決して、短くはありません。
確かに、貴女は、生きてきたんです。
2004年03月30日(火) |
いなくなってしまうの? |
もう、触れることが出来ないの?
もう、何かを感じることはないの?
もう、ココロはここに、ないの?
聞きたくなかった。
感じたくなかった。
そんなこと、
今更だった。
2004年03月28日(日) |
シアワセってなぁに? |
キミ
と
ボク
が
いるから
シアワセ?
身体がいまここに、なくても?
なんだか全て、忘れてしまうね。
夢の中で見た幸せなことも、
全て夢の中に置いてきてしまう。
それどころか、自分の、心さえも。
夢なんて見れない。
何処にも、居場所なんてない。
死せるままに、
僕達は、
崖っぷちに立って、
乾いた夢を掴もうとしていた。
項からのラインを、
舌でなぞれば、
雅な音色が、鳴り響く。
キミの涙を雪に変えよう。
キミの悲しみを喜びに変えよう。
いつでもボクは、
キミが輝けるソラになろう。
この紐を引きさえすれば、
キミを、
食べてしまえること、知っていた?
頭蓋骨を電動鋸で綺麗に斬って、
缶詰の蓋を開けるようにして、
この脳味噌を撒布したなら、
少しだけでも、
私の想いが伝わるのかも、しれない。
アナタが笑うから、
私も笑えるんだということ。
たとえ、それが、地獄の底だとしても。
誰かが、噂を?
・・・いい噂だといいんだけど。
不愉快に冷たい壁に凭れる。 身体を嫌な体液が伝った。 生きている意味なんかなかった。 誰とも知らない男から排出された汚物にも似た体液が、もう少しで乾いて身体に張り付くだろう。 それでも、身動ぎひとつ取ることさえ億劫で、そのまま眠りに落ちたかった。 疲れ切ってしまえば、世界を遮断できる。 その為なら、普段は天よりも高く在り続けるプライドでさえ、チンケなものに感じた。 今夜の相手の姿は既に見当たらない。 金だけは死んでも貰いたくなかった。 肉体を売っているわけではない。 飽く迄、相手を世界を遮断するための道具として『使ってやっている』のであって、相手の性的欲求を満たすために自分が『使われた』のではないからだ。 この腐敗しきった世界の在り様が、異様に無様で笑えてくる。 きっと誰かが操り糸で遊んでいるだけなんだと感じる。 実際、その通りかもしれない。 しかし、それは知ったことではなかった。 不意に、切り刻まれたい衝動に駆られる。 死にたいのではなく、殺されたいと願う。 そんなちっぽけな望みさえ叶えられない神とやらを呪う気も失せた。 負の感情を維持し続ける方が疲れた。 何でこんなに、覇気に欠けるのだろう。 そんな時ちらつく、あいつの影。 そうか、あいつから逃げたかったのか? 知った口ぶりで『愛』とやらを語るあいつから。 あいつといると、窒息しそうで気が狂う。 優しく、優しく、『愛』と言う真綿で口を塞がれ、首を絞められる。 死んでしまう。 違う。 死にたいのではない。 殺されたいんだ。 残酷に見下され、蔑まれ、あらん限りの力で身体をぶった切って転がして欲しい。 それが、望みだ。 『愛』なんていらない。 そんなもののために生まれたのでも、生きてきたのでもない。 血に塗れるだけが、生き様だった。 だから、こうして、あいつを裏切り続ける。 そうしなければ、心の傷が治癒してしまう。 自分で刻んで、常に鮮血を見ていなければ気がすまない。 そんな自分が滑稽でまた笑えた。 ざまぁみろ。 おまえが言う『愛』なんざ、こんなもんなんだ。 ざまぁみろ。 自分を貶めることでしか、相手を傷つける方法を知らない。 くだらない、何もかも。 中に出された体液が、自嘲で使った腹筋の蠕動で外へと零れる。 気持ち悪い。 疲れた。 そろそろ世界を遮断しよう。 あばよ、今を生きるくだらなくも愛しい生き物たち。 闇へ落ちるこの一瞬だけは、おまえをも愛せそうだ。 尤も、そんな刹那の愛情を、おまえは偽モノだというのだろうけれど。
2004年03月18日(木) |
巡り会わせと時の運。 |
いつからでしょう。
想う事を止めてしまった私は、
まるで空蝉のような身体を抱いて、
流し、流され生きていました。
今少し、彼方を想う。
彼方を見据え、安らかな眠りを。
拳を握り、
笑顔で、
嘘を吐いた。
それがイイコトだとは、
思わなかった。
2004年03月15日(月) |
吹き荒ぶ風の行く先。 |
指先をすり抜ける風。
感じることが出来ない。
この風は何処へ?
ここで渦巻くだけなら、
消滅したいと思った。
今日から、アナタと。
この家に、ヒトは居付かないのかもね。
アナタを想うが故、
抱きしめないコトを、
愛情だと思いたい。
これは、エゴです。
ただ、流れる雲を追いかける。
空を見てた。
この空のどこかに、
あそこへ続く夢を見た。
2004年03月11日(木) |
アナタの言い分、ワタシの気持ち。 |
アナタが『親友だ』って言うなら、
従うしかない。
ワタシは、アナタを好きだけど。
結局、アナタを好きなワタシの負けよね。
遠い日の約束。
あの時は救えなかった。
だから、今度こそ。
お前を斬ることになろうとも、
約束は違えない、絶対に。
アレは、忘れもしない雨の日。
傷を濡らしながら、
それでも前を見て歩いた。
泣いてる暇なんて、なかった。
見てごらん?
ココにもあるんだよ。
ほら、シアワセのカタチ。
アナタのことが気にならなかったなんてウソ。
遠くで頑張ってるだろうって、
信じてただけ。
だから、
今日来た便りが、
純粋に、嬉しかったんだよ。
もっと近付きたいと思えば、
離れ、
もう近付かないでと思えば、
密接な距離をとってくる。
もう、やめていただきたい。
失くしたのは、
身体じゃなくて。
失くしたのは、
心じゃなくて。
失くしたのは、
過去じゃなくて。
僕等が失くしたのは、
きっと、未来だ。
2004年03月04日(木) |
届きそうで届かないのは。 |
堕ちる音を聞いた。
それは錯覚なのかも。
それでも。
羽根が捥げて、
地面に叩きつけられる、
そんな、
地獄のような大地に堕ちる、音を。
見えて、
触れて、
感じられるものだけが、
全てでしょうか?
殺せないなら、殺されたいと望むのは、
罪ですか?
翼が欲しかったんじゃない。
空を飛びたいとは思わない。
ただ。
背負ったものの重さに、
潰されないと信じていた。
2004年03月01日(月) |
締め付けられる胸の奥。 |
まるで心の奥を覗いたように。
触れたこっちの心の奥が、
締め付けられたようにざわめいて、
痛んだ。
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