「ホラ、なんか文字書けるところ4列ぐらいあるでしょ」「えー、なんかヘンな字ばっかりやぜ~」「いいから、そのままそこにパスワード入れて。」「パスワード~?」「なんでもいいから」「あれ、出てこん」「米印になるがんでいいが」「あ、これでいいがけ」「そう、パスワードだから、見えんように隠しとるが」・・・(富山弁なのでご理解いただけない箇所もあるでしょうがご勘弁を)
こんな感じで、なんだかんだと、一時間ぐらい頑張った。
大変だった・・・。
あとは、ヘッドセットの購入を待つばかりです。
はあ、なかなか、前途多難だな、こりゃ。


夜、ビール片手に、「メメント」という映画をDVDで観ました。
つい10分前の記憶がなくなる話。
なので、映画は、時間がさかのぼっていくのです。
酔っ払ってたので、わけわかんね~、と思いながらも、最後は引き込まれて。
結局、特典にあった、「もう一つのメメント」・・・時制通りバージョンまで、観てしまいました。
おもしろいね、これ。



2005年01月20日(木) レッスンじゃ。

朝早く起きて、6時過ぎの電車に乗ってライプツィヒに行って練習するつもりが、結局起きたの8時半~。
起きなきゃ、起きなきゃ、と思いながら寝ていたので、「寝坊してレッスンに行けず必死に言い訳を考えている夢」を見ました。リアルだった・・・。

いやね、ライプツィヒに行く特急電車、基本的に2時間に一本しかないんですよ。
だから、一本逃すと、向こうに着いてから練習する時間、2時間、無駄になるわけだ。だから、毎週木曜は、早起きなのだ。

でも今日は、腹くくって、結局10時過ぎの電車でゆっくり行きましたさ。
だって、外は雨で、暗くて、イヤだったんだもん。(←登校拒否の子供か。)

しかし、こんな余裕があったのも、先週から、かなり練習していたからですよ。
おかげさまで「レッスン当日駆け込み練習」しなくても、先生、上機嫌でしたわよ。
褒められまくったわよ。
帰り際に「この調子で、真面目に練習しなさい。」と言われましたわよ。
ああ、正月、日本で遊んでいた事、お見通しだったのね・・。

この調子で頑張ります。えへ。

寝不足じゃないので、電車の中で、ゆっくりと「モモ」を読んでおりました。いつもなら爆睡するんだけど。
今さらながら、ちょっとだけ、ドイツ語、楽しいかも。
あと半年で帰るというのに、つくづく、今さらだけど。



2005年01月19日(水) 軽く鬱状態か。

大活躍中のIP電話、Skypeですが。
私のパソコンが悪いのか(Win.Me)、ドイツでインストールしたのが悪いのか、なぜか日本語は全て文字化け、ドイツ語でしか文字を入力できない、という状態。
使用言語は日本語に設定したというのに。
まあ、それでも、会話が出来ればいいのです。
チャットも、ローマ字でやればいいんです。
とにかく、大活躍です、Skype。
そろそろ、うちの実家でも、取り入れてくれたかしら(最近連絡をとっていないのだ)。

今日は、しとしと雨が降っていた一日。
今週末は、寒さが戻ってきて、本格的な冬の様相になる模様のドイツ。
どうしても、家に籠もりがちになりますな。

最近、外に出る気にもならず、ベルリンの友人たちとも会わず、ずっと家で練習したりパソコンいじったりしておりまして。
それでも、あっという間に過ぎていく一日に不思議と何の疑問も感じてなかったのだけど、今日、日本の友人とスカイプってて(この言い回しがそのうち流行るのだろう)、ふと気がつきました。
あ、なんだ、私、寂しいんじゃん。
いわゆる、ホームシックだわ。言ってみれば、鬱?もっと言えば、ひきこもりだ(笑)。
積極的に友人たちと会う気にならないのも、日本が恋しいからだろう。

