◎ 手首についた傷。 ◎

猫に引っかかれたみたいな傷。
初めての、手首の傷。

それを隠す為に、今日は長袖を着て学校に行った。
腕の傷は、そんなに見る人はいないだろうと思って諦めてたけど。
どうせ、腕はもううっすらと線が残っている程度だし。
幾分目立つ傷は、物を書いたりしていれば丁度伏せられる位置だし。

何事もなく全部授業を受けた。
昨日の夜は上手く寝付けなかったから、朝は散々休もうかと思ってたけど。
取りあえず、人並みのことは終えた。
なのに、最後の最後で「皆と一緒」じゃなくなった。

保健室に呼び出された。
入学後すぐにあった健康診断のアンケートに、うつ病と社会適合障害、不眠症が連なっていたのが問題らしい。

「いつでも力になるから」
最終的にそう言われて、保健室を後にした。
でも。力って…何だ?

出席状況が悪くて単位を落としても、うつは言い訳にもならない。
結局は皆と同じことをこなさなくちゃいけなくて、アドバイザーは答えはくれないものだということも学んだ。
独りで悩まないで、と言われたけれど、最終的には自分で考えなきゃいけないんでしょう?

…あれ。何か、自分でも何言ってんのか分からなくなってきた。
要は…保健室のセンセをどこまで頼って良いのかが分からない、って感じなんだろうか…。

   − 2006年06月28日(水) −

◎ 酔わない。 ◎

お酒に。

大学に入ってから
新歓コンパでカクテルとチューハイを各ジョッキ一杯ずつ飲んで
クラス会でカクテル一杯、チューハイをジョッキで三杯飲んだ。
それ以前はお酒なんて飲んだことなかったのに、何か酔わない。
慣れてない筈なのに。一時でも良い気分になりたいのに。
やっぱり焼酎とかが良いのかな、とふと思ったり。

今日は初めて、自腹でカンのチューハイを買いました。
流石に炭酸には段々と慣れてきました。
…そういえば、私、普通に一人でお酒買えたんだ。
外見がやたら幼いと言われるので無理かと思ってた…。
まぁ、今思い出したんだけど。買う時には完全に忘れてた(笑
そして今、これを書きながら飲んでたり。…苦(ぇ
メーカーによって、何か味が違いますよね…。
前に先輩が買ってきてくれたチューハイは美味しかったのになぁ…。

…これで薬飲んだらどーなるんだろ(ヤメ

   − 2006年06月25日(日) −

◎  ◎

貴方の笑顔
腸が煮えくり返りそうなくらい嫌いなの。

自意識過剰
いい加減にしてくれない?私は三歩先に行ってる。

自己正当化
それで納得してるのは貴方だけ。周りを見渡してごらんなさいな。

どう蹴落としてやろうか
どう踏み躙ってやろうか
泣き顔なんて見飽きたわ
もう何も要らないでしょう?
これだけ私から奪ったんだから

甘美な誘惑に背中を押され
今宵も私は笑みを浮かべる
貴方が私を信じきる、その瞬間まで。

   − 2006年06月07日(水) −

◎ 怖いくらいに調子が良い。 ◎

今日でまた、一週間のうちで学校に通うべき期間が終わったわけですが。
今のところ、二週間連続で無遅刻無欠席です。

おかしなくらいに、どんなに疲れていても朝ちゃんと起きられる。
不安になるくらいに、与えられた仕事を淡々とこなせる。
本当に、先週の診察を受ける前のことが嘘だったかのように。

布団の中で自分の不甲斐なさを責めることもなければ
綺麗に光る包丁で、腕に傷を付けることもない。

新しく増えた、薬のおかげ?
今までの生活と変わったことと言えば、それぐらいしか思いつかない。
どうして?今まで、薬の効果を感じたことなんて一度もなかったのに。
凄い。凄すぎて、怖い。
もしもまた、またあの頃に戻ってしまったら…って思うと。

だから、今のうちに出来ることはやっておこう。
もしも戻ってしまっても、罪が軽くなるように。

そう心に決めて、今の私はカッターより先にシャーペンを握る。
この手が止まる前に、少しでも前に進んでおこうと、必死に。

   − 2006年06月02日(金) −

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