ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2004年05月31日(月) パーティ★モンスター

監督:フェントン・ベイリー
出演:マコーレー・カルキン
    セス・グリーン
    クロエ・セヴィニー、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
アメリカ中西部からNYにやって来たマイケルは、派手な格好で遊び歩く男・ジェームズに偶然出会い、彼からディスコ・クラブシーンのいろはを教えられたマイケルは独創的なアイディアでめきめきと頭角を現し、次々とパーティー・プロデュースを手がけてたちまち時代の寵児となった。
奇天烈な衣装やメイクで夜毎クラブシーンを賑わす彼らを「クラブキッズ」と呼んでマスコミも取り上げ、「にわかセレブ」の一員になったものの、孤独で愛に飢えるマイケルは、手の施しようのないほどドラッグにまみれていったのだった・・・


【感想】
「ホーム・アローン」でドル箱子役として一世を風靡したものの、その後ゴシップまみれでいつのまにか映画界から姿を消してしまった気の毒な俳優(いきなり無茶苦茶言ってるか?苦笑)マコーレー・カルキン君の最新主演作ですぜー!
実に9年振りの映画出演なんだそーですよ。そしてマコーレー君は現在22歳・・・いやはやキャリア長いっすね(^-^;

本作はジェイムス・セント・ジェイムス氏の著書「ディスコ殺人事件」を下敷きに作られた「実話」の映画化。
この原作者ジェイムスが、映画中でマイケルにクラブシーンのいろはを教える「ジェームス」なのだそーだ。現実に1996年にこの映画の主人公マイケル・アリグはドラッグの売人を殺害して、現在も服役中なんだそーです。

さて前振りが長くなりましたが本作。
ぴよは「クラブキッズ」の存在は知らなかったけれど、映画中に流れるナンバーはどれもこれも懐かしくて涙モノ!
ジェームスが「クラブキッズ」の先駆け的存在として、あちこちでレクチャーするシーンが出て来るんだけど、マイケルの恋人でDJのキオキに語るくだり・・・「曲に困ったらテクノをチョイスすればオシャレだ」とか「マドンナはオールマイティーに使える」とか、そーいう感覚すっごく懐かしいんだよねー!!

80年代〜90年代初頭のNYクラブシーンがこの映画の舞台になってるんだけど、それってモロにぴよの「夜遊び時代」と被ってるんだよな・・・って、ちょっと調べたらマイケルってぴよとほとんど同世代だったし(年バレバレやんか。涙)
田舎から大都会NYに出てきた孤独なマイケルが、「カッコいいエセ・セレブ」に憧れてどんどん吸収してスターダムにのし上がって行く様子は、この時代を知っている人にはすんなりと溶け込めるだろうし、またこの時代を象徴しているとも思う。

また、この映画に登場するマイケルもジェームスも子供時代はいじめられっこで、いじめに対して積極的に自分から拒否や働きかけが出来ない少年だったというのも頷ける。
実際に、ぴよが子供の頃にいじめられっこだった子達・・・ちょっと夜遊びしたい年齢になったこの時代に久し振りに会ったら、みんな恐ろしい程積極的になってて「アンタ誰?」状態に変貌してて、かなり驚いた記憶がまざまざと蘇りましたわ。

映画の主役はマコーレー君演じるマイケルのハズなんですが、ぴよはセス・グリーンが演じたジェームスのキャラ・・・もっと言えばセスの方が、断然役にハマってて良かったと思ったわ。彼のちょとした仕草や目線の動き、それから衣装やメイクも「あの時代」をすごく丁寧に見せてくれてて、マコーレー君は正直霞んじゃいましたネ(^-^;

作りも展開も超B級で、言っちゃ〜何だが「どーって事ない作品」の1つだとは思うんだけど、
ぴよと同世代〜もうちょっと上の方々が見たら、かなり懐かしかったり楽しかったり同調出来るんじゃないかと思うの。
「この時代」を知ってて、尚且つ楽しんだ人には間違いなくオススメ出来る作品ですが・・・

この時代を知らない、知ってるけど関係なかった、この時代には既に落ち着いちゃってた世代の方が見たら、まるで訳の判らないつまんない作品って事になっちゃうのかなぁ?
ぴよは結構楽しめたけどネ・・・この作品は個人的な思い入れがあるかないかで評価が分かれると思いますわ。はい。







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2004年05月28日(金) 海猿 UMIZARU

監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明
    加藤あい
    藤竜也、他
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
海難事故の人命救助の為に危険を冒して海の底に向かう「潜水士」――海上保安官の1%しかなれないという海難救助のエキスパートになる為に、全国から選りすぐられた14名の保安官が50日間の過酷な研修に臨むのだ。
潜水士は「バディ」と呼ばれる相棒と常に2人1組で行動するのだが、研修生の中でもダイブマスターのライセンスを持つ最有望株・仙崎のバディは劣等生の工藤だった。研修で常に仙崎の足をひっぱる工藤だったが、次第に2人には分かち難い絆が生まれて行ったのだ。そんな矢先に事件は起こった・・・


【感想】
佐藤秀峰氏の同名人気コミックスの映画化。
監督は「踊る大捜査線 THE MOVIE」のの助監督として参加していた羽住英一郎氏、スタッフもまるまる「踊る〜」のメンバーを抱え込んで撮影されたよーで、要するにCX(フジTV)系丸抱えの鳴り物入り一作というトコロでしょうか。

海難事故があると、TVニュースの映像で海上保安庁の巡視艇から次々と潜水隊が潜ったり何か引き上げてたりする映像を見かけますが、それが「潜水士」と呼ばれている事も、海上保安庁の中でも選りすぐりのエリートだという事も、この映画を見て初めて知りましたわ。
ぴよみたいな世間知らずのおバカが、こんな職業があるんだという事を勉強出来るだけでもめっけもんの作品?