まあ、明日はライプツィヒでレッスンですし、また時間が動き出すことでしょう。

時間といえば、ミヒャエル・エンデの「モモ」を読み返しております。
時間泥棒のお話。時間とは何か(最近私の周辺でこの手の話題が多いな)。
児童向けの小説だけど、やっぱりドイツ語で読むのは大変なのだ。
語学はやっぱり向いていないな、私・・。



2005年01月18日(火) ピアノ弾きの幸福

今日はずっと、モーツァルトに没頭。

どんどんピアノを弾いていくうちに
フッと、力が抜ける時間がやってくる。
音に、意識が集中していく。

そんな時の音は、自分で言うのもなんだが、ダイヤモンドのように、キラキラと輝く。
伸びがよく、抜けがよく、丸みを帯びた響きで包まれていながらも、輪郭がスッキリした、落ち着きのある音。
どんなにf(フォルテ)で弾こうとも、どんなにp(ピアノ)で弾こうとも、輝きは失われない。
柔軟に、色彩と重みを変化させることができる。

よく響く、天井の高い我が家のおかげかもしれない。

弾いていて、幸せだと思う瞬間。
いろんなアイディアが、次々と湧いてきて、止まらない。
こうしよう、ああしよう、この和音はこっちの音を出した方が安定する、この不安な感じをもっと強調しよう、もっと立体的な旋律と伴奏のバランス、ここはどんな音色を求めるのか?・・・。

ピアノで紡ぐ歌。
歌が、止まらない。
楽しい、とかそういうこと以上に、敬虔な気持ちになる。
こんなに美しい音楽が存在する事に、感謝したくなる。

こういう、マニアックな幸せを知っている、ということ。
これが、ピアノをこれまでさせてもらってきたことの一番の収穫なんだと思う。


しかし、モーツァルト、深いですわ。
やればやるほど、ドツボに嵌まることもあれば、浄化され洗練されていくこともある。好みの問題もあるしなぁ・・。
難しい。難しいけど、好きだ。

いや、でも、間に合うのか、7月の試験まで。
3月中頃までに、全曲一通り仕上げて、そのあと一回崩してからもう一度練り上げたいのだが。
コンツェルトもしなくちゃいけないし。
自分なりの完璧を求めれば求めるほど、時間は足りなくなっていくわ・・・。



2005年01月17日(月) ダラダラ。

どうも朝から調子が出ない、眠い、と思ったら、女の子の日のようです。
ピアノも、ほんの1時間弾いた時点で、ギブアップ。
だー、集中できない。

ということで、今日は一日、だらだらすることを、自分に許したのでありました。

ていうか、ダメよねぇ、こんなんじゃ。
たかが生理で(ごめんなさいねぇ、男性の方)、ピアノが弾けなくなるようじゃ、これから先どうするよ。
わかっちゃいるのだが。

そこでみつけた、グッド・タイミングな言葉。
「気分が出ないからと言っては、何事も成就できない。あなたの心は、働き出さねばならないことを知っているに違いない――パール・バック(アメリカ作家)」
・・・だそうな。

わかったよー。明日から、ちゃんとやりますからー・・。
・・・ああ、ちっとも「必死」なんかではない、私なのでした。
3日坊主もいいところだな。

<追記>
ここまで書いてから、急にヤル気に駆られ、一時間ほど練習いたしました。
文章にするって、いろんな効果があるなぁ・・。日記書いててよかった。



2005年01月16日(日) 初ささや

午前中、喉がカラカラに乾くほどの集中力で練習。
弾ききって、ああ、満足。ということで、「ささや」に行こう、と。

お天気もいいし、今年初めて、自転車で行ってみようか、と、暖かいババシャツと厚いタイツ、マフラーぐるぐる巻いて、完全防備。
よっこらよっこら自転車担いで階段を降り、さて、乗ってみたところで気がつく。
・・・またパンクだよ・・。

買ってすぐに直したばっかり!!なのに!!
前回は後輪のパンクでしたが、今回は、前輪から空気が漏れてしまっている模様。
去年、お買い物とかでちょっと乗ってたときは大丈夫だったのに~。
年越し、帰国中、放っておいたら、ご気分を損ねたのでしょうか、我が赤チャリくん。
せっかく、自転車気分だったのに、ガックリ。今日は日曜なので自転車屋さんも開いてないし。
あああー。
電車かよー。
テンション下がりまくり。

