監督:スティーブン・ケイ 出演:バリー・ワトソン エミリー・デシャネル スカイ・マッコール・バートシアク、他 オススメ度:☆☆−
【あらすじ】 幼い頃、クローゼットの奥から現れた謎の化け物「ブギーマン」に父をさらわらるシーンを目撃したティム。だが周囲はそれはティムの妄想で、父親は失踪したのだと言われ続けて来た。15年後、成長したティムは過去のトラウマに悩むものの仕事も恋愛も順風満帆。婚約者の家で感謝祭を過ごす予定でいた。ところが母の急死の報が入り、久しぶりに呪わしい実家に足を踏み入れる事になったのだ。
【感想】 サム・ライミ監督が立ち上げたホラー専門レーベル「ゴーストハウス・ピクチャーズ」製作の作品。 タイトルの「ブギーマン」というのは、欧米諸国で一般的に「子供をさらう謎の化け物」の総称のようなモノで、親が子供を叱る時などに「いい子にしてないと、ブギーマンにさらわれちゃうぞ!」みたいに使うようです。
何度も書いてますが、そもそもホラーは苦手なので評価は低いです!(きっぱり) それにしても何でしょうなぁ・・・得意・苦手を抜きにしても、この映画はダメなんじゃないっすか?(^-^;
根本的に「怖くない」です。 「ババーン!」みたいな効果音と共に脅かすような映像がバッと出てくるだけで、心理的にゾクゾクするようなモノはほとんどありませんでしたね。 ちなみに恐怖映像のほとんどが、主人公ティムの「妄想映像」です。映画後半になるとブギーマンの姿をキッチリ見せてくれるんですが、それも大した事はありません。
映画を見てて辻褄が合ってんだかよく判らなくてですね、特に「謎の少女」との掛け合い部分が「?」連発でした。 謎の少女と共にある空家に不法侵入するんですが、ティムが「ここに来た事がある!」みたいに言うんですよ。 え?そんな前振りあったっけ?と頭がグルグルするんですが、特にその家とそこで起こったであろう出来事に関して説明がある訳もなく、どうやらこのシーンはクライマックスの「ブギーマンとの対決方法」のHOW TOを見せるだけの役割しかなかったよーです。正直言って意味ないですね。ムダです。しかも怖くも何ともないし(苦笑)
思い切って「ブギーマンの正体」をココで明かしたいと思います! ほとんどの方が映画途中で判ってしまう正体なので、特にネタバレだとは思いませんが、一応文字隠しましょう。 ブギーマンの正体、それは・・・(知りたいヤツは【】内を反転)
【 ドラえもん 】
・・・ネタじゃないって。本当だってば。(^-^; だって映画見終わってから、友達全員が口を揃えて言ったもん。 「ヤツ」は世界的にも認知度が高いから、きっと欧米の方が見てもかなりの確率で同意してくれるハズですよ!
まあそんな訳で、どーでもいいですね。←投げやり ちなみにティムは「ブギーマンは必ずクローゼットの中から出てくる!」と固く信じていたようですが、どーやらバスタブも危険地帯だったらしいです。 結局クローゼットを封印しても全く意味なかったですね。そして彼女の行方が気になるトコロです(笑)
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