潜水士になる為の研修の様子が、物凄いリアルなんですわ!
それもこれも、原作が「海上保安官の認知度を高めてくれた」という事で長官賞を受賞しているそーで、映画撮影に際して海上保安庁の全面バックアップが実現した事が1番の要因でしょう。「潜水士」の研修に使用している海上保安大学校でのロケや、実際に利用されている巡視船やヘリコプターを出動させてもらう等の異例の協力が得られた事により、リアルで生々しい映像が撮れたんだそーです。

ただ「潜水士」の職業紹介してんぢゃー映画として破綻しちゃいますので、そこに研修生達の人間ドラマと主人公・仙崎の恋愛も絡めて爽やかな若者青春群像劇にして行きましょう、という趣向です。
ま、恋愛モノに関しては・・・たぶんヤローばっかりの職場の話だから花がなきゃいかんだろう、という配慮ですな。

てな訳で、恋愛部分に関わって来る加藤あいちゃんは大根です(こらこら)
もっとも芸達者なのは研修所の教官を演じた藤竜也と海上保安庁のお偉方を演じた面々くらいしかいないので、加藤あいちゃんを責めるのは酷というモノでしょう(苦笑)
研修生達も若手から無名の役者を取り揃えているので(工藤役の伊藤敦史は独特のキャラを持っていますが)、それ程演技がどうのこうのという程の目に付くものはありませんでしたが・・・加藤あいちゃんの演技は鼻に付いたな(^-^;

正直言うと、ありがちなドラマを時にユーモア交じりに、時にシリアスに繋いで見せているだけ・・・フジTVの火曜か水曜辺りのドラマ枠でやりそうなネタなんですが、意外にハマってる自分がいるから驚きなんですわ!!

本筋のネタが「男の友情と人間の成長」という、オーソドックスでありながらイマドキ余りに臭過ぎて誰も手を出さないネタを、今これだけ堂々と見せてくれる作品も珍しいという事も1つの理由だと思うし、やっぱり海上保安庁の全面協力を得られたリアリティのある映像、そして見ていてひしひしと感じるこの映画に賭ける製作者達の熱意ネ。
映画撮影に際し、出演者達は映画の中と同じようにみんなで合宿状態で撮影に臨んだそーで、それが映像の中で生きていて非常に映画作りに対する団結と結束を感じられるモノになっていました。

「ここで観客を泣かせたるぅ〜」「ここで観客を笑わせたるぅ〜」という意図ミエミエのかなりあざとい展開てんこ盛りなのに、いつの間にかすっかり製作者の思惑通りに乗せられて思わず涙ぐんでる自分が悔しくてたまらないわよっ!!
(どーにもこーにもひねくれ者ですいませんねぇ。苦笑)

すっごくベタな作りだけど、王道ド真ん中直球ストライクだからこそ伝わる感動も絶対にある。
最近の邦画はやたらと映像に凝ったりヒネり過ぎたりするモノが話題になりがちだけど、真摯に人の心に訴えようと思ったらやっぱり直球勝負した方が強いんだよ、という事なんでしょうね。
それにしても・・・本当にフジTV系はやる事があざといよなぁ〜!それにハマったぴよが言うのもお門違いだけどサ(笑)







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2004年05月27日(木) ドーン・オブ・ザ・デッド

監督:ザック・スナイダー
出演:サラ・ポーリー
    ヴィング・レイムス
    ジェイク・ウェバー、他
オススメ度:☆☆☆☆−


【あらすじ】
看護婦のアナは仕事を終えて自宅に戻り夫と愛を交わし、いつも通りの朝を迎えた・・・ハズだった。始まりは我が家の寝室に死人のような顔をして立っている隣家に住む少女だった。彼女は夫に襲い掛かり、襲われて無残にも死んだハズの夫がみるみる蘇って、今度はアナに襲い掛かって来たのだ!
命からがら逃げたアナは町中が異常事態になっている様子を目にする。町に溢れた生きる屍のような暴徒達を振り切り、途中で合流した警官達と共にようやくショッピング・モールに逃げ込んだものの・・・


【感想】
ホラー界に一時代を築いた奇才ジョージ・A・ロメロ氏の「ゾンビシリーズ」のリメイク。
これが売れに売れまくって、アメリカではホラー映画の興行収入新記録を打ち立ててしまったという作品です。
ぴよは何度もこの映画感想ページで書いて来ましたが、ホラーが大っ嫌いなんです!だから子供の頃にゾンビがめっちゃ流行ってた事は勿論知ってましたけど、当然ながらロメロ氏の作品は1つも見ておりません。