ということで、久しぶりの「ささや」、ご主人のわけのわからぬハイ・テンションにも関わらず、私はなんとなくボケ-ッと、鯛を食べ、アン肝を食べ、ばらチラシお子様用を食べたのでした。ていうか食べ過ぎだって。ささやさん、どうもありがとう。


そういえば、このサイトではまだ書いていませんでした。
しかも、去年の年末から、自分の写真をほとんど撮っていない。
ということで、ほとんどの方は、まだご存じないでしょうが、ワタクシ、年末日本に帰る前に、髪を切りました。
かなり、イメージが変わったと思われます。
「ささや」では、賛否両論です。
言うなれば、アニメっぽいです。手塚治の漫画に出てきそうです。もしくは、15歳くらいに見えます。
自分でも、間違ったかしら、と、ちょっとだけ思っています。

こんなの。




(なんか、どっか、いかがわしいサイトへの投稿写真みたいだ・・・。)



2005年01月15日(土) Skype布教。

前々から話には聞いていたんだけど、「Skype」すごいです!!
IP電話、つまりパソコン回線を使っての電話なんですけどね。
yahooのBB-Phoneみたいなのの、パソコンソフト版。
Skypeをインストールしているパソコン同士だと、本当に無料で、むしろ普通の電話よりもクリアに、会話が出来てしまうのです!!
お母さん!!早くインストールして!!
(しかし、BB-PhoneとSkypeとの会話はどうなるんだろう・・・。Skypeからは固定電話に電話をかけるのは有料ですが・・。無料にはならないのか?IP電話同士なのに?いまだ無知な私。誰か教えてください。)

これで、日本とドイツとの距離はなくなったようなもんです。
言ってみれば、電話、繋げっぱなしでもいいんだもん。タダだから。
ワタクシ、ドイツでは、いまだに電話回線を使ってモデムでネットにつなげているのですが、音声だけだったら何の問題もなくいけちゃう。
すごいぜ。
すぐそばに居るみたいに、音声がクリアなのよ!!

MSNの音声チャットとかよりも、多分かなり、音も使い勝手も良いのでしょう。
画期的だわよ。
電話、要らなくなっちゃうよ、こりゃ。
感激!!!!!!


と、興奮しているうちに一日は過ぎ・・・。
でも、朝から3時間、夕方3時間。6時間はしっかり練習したもんね。
風邪だって回復の兆し。まだ夜になると咳は出るけど。

気がかりなのは、今年、まだ「ささや」の皆さんのお顔を見ていないことだ。
体調を考えて、明日か明後日のお昼には、行きますので。遅い新年のご挨拶に。



2005年01月14日(金) 風邪ひいた。

本格的に風邪をひきましたですよ。
東京で、咳が出る風邪ひきさんのお家に泊まったのですが、その症状と一緒。
完璧、うつったなぁ。
しかも睡眠不足で飲みまくり、次の日はまた別の人たちと明け方まで耐久カラオケだったからなぁ。喉から血を吐く勢いで歌ったもんなぁ(笑)。
ベルリンへの飛行機の中、乾燥防止のためにマスクしながら「このまま風邪で寝込みそうだ」と思った通りですよ。
風邪をひく予感も、理由も、充分でございます。

ということで、熱はないものの、咳が止まりません。
経験上、一番よく効くのは「強力アスメトン」というお薬。飲みまくって早く治そう・・。

今日聴きに行く予定だったコンサートも、大事をとってやめました。
そのおかげで、練習が、はかどるはかどる。
いやいや、まあ、よくも昨日レッスンにあの状態で持っていったもんだ、と、しみじみ我が身の大胆さにあきれております。

去年の秋の、コンクールに向けて必死になっていたあの頃。
なんだか、あの頃の集中力や生活のリズムが、とても懐かしいのですよ。
ものすごく大変だったけど、充実していて楽しかったわ、と、今となれば思うわけです。
私ってば、Mかも(笑)。

