急に、自分がいらんもんみたいに見えたりすることない?
誰も自分のこと必要としてへんねやって、閃いたりせえへん?
自分の無能さに泣くんは、
これで何度目やろ?
あかん、もうあかん。
どうしたらここから、いなくなれる?
どうしたらもっかい、空飛べる?
なんでよ、とか。
ひどいわ、とか。
冷たいねん、とか。
あたしのことなんかどうでもええんやわ、とか。
そんなんばっかり考えてまう。
人のせいにばっかりしてまう。
こんなあたし、あかんわ。
あたしはどんどん痩せてもてさぁ。
ぴったりやった指輪も、がっそがそになってもて。
せやし、落としたんも気づかんかったけど。
それを渡してくれるために、学校に持ってきてくれて。
会うまでずっと指にはめててくれたなんて。
ちょっと、いや、かなり、嬉しいやん?
大事にしようて思たわ。
いっつもいっつもそばにおったから。
気付かんかったけど。
そばにおらんくなって初めて気が付いてん。
あんたがおらんと、あたしはあかん。
せやけどさ。
『同じ空の下に生きてる』
あんたがそう言うたから。
もうちょっとだけ、一人で頑張ってみようと思うねん。
今更やけど、あたしはあんたが大好きや!
このエール、届けばええな。
ほんまにいっぱい好きやねん。
いっぱいのはじめての想い出が、
あんたとやって、ほんまにほんまに嬉しいねん。
いっつもな、好きやでって言うたら、
『知ってる(笑)』って言うけどさ、
あんましわかってへんと思うねん。
あたしがどんだけ好きやなんて、ほんまは知らんと思うねん。
時々は、拗ねるか知らんけど。
それはあんたが好きやからで、
嫌いやったら『さよなら』で終わりなんやで。
せやからさ。
これからもいっぱい思い知らせたるし。
覚悟しときぃや、なんて思ってるん。
・・・内緒やけど。
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