では何故今回わざわざ金払ってまでゾンビ映画を見たのか?
余りに市井の評価がいい事と、最近ホラー映画を見てもそれ程怖いと感じなくなってる自分に気付いて、もしかしたらぴよは映画を見続ける事によって「ホラー嫌い」を克服出来たんではないか?という思いがあった事、更には世間でこれだけ評価される映画だったら、たとえホラーでも見逃したくないというケチな貧乏根性もあったと言い添えておきましょう(笑)

かつての名作「ゾンビシリーズ」を見ていないぴよにとって本作は初めてのゾンビ体験でしたが、いくらホラー嫌いのぴよだって、ゾンビに噛まれて死んだヤツはゾンビとして蘇る(感染する)事、それからゾンビを葬るには頭を攻撃すればいい事、そしてゾンビ特有のあの「また〜りした動き」、これくらいは知識として持っていました。

で、本作。
ゾンビがノッケから猛烈な勢いでダッシュしまくり!猛スピードで走る車に並走するくらいの勢いで走ってる!!
普段はわりと「また〜り」と動いているゾンビ君達が、いざエサ(人間)を見つけると、瞬時にオリンピック選手もかくやと思う程のスピードで走りまくる大スペクタクル!(爆)
既に作品を見た方から散々情報を頂いていたぴよですが、それを実際に映像で見た時のカルチャー・ショックと言ったら!

しかも話のプロットもかなりしっかりしていて、人間関係の描き込みも割りと判り易くて丁寧です。
展開に挿入されるエピソードもかなり愉快で、アナ達が逃げ込んだショッピング・モールの向かいにある孤立無援状態になった銃砲店の店主と、ボードを掲げてコミュニケーションを取るくだりは、かなりのお気に入りです♪

ショッピング・モールに逃げ込んだ面々の人間関係の描写は「人間界のルールと歴史」そのままを凝縮していて面白い。
この「ショッピング・モールという小国」の中で、クーデターが起こって政権交代があり、他人の不幸には冷酷でも身内の不幸には報復をするというエゴイズムがあり、我が身を省みずにたかだか犬1匹の為に命を投げ出す覚悟で救出に向かう愛と、それをまたまた我が身を省みず救おうとする嫌味な程のヒロイズムがあり。

ラストのその瞬間まで、驚き・悲しみ・楽しみ・嘆き・苦しみ・・・人間の人間たる所以を網羅し続けて行きます。

ぴよはロメロ氏の「ゾンビシリーズ」を全く知らないので、かつてのゾンビシリーズファンの方にとって、この作品がどういう評価や位置付けになるのかわからないんですが・・・
少なくとも「ホラー初心者」にとってはかなり見応えがあり、かつ面白い作品だったと言えるでしょう。







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2004年05月26日(水) メダリオン

監督:ゴードン・チャン
出演:ジャッキー・チェン
    リー・エヴァンス
    クレア・フォラーニ、他
オススメ度:☆☆☆☆−


【あらすじ】
不死身の体を得る事が出来るという「聖なるメダル」の存在を知った犯罪組織の首領「スネークヘッド」が、香港の寺院から聖なるメダルを司る少年を誘拐した。長年スネークヘッドを追っていた香港警察のエディ刑事は、インターポールの協力を得てスネークヘッドのアジトがあるアイルランドに向かったのだが・・・


【感想】
2004年4月7日で50歳のお誕生日を迎え、更に本作は日本公開作品50作目という「ダブルアニバーサリー」になりました!
誰の事かって?それはネ、ぴよ大・大・大好き♪ジャッキー・チェン様の事に決まってるでしょーっ♪
ダブルアニバーサリー作品にふさわしく、制作費は香港映画史上最大の3億香港ドル(約45億円)を投入、更には今作のアクション監督はジャッキーの朋友サモ・ハン・キンポーを迎え、加えてVFXを「マトリックス」「トゥームレイダー」「ハリー・ポッター」シリーズを手掛けたムービング・ピクチャー社が担当するという、正にゴールデンな一作!

さて、そんな鳴り物入り(世間では余り宣伝されてなさそーですが、ぴよ的には充分鳴り物入りなんですっ!)の本作、
今までジャッキー様が「これでもかぁーっ!」と演じて演じて演じまくった役の集大成みたいな作品です。
正義感が強く、人をむやみに殺さない(拳銃は使わない)清廉潔白な香港警察の刑事が、正義を守る為に海外遠征して悪の親玉と肉弾戦してハッピーエンドを迎える・・・という、正にアレです。

映画冒頭、屋台で子犬に飯を恵んであげるジャッキーのお姿を見て、「ホントに歳食ったネ・・・」と、軽く目頭が熱くなってしまったぴよですが、髪の毛切ってサッパリしたらちょっとは見られるよーになったヨ♪(をい)

御年50歳におなりあそばされたジャッキー様の為に、本作では様々な工夫が凝らされています。
それが最も顕著に現れているのは、見せ場のアクションシーンに最新VFXを多用している点が挙げられるでしょう。
VFXを使用する為の理由も「聖なるメダルの効果で超人的パワーを得ちゃった」という破綻のないコジツケも用意されてるから大丈夫♪それに基本的なジャッキーのアクションはちゃんとご本人が演じてらっしゃるから、そこらのヘボ俳優に無理矢理アクションさせて90%以上VFX処理したのとは訳が違うしっ!!(軽く言い訳が入ってますか?苦笑)