で、また、あの調子でやってみるか、と。
やっぱり、没頭すると、練習も楽しいのです。
「必死にやる」って、けっこう好きかもしれない、私。
頑張りまっせ。



2005年01月13日(木) 今年最初のレッスン

日本で遊び呆けていたツケが。
久しぶりのレッスン、ああ、自分の「弾けてなさ」にガックリです。
こんなにも顕著に表れるもんかね。
日本では、今思えば、適当な練習しかしなかったし、東京にいたりベルリンに移動したりで4日間は全く弾いていない状況だったし・・。
それにしても、こりゃひどい。
心ここにあらず・・・でしたから。
「良い演奏」へのアンテナが、かなり鈍っていましたから。

ピアノをおざなりにして(決して練習していなかったわけではないのだけど)、他の事を優先してしまうと、あっというまに、こうなってしまうのね。

そして、いかに、ドイツで、レベルの高いことをやっていたか
いかに、うちの先生の要求に食らいついていく事が大事だったか
いかに、「ピアノ第一」の生活が、自分のレベルを押し上げていたのか
よくわかりました。

日本に帰って、チャラチャラと気を抜くと、あっという間にヘタになってしまうのですね。
いつだって、高いレベルを目指さなくてはいけないのですね。
日本で、実家で、「弾けているつもり」になっていた私。
ダメだ~。自分一人では、全然、気がつかないなんて。
レッスンの大切さを、つくづく実感しました。

完全帰国するときの、良い教訓となったわー。
日本に帰国してからも、誰かキビシイ先生を見つけなくちゃ。
地元の先生は、気心が知れすぎていて甘くなっちゃうだろうから、他の新しい先生を。
一ヶ月、いや、二ヶ月に一度で良いから、すごく厳しい先生に見てもらうという目標がないと、一気に今まで積み上げてきたものが崩れる可能性大。
私、まだ一人で完璧を求められるほど成熟していないのだわ。
ああ、反省。

まあ、今回の帰国は「徹底的に遊ぶ・家族と交流する」ことばかり考えていたので仕方ない、とはいえ、こんなにも音楽から心を離す事が容易に出来てしまう自分自身に、ちょっぴりショック。
ドイツにいることの意義が、わかりました。
「他に楽しみがないから、音楽に熱中できる。」
・・・身を持って実感。

取り戻すため、この一週間、頑張ります。



2005年01月12日(水) ベルリン一日目。

時差ぼけ、まっしぐら。
夕方になると、どうしようもなく眠くなってしまって、見事に19時に就寝。起きたのが夜中の1時。
あらあら。まるっきり日本時間の生活じゃないですか。
そう思って無理やりもう一度寝て、只今13日朝の5時近くです。

ベルリンは、思ったよりも暖かい。
異常気象だそうな。

ベルリン第一日は、のんびり過ごしました。
久しぶりに弾く、こっちのピアノ。
弾きにくい。やっぱり、日本のピアノに慣れてしまったからなのか。ただ単にしばらくピアノに触ってなかったからなのか。
どっちにしろ、いろんなピアノで練習するのは、いいことです。
日本のピアノでは聞こえてこなかった和音バランスの調整に、ハマってしまった今日一日。
やっぱり、ピアノ、好きなんだなぁ、自分。と、思ってしまうような集中力でした。
(眠くなってしまって、長くは続かなかったのだが)

実家から電話。
私と滞在していた友人がいなくなって、家の中が静かだという。
寂しいんだろうな。
うちの犬なんて、(多分)寂しさによるストレスで、お腹を下したそうな。ホントかよ、と思うけど、うちのチロならあり得る・・。お腹の弱い子なのだ。そして場の雰囲気に敏感な子なのだ。
まあ、チロ自身が寂しい、というよりも、母や祖母や父の「寂しい感情」を感じて影響されている、という方が正しい気がするが。
・・・そんな話を聞くと、帰ってあげたくなってくる。
弟が仕事でほとんど家に帰らない状況の我が実家、大人3人で、ほぼ無言で夕食を食べているのを想像すると、せつなくなる。
正月から、笑い声が絶えなかったことを考えると、そりゃ相当寂しい事だろう。
母など、家族のためだけに生きているような人である。
まあ、子離れしてくれ、というような話ではなく、ただとにかく、我が家は一般的に見て多分ちょっとおかしいくらい仲が良いので、私もこんなに実家が気になるわけだ。