更に、ご老体(ここまで言うか)のジャッキー様に、これ以上鞭打つのは余りにも酷だと考えたのか?他のメインキャラ達にもそれなりに(つーか、かなり?)ハードなアクションシーンを盛り込み、ジャッキーのアクション以外にも思ったより見せ場が多く、更にジャッキーの相棒のキャラが濃くて嫌味で笑わせるというナイス・チョイスをして、想像以上に楽しむ要素を盛り込んでいます。(ぴよ個人的には相棒の嫁さんのキャラが相当好きです♪)

きっとネ、
特にジャッキー・ファンじゃない人が見たら「ジャッキーも年食ってついにここまで来たか」って反応すると思うのよ。
それは致し方のない事だと思うわ・・・でもね、これだけのアクションを見せてくれて、尚且つ笑わせてくれた上に王道過ぎるくらいの展開をここまで堂々と見せてくれる映画って、世の中にいくつあると思う!?
寅さんだって水戸黄門だって暴れん坊将軍だってハマちゃんだって、こんなアクションしてくれないでしょ!?
・・・比べる対象が卑怯過ぎるっていうツッコミは、この際だからやめてチョーダイね♪(爆)

てな訳で、市井の評価はまるっきり無視。
でも言っちゃ〜何だけど、ちゃ〜んと見て損はないエンターテイメントになってますから!!
ぴよに反論する前に、まずは50歳になってもお約束通りスクリーンに全裸を晒す(きゃっ♪)ジャッキーを見てくれよ!






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2004年05月25日(火) クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち

監督:オリヴィエ・アダン
出演:ジャン・レノ
    ブノワ・マジメル
    カミーユ・ナッタ、他
オススメ度:☆☆−


【あらすじ】
フランス・ローレヌ地方の人里離れた修道院で、壁に打ち付けられたキリスト像から血が流れるという謎の事件が発生。事件を担当したニーマンス警視は、キリスト像背後の壁の中から死体を発見する。同じ頃、別事件捜査中の若手刑事レダの前に、キリストを自称する謎の男が現れた。男は銃弾を受けており瀕死状態で病院に収容されるものの、翌日謎の僧侶が病室に現れて驚異的な運動能力と体力でレダの追走を振り切って行く。
やがてキリストを自称する男とニーマンスの追う事件の接点が浮かび上がって行くのだったが・・・


【感想】
2000年に公開になり大ヒットした「クリムゾン・リバー」の続編。
前作はジャン・クリストフ・グランジェ氏の小説を映画化したものだが、今作は脚本をリュック・ベッソンが担当。監督もマチュー・カソヴィッツからオリヴィエ・アダンへ、ニーマンスの相棒役もヴァンサン・カッセルからブノワ・マジメルにチェンジ。
要するに、ジャン・レノが同じ名前の刑事役で出演するというだけで、前作とは全く違う作品と言っていい。

てな訳で、何故続編が作られたんだかよーわからん作品な訳です。(いきなりぶちかます)
大体からして、どーして前作とは全く関係のないリュック・ベッソンが首突っ込んで来るかなぁ〜?ぴよ大好き♪マチューも監督降ろされちゃってるし、「リュック・ベッソン×ジャン・レノ」っていうビッグネームだけで客寄せしようってのがミエミエのどーしよーもない作りの映画になっちゃってるぢゃん(^-^;

まず、映画の脚本・・筋も辻褄もまるで合ってない。つーか意味不明です。
副題に「黙示録の天使たち」と名前が付いている通り、話の下敷きになっているのは新約聖書のヨハネの黙示録なんですが、たぶんヨハネの黙示録を読んだ事のない人(または昔読んだ事はあるが細かい内容をすっかり忘れているぴよのよーなバカ)が見ても、「封印がどーの」「黙示録の天使や騎士がこーの」と言われてもさっぱりわかんないんすわ。

そもそも黒幕の意図するトコロがわからない。
簡単に言っちゃえば、自分達を「キリストと12使徒」に勝手になぞらえて盛り上がってたカルト宗教グループ達が二束三文で手に入れた修道院の地下に、たまたまバチカンから盗み出された秘宝が眠っていたと。
それを第二次世界大戦中にフランス進攻時に嗅ぎ付けたドイツ人のおっさん達が、横取りしようとしたって筋だと思うんだけど(全く違ってたらどーしよう!苦笑)、本来バチカンの秘宝と全く関係のないカルト宗教グループのみなさんが、どーして修道院を明け渡した後も追われて殺されなければならなかったのか?という説明が一切ありません。

つーか、説明されなくてもぴよが申し上げましょう。
「封印のカギ」さえ手に入れれば済むだけの話で、あれだけ組織だって殺して回る必要性は全くありません(爆)

映画の見ドコロは、こんなコスプレする必要は全くないだろー!と誰もがツッコミ入れまくるであろう「黒装束の僧侶」の、人間技とはとても思えない滑稽で猛烈なファイト・プレー(笑)
病院からレダに追われて猛烈なスピードとジャンプで逃げ回る黒装束見た時は、大笑いさせてもらいましたわ!!
後、この謎の黒幕チームの秘密基地?森の中から突然せり上がって機関銃ぶっ放すドーム?・・・かなり面白いのに誰もツッコミ入れてくれないんだもーん!ジャン・レノなんてクソ真面目な顔ですげーシリアスを気取ってるのに、突然こんなおちゃらけた秘密基地が出て来たんだから、みんなもっとココは笑ってあげようよぉ〜!(をい)

むさ苦しいおじちゃんばっかり出て来たんぢゃー画面が暗くなると配慮したのか?宗教学のエキスパートというねーちゃんが登場しますが、それまでさっぱり封印の謎がわからなかったねーちゃん、クライマックスでジャン・レノ達がRPGのダンジョンみたいな黒幕の秘密基地に入った辺りで、突然天啓を受けたかのよーにスラスラと封印の謎を解き明かします。
もっとも、解き明かしてもらってもさっぱり観客には意味も意図も掴めないので必要性はありません(爆)

という訳で、終始ドッチラケの意味不明なサスペンス・ホラー(なの?)

気の毒だから1つくらい褒めておかなくちゃ・・・
ジャン・レノの相棒役だったブノワ・マジメル、彼はなかなかステキですわネ♪
まだまだ日本では認知度が低いと思うけど、今後の彼の活躍に期待しましょう。日本人ウケするルックスだと思うわん♪







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2004年05月24日(月) レディ・キラーズ

監督:ジョエル&イーサン・コーエン
出演:トム・ハンクス
    イルマ・P・ホール
    マーロン・ウェイアンズ、他
オススメ度:☆☆☆+


【あらすじ】
ミシシッピ川のほとりに住む未亡人のマンソン夫人は敬虔なクリスチャンのおばちゃんだ。ある日一人の上品な紳士がやって来て、マンソン婦人の家の一室を間借りしたいと申し出た。彼は教会音楽の研究者だと名乗り、この家の地下室で仲間と教会音楽の練習をしたいと言うのだ。
ところがこの紳士、実は「教授」の異名も持つ天才的大泥棒だったのだ。狙いはミシシッピ川沿いのカジノの売上金強奪。翌日からマンソン婦人宅の地下室からトンネルを掘って、カジノの金庫を目指す教授チームだったが・・・


【感想】
シニカルな笑いに定評のあるコーエン兄弟の新作は、ハリウッドの重鎮トム・ハンクスを主演に繰り広げるコメディ。本作の元ネタは1956年公開のイギリス映画『マダムと泥棒』だそうです。(ぴよは勿論未見)

実はぴよはコーエン兄弟の映画が結構好きだったりする。
正直言って「後世に残る名作」とはお世辞にも言えないし(つーか程遠いし。苦笑)、タラァ〜っと見て映画館出て数時間もすれば忘れちゃいそうな軽〜いコメディ系だと思うんだけど、下らない事にこだわったり気を遣ってるトコロが「いかにもコメディの王道」だと思うんすよ。

さて本作。
主人公「教授」演じるのは、その演技力は既に疑いようもない重鎮トム・ハンクス。
怪しいヒゲ、胡散臭いのに妙に説得力のある眼力、そしてよどみなく口から垂れ流される独特の語り口の長セリフ。どれをとっても教授というキャラクターが実にハマっていて見モノです♪

そして相方(謎)のマンソン夫人演じるイルマ・P・ホールのキャラクターも実に面白い。
いかにもアメリカ南部にこんなおばちゃんいそうだよなぁ〜・・って感じの、敬虔なクリスチャンにして口うるさく年がら年中文句垂れまくって保安官を困らせているおばちゃん。
この「保安官も匙投げてる」というおばちゃんvs保安官のエピソードが、オチにきっちり絡んでるトコロもウマい。

公式HP見ると「その道のエキスパートを揃えて万全の体制で計画」てな調子で書かれてますが、映画中では教授が新聞広告出して掻き集めたならず者達というお粗末な強奪チームで、この部分で既にこの映画の先は見えちゃうのは面白味に欠けると思うものの、パーフェクトなチームではいよいよ「教授チームvsおばちゃん対決」のクライマックスに持って行けなくなってしまうので仕方ないのか?(^-^;

いやはやしかし、カジノの売上金強奪後の展開・・・元ネタを知らないぴよには(元ネタとこの部分が同じなのかは不明)最初は結構面食らっちゃったんだけどネ。
それが(どれかは映画見て納得してちょ)立て続けに続くと「なーるほどネ」とは思うものの「でもまさか最終決戦はこーじゃないよね?」という期待に胸が高まりまくりのぴよでしたが・・・

まさかそーいうオチを持ってくるか、と。
正直脱力しましたわ・・・って、劇場で「んなアホな!」って声に出しちゃったぴよは、たぶんコーエン兄弟が期待したトーリの反応だったんでしょうけど(苦笑)

大絶賛する程だとは言い難いけど、きっちり楽しませてくれるエンターテイメントになってますヨ♪
思えば・・・ぴよってコーエン兄弟の作品見ると、いつも感想のシメは似たよーな事書いてる気がするな。

よーするにコーエン兄弟の作品って、暇つぶししたくて尚且つ楽しい気分になりたい時にうってつけなんだろーな、と。








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2004年05月23日(日) ロスト・イン・トランスレーション