あと半年よ。半年したら戻りますから、元気でやってくれよ。



2005年01月11日(火) ベルリンに戻り。

ベルリンに戻ってまいりました。

久しぶりの、機内食に「うへぇ~、マズイ」と辟易。
日本で美味しいものばかり食べていたせいで、味覚が敏感になっていたようです。
スカンジナビア航空の、ご飯モノのまずさは、ピカイチ。炊き方が間違ってるんじゃないでしょうか。ベタベタのご飯と、独特の味付け、どうしても食べられませんでした。ああ。食べ物を粗末にしてごめんなさい。
そして、それを見越してあらかじめ買っておいたコンビニおにぎりを、お腹がすいた頃におもむろに取り出して食べた直後に、機内乗務員さんがおにぎりとサンドイッチを手に周ってきました。参りました。食べなきゃ良かった。

前日のサウナの、揉み返し、ならぬ、サウナ返しか、とにかく身体中が重くて、眠くて、飛行機の中でこんなにぐっすりと寝たのは初めてというくらい、よく寝ました。
しかし、「サウナ返し」なんて、本当にあるのか・・・?

ベルリンに着きまして。
久しぶりの、ガス入り水に「うへぇ~、マズイ」と、富山の麗しい水を懐かしく思い、
久しぶりの、「バスの中、日本人一人」という状況に、「こりゃ、自立したくなくてもせざるを得ないわ」と、ここ3週間の日本生活を非常に恵まれたものと感じたのでした。

さてと。
頑張りますか。



2005年01月10日(月) 温泉!!

後楽園のラクーアに、行ってきたよ!!
ラクーアとは、温泉です。スパです。東京のど真ん中にある温泉。
超・気持ちよかったー!!!

すごいのよ、設備が。
露天風呂はもちろん、男女共用エリア(専用のウェアを着るのです)のサウナとか、仮眠できるところとか。広々していて清潔で贅沢で。
脱衣所のロッカーの鍵なんて、電子センサーでピッ、よ。その電子キーで館内の自動販売機もレストランも何でも精算できちゃうのよ。お金持ち歩く必要ないのよ。
一つ一つにテレビが付いたリラックスチェアとかもあって、毛布まで用意されていて、寝てくださいといわんばかり。こりゃもう、何時間でも居てしまいそうな、くつろぎ空間ですわよ。
ビックリしたわ。東京にこんなところがあるなんて。
まあ、専用ウェアやタオルのレンタル料も含めて全部で3千円ちょっとと、最初はたかが温泉でこの値段はないだろうと思ったけど、実際はかなりお得な印象。今は時間制限がないらしいので、何時間いてもいいんだもん。こりゃ、何度も温泉入っちゃうよ。湯当たりしたら、リラックスルームで寝ちゃうよ。
とにかく、よかったですわ。大満足。

今日はお昼に美味しいラーメンも食べたし、後楽園遊園地の目玉であるサンダー・ドルフィン(ジェットコースター)にも乗ったし(これもすごかった。足ガクガク。笑いが止まらんかった。だって、落下角度最高80度だよ。ほぼ直角・・)、温泉の後は焼肉。
ああ、日本最後の一日は、こんなに素晴らしかったわ。

明日、ドイツに戻ります。
遊ぶのも、今日まで。




2005年01月09日(日) 素敵な東京。

長らくご無沙汰でした。
富山でのお正月、あっという間に過ぎてしまって、今、東京にいます。

富山では
今月結納を交わすという高校時代の先輩に会ったり
友人とスケートに行ったり
プラネタリウムに行ったり
古本屋さんに行ったり
「ハウルの動く城」を観に行ったり
カラオケしたり
家族でしゃぶしゃぶ・すき焼きを食べに行ったり
毎晩、こたつで家族団欒したり
チロの散歩に行ったり
寿司を食べたり
中華のいいお店を発見したり