監督:ソフィア・コッポラ
出演:ビル・マーレイ
    スカーレット・ヨハンソン
    ジョバンニ・リビシ、他
オススメ度:☆☆


【あらすじ】
ハリウッド俳優ボブはウイスキーCM撮影のために日本にやって来た。意思の疎通が図れず時差ボケも手伝ってナーバスになり、眠れぬ夜が続くボブ。一方同じホテルにカメラマンの夫の仕事に同行してこの国にやって来た若妻シャーロットがいた。彼女もまた言い知れぬ疎外感から不眠症になり、不安な時間を過ごしていた。ホテルのバーでたまたま顔を合わせたボブとシャーロットは、お互い同じ気持ちである事を知り急速に近付いて行くのだが・・・


【感想】
ゴールデングローブ賞主要3部門に加え、アカデミーオリジナル脚本賞受賞と話題の多い一作。
全編日本(東京・京都)でのロケという事で、かなり興味をそそられる作品です。

さて今作の「日本」の描き方ですが、正直言って日本人が見て気持ちのいいもんぢゃーないです。
ちょっと日本通を気取る・・・何度も日本に来たとか数年日本に住んでたという外国人が、知ったかぶって日本について大いに語る!的な嫌味で感じの悪〜い「意地悪な視点」のオンパレード。

極彩色で貧乏臭いネオン、喫煙席も禁煙席もあったもんじゃないホテルのバー、電車の中で漫画を堂々と読む大人、派手なパフォーマンスばっかりで意味不明な業界人、接待に女をあてがうのが当然という企業(イマドキこんな接待あんのか?)、ロクに英語が話せない(RとLの区別もつかない)通訳、カラオケ・喧騒・バカ騒ぎ・・・ソフィア・コッポラという女性監督は、世界的に日本の評判を落としたくてこの映画を作ったとしか思えないぞ(^-^;

で、そんなバカでどうしようもない国・日本(どひー)にやって来た異邦人の2人が、お互いの孤独・疎外感がシンクロしてちょっぴり甘く切ない逢瀬を重ねて行くという話なんですが、正直言って映画見てて何が言いたいんだかぴよにはさっぱりわかんなかったのネ。

あくまでも2人は「男と女」の関係にならず、映画の宣伝的には「性別を超えた人と人との魂の呼応」とでも言うトコロなんでしょうかね?もっと言えば「親子」のような愛情に近いというのか・・・
ぴよが見る限りではシャーロットというキャラはたぶんソフィア・コッポラ自身を投影させているんだろうと、そしてボブのキャラは父親のフランシス・F・コッポラ氏を意識しているんだろうと思いますが
(何しろボブの出演するCMってのが、かつて父親が出演したサントリーだもんな)

「結局親の七光りを最大限利用して、観客に自分の日本通ぶりを自慢しただけなんかい」としか思えず、ボブとシャーロットの甘い逢瀬を見ても「ふーん」くらいにしか思えなかったぴよは、被害妄想が強過ぎるのでしょうか?(涙)

たぶん本国・アメリカではこの映画の日本の様子に大喜びでしょうけど・・・
少なくとも日本人が見る限りは失笑しか出来ませんわ。
ソフィア・コッポラって、すっごく意地悪な人なんだと思う!少なくとも日本人が嫌いなんだ!きっとそーだ!(笑)







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2004年05月22日(土) ミニミニ大作戦(1969年作・オリジナル版)

監督:ピーター・コリンソン
出演:マイケル・ケイン
    ノエル・カワード
    マギー・ブライ、他
オススメ度:☆☆☆−


【あらすじ】
ケチな泥棒チャーリーが2年の刑期を終えて出所した。チャーリーの次なる獲物は初めて踏む大仕事。マフィアに殺されたベッカーマンの遺した計画書に従って、イタリアのトリノで四百万ドルの金塊をいただこうという寸法だ。
まだムショにいる大泥棒ブリッジャーの助けを借りてイギリスで襲撃隊を組織、コンピューターに強いヤツ・運転技術の長けたヤツ等取り集め、途中イタリア・マフィアの襲撃を受けるものの、何とかトリノに辿り着いた一行だった。


【感想】
以前鑑賞した「ミニミニ大作戦(2004.2.1鑑賞)」のオリジナル版。何と製作は1969年だってさ!
原題は「The Italian Job」、イタリア・トリノで現金強奪する話なのでこの原題はシンプルっちゃーシンプルだわね。逆に言えば2003年に製作されたリメイク版の方はイタリアよりもロスでの強奪が中心になってるから、このタイトルが似合わないわ。
そういう意味では邦題の「ミニミニ大作戦」はなかなか気の利いたタイトルだと思う。

リメイク版の方はメンバーの重鎮を殺された復讐に燃えるという、かなりストイックで真面目なネタだったのに対し、このオリジナル版は最初っから最後まで中途半端なドタバタが繰り返されるキッチュなコメディになってます。
・・・って「キッチュなコメディ」と言えば聞こえはいいですが、正直言うととっ散らかってネタバラバラ、しかもネタがどれもこれも収束しないで放置プレイというとんでもない話になってますわ(笑)

人物の描き込みが薄いので、主人公と大泥棒ブリッジャーの関係が最初から最後まで判らず(ネットであらすじ拾っててようやくなんとなく判ったよーな判らないよーな。苦笑)、
他にも中途半端に登場して印象だけは強く残すものの最終的にまるで本筋に絡んでこないイタリア・マフィア、
キャラクター設定はとても面白いのにまるで生かされていないデブ専のコンピューター専門家、
途中で放り出されたまま結局最後まで出番のなかった主人公の彼女等、とにかくネタはてんこ盛りなのにどれもこれも放置プレイに処されててどーしようもない状態になっちゃってます!(^-^;

しかしながらアストン・マーチンをはじめ、映画に登場して来るかつての名車の数々、女の子達の可愛い衣装、ちょっとした小物や室内装飾などのレトロ感が見ててすっごく楽しいのだ☆
ってね、この映画が公開された時はきっと最先端の車とファッションだったに違いないんですが、今の時代に見てるからこそ楽しめる要素な訳ですわ。映画冒頭の車が疾走するシーンなんて「昔、スカイラインとかアウディのCMで、こんな雰囲気のがあったよなァ」ってな超レトロなカメラワークなんですが、それがまたとてつもなく古臭いBGMが被って画面に流れると、妙にワクワクするから面白い。

ミニクーパーの使い道としては、リメイク版よりもオリジナル版の方が正しい(変な表現だな)と思いますだ。
それに意外だったのは、コンピューターに細工をして信号機を故障させて渋滞を起こすというアイディア。てっきりこれはリメイク版ならではのネタだと思ってたのに、35年も前に作られたオリジナル版で既にこのアイディアが採用されているという点。
当時のコンピューターだからスゴイよー!何しろ磁気テープだYO!!

映画のラストもめっちゃ中途半端で煮え切らず、ホントにどーしようもない作品だと思うんだけど(苦笑)、2004年の今見るからこそ楽しめるという妙な映画ですわ。
もし劇場公開時に見てたら吠えまくってたに違いない。うむ。(笑)






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2004年05月21日(金) 女王ファナ

監督:ヴィセンテ・アランダ
出演:ピラール・ロペス・デ・アジャラ
    ダニエレ・リオッティ
    マニュエラ・アーキュリ、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
時は大航海時代の15世紀後半、スペインを統一した女王イザベルの秘蔵っ子ファナは、ハプスブルク家のフェリペ王子の元に政略結婚で嫁ぐ事となった。政略結婚だったものの一目でフェリペに身も焦がれる程愛してしまったファナは次々と世継ぎを身篭るものの、政略結婚と割り切っているフェリペは次々と浮気を重ねるようになる。
そんな折にイザベルが死去してしまい、彼女の遺言で王位後継者は夫ではなくファナが継ぐ事となったのだ。王位継承権を巡りファナを「狂女」として幽閉して、政権を我が物にしようと画策する者が溢れ出し・・・


【感想】
今もプラド美術館にその姿を残す、実在した悲劇のスペイン女王・ファナの半生を描く一作。
主演のピラール・ロペス・デ・アジャラは本国スペインでは人気女優だそうですが、本作が映画初出演だそーです。んでもって初出演にしてゴヤ賞、サンセバスティアン映画祭の主演女優賞の二冠をいきなりゲットしたという驚異的な一作!

歴史的に簡単に言えば、強大なスペイン時代に政略結婚でハプスブルク家に嫁いだファナという女王が、発狂したために国政を統治出来なくなってしまい、困った王家はファナを幽閉して政権を奪った・・・という事なんですが、本作ではファナが狂気に落ちたのは夫を愛するが故の嫉妬心だったんだヨ、という事になってます。
もっと言えばファナは発狂した訳ではなく、夫の浮気に嫉妬している様子を見た政権を手中に収めたい面々が、彼女は発狂しているとうそぶいて陥れたんだ・・・という描き方になっています。

そういう描き方をしてるんだろーなー・・・とは思ったものの、彼女の嫉妬する様子を見る限り、どー見たって発狂しているとしか思えないと思ったのはぴよだけではあるまいて。(^-^;

ファナは確かに自分の愛を受け入れてもらえなかった可哀想な女性だったのかもしれない。
しかしながら、ぴよは本作を見ながら終始ファナの夫・フェリペ王子に「そりゃ、アンタも他の女に逃げたくもなるだろ」と、同情しずにはいられなかったんですけどね。(笑)

恋愛には温度差が付き纏う。
自分が思う程、必ずしも相手も思ってくれる訳ではないし、自分が思えば思う程、相手の「恋愛温度」が下がって行くというのは「世の常」と言ってもいいでしょう。
ファナという女性は余りに純粋に愛し過ぎて、その「温度差」を見極める事が出来なかったんじゃないかと。
それでも懸命にフェリペ王子の嫉妬心を煽ろうと努力するものの、そのやり方は余りに他人への配慮を欠いていたし、自分が市井の貧しい女とは立場が違うという事を認識していなかったんだろうと。

恋愛の力関係において、追われる側の立場の人間が見ればきっと「ファナはおいらの目から見ても絶対に狂ってるって」と思うでしょうし、逆に追いかける立場の人間が見れば「ファナ可哀想!こんなに一生懸命愛してるのに、どーしてフェリペ王子は判ってくれないの!」と思うでしょうし・・・