とにかく、毎日大笑いしながら、怒涛のごとく過ぎた年明け一週目でございました。

結局、親族の新年会も8日に開催されて、ショパンのノクターンと黒鍵を弾いてきたし。
いやいや、充実していたわ。


さて。
8日午後に東京に出てきまして、まずは陶芸家の友人の家で一泊。
そして9日お昼には、とうとうお会いしてしまいました、SAKRA.JPの、坂下日本/香港さんと、山口フォトさん、そして彼らと知り合うきっかけとなったキーパーソンである、私のサイトを見つけてくれたオダギリさん。
相当楽しかったー!!
やっぱり、パワーのある女性たちと会うのは気持ちがいい。
いい感じに肩の力が抜けて、自分の好きなことを自分のペースで大切にしていくその3人それぞれの心地よいスタンスに、私もくつろいでしまいました。
もう時間が経つのがあっという間。
初対面なのに、ずいぶん図々しい発言をしまくってしまいましたが、失礼しました、お三方。
またぜひぜひ会いたいです。

そして、夕食には、ベルリンから去年完全帰国したT君とその彼女、そしてT君の大学時代の友人たちというカップルに会いまして。
この、お友達が、非常に面白かった。
思考がぶっ飛んでいて(笑)、でも冴えていて、話していて飽きることがない。すげぇ男&その彼女でございます。
いいなぁ。

今日一日で、新しく総勢5人もの素敵な魅力ある方々と知り合うことができたなんて、なんて素晴らしい日だったんでしょう!!
これだから人生っておもしろい。

・・・やっぱり、日本はいいわ。
早く完全帰国したいもんだ(笑)。



2005年01月01日(土) 正月。

明けましておめでとうございます。

正月ですなぁ。
年賀状、自分では一通も書いてもいないくせに、自分宛の物が少ないと、なんとなくがっかりしてしまう自分勝手な私です。
風流な制度なんだけどなぁ、この年賀状って。
なにしろ、書くのはめんどくさくて(笑)。
来年、時間が出来るようなら、また書こうかな。

初詣に行ってきました。
おみくじ。
今年も、大吉でございました!
万事良し、だそうな。
学業、今のまま励め、と。縁談、多くて困るかも、とか(期待しとこう)。
良いことづくしで、かえって怖くなってしまったよ・・。

今年は、なんていうか、のびのびと生きようと思っています。
最後のドイツだし。「~しなくちゃ」というよりも、心のままに、やりたいことをやろうかと。
最近は、ピアノの練習も、本当に心から楽しいと思うことが多いので、よい傾向だと自分でも思うし。舞台での演奏も、のびのびと出来るようになるといいな、と思います。
無理せず、焦らず、マイペースで気持ちよく。
これが、今年の目標。
(ああ・・なんてババくさいんでしょう・・。心身ともに、20代後半、落ち着いてきているのかしら)


ご近所の幼馴染のおうちにも、ご挨拶に行ってきました。
男3人兄弟、それぞれが奥さん(と子供)を連れて里帰りしていて、久しぶりの大家族の雰囲気に、私まで楽しくなってしまった。
男兄弟って、いいよねぇ。うらやましい。
我が家も、近い将来、家族が増えていくのでしょうけど、こうやって、毎年顔を合わせてワイワイ言える、仲の良い家族でありたいものです。


そんな正月気分に浮かれている私ですが
魚介類を食べ過ぎて、あたってしまったらしい・・。
数日前から続く、倦怠感やお腹の不快感の原因は、ああ、新鮮な海の幸を連日食べ過ぎたことにあったのか。
顔に、ブツブツと出てきた湿疹を見て、ようやくそれに気がついた私は、かなり鈍感なのでしょうね・・。
こんなに顔にブツブツのある状態は、生涯で初めてです。ああ。早く治ってくれー。


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