ぴよはどちらかと言えば「ファナ、おまへは明らかに狂ってるから」と説教垂れたい方でしたが、少なくともぴよにはこの映画に登場してくる(事実はどうだか今となっては判りませんからね)ファナの「愛」の姿に、少なからずも羨望の眼差しを背ける事は出来ませんでしたね。

相手が死しても尚、一生愛する事が出来るような相手に巡りあえたファナが羨ましくも思えましたよ。






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2004年05月20日(木) 下妻物語

監督:中島哲也
出演:深田恭子
    土屋アンナ
    宮迫博之、他
オススメ度:☆☆☆+


【あらすじ】
超ロリータファッションに身を包むド田舎で浮きまくり少女・竜ヶ崎桃子。片道2時間半もかけてロリロリファッションの聖地代官山のショップに洋服を買いに行きたくても、先立つ金がない。困ってチンピラ崩れのダメ親父の商売道具の在庫、バッタもんブランド服を売りさばこうとすると、地元ヤンキー・白百合イチコが食い付いて来た。何故か桃子を気に入ったイチコが頻繁に桃子の家に遊びに来るようになるが、桃子は一匹狼のロリ女なのだ。


【感想】
乙女のバイブル小説家、嶽本野ばら氏の同名小説の映画化。
監督・脚本は「サッポロ黒ラベル・卓球編」のCMや「濱マイク」シリーズを手掛ける等、エンターテイメント性の高い独特の映像センスを持つ中島哲也氏。

予告編からして相当ぶっ飛んだ感じがしましたが、予告編の期待を裏切らないすっ飛んだおバカっぷり炸裂です!
話のテーマは意外と単純かつマジメ(謎)で、簡単に言っちゃえば「女の友情物語」なんですが、その余りに特異なキャラクター設定と環境設定、そして映像の見せ方で「笑って笑ってホロリとさせるエンターテイメント」に仕立て上げようという趣向を凝らしています。

ネタが結構ストレートで単純なので、派手な枝葉を付けて時間稼ぎしようという事なんですが、正直言うとホントにどーでもいい事ばっかりを繋ぎ合わせている割に、スピード感のある映像にグイグイ押されて全く飽きないよーに作られているのは、さすがCM等で「短い時間にインパクトのある映像を作る」事に長けている中島氏の手腕が生きていると思いましたね。

ただ、CMだったら数十秒でのインパクト勝負なので「見せたもん勝ち」だろうけど、それを延々と繋いで1時間40分超えのきちんとシナリオのある「映画」に仕立てるとなると、どうしても冗長な感は否めなかったです。
映画冒頭で観客の心をググッと掴んだインパクトのある映像も、それが延々続くと見てる観客の方が息切れして、ちょっと食傷気味になってしまったよーな気がしなくはないですな。

いつもなら「相変わらず深キョンったら抑揚のないしゃべりで退屈そーな演技なさってるわー」とツッコミ入れるトコロですが、今作に限って言えば深キョンの棒読み状態のナレーション+やる気のなさそーな演技が、逆にこの映画のキャラにうまく被ってたなぁと思いましたわ(笑)
宮迫クンの演技はお笑いと思えない程しっくりと来ましたし、何よりぴよが評価したいのは土屋アンナちゃんですネ♪
実はぴよは彼女の事を全く知らないのですが、彼女はとてもよかった♪役柄上メイクがかなり濃いですが、素顔は相当な美少女なんだろうというのが一目で判るお美しい方ですわネ♪
やぼったい眼鏡をかけてても、彼女の美しさは隠しようがありませんでしたもの♪

全然期待してなかった割に、意外と楽しめちゃったワ。
しかも川原でイチコが泣くシーンなんて、実はちょっぴりぴよもウルウルしちゃったし!(^-^;

でも、映画とは関係ないんだけど、ロココとロリータ・ファッションは絶対に違うと思うんだけどぉ〜(苦笑)
ぴよもロココはスキなのヨ♪でもロリータ・ファッションは絶対にしたいと思わないしぃ〜・・・
(仮にロリ・ファッションしたら暗殺間違いなし・30女ですし。爆)





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2004年05月19日(水) スキャンダル

監督:イ・ジョエン
出演:ペ・ヨンジュン
    イ・ミスク
    チョン・ドヨン、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
李朝高官の妻チョ夫人は子宝に恵まれず、夫が16歳の側室を迎える事になった。チョは自分の従兄弟で女性遍歴豊富な美男子ウォンに側室を誘惑するように持ち掛けた。だがウォンの狙いは簡単に落ちる小娘ではなく、結婚直前に夫に急死された後、9年間もの間貞節を守り続ける未亡人ヒヨンの処女を奪う事。そこでウォンはチョと賭けをする事になった。もしヒヨンを手中に収める事が出来たら自分の初恋の人チョの操を奪い、負ければ僧侶になり女人から手を引くと・・・


【感想】
ヨン様ファンの皆様、おまたせしました!
「冬のソナタ」の純情にして精錬な好男子、または「アジアの貴公子」の名を欲しいままにするペ・ヨンジュンの映画デビュー作ですぜ!これ見逃したらヨン様ファンを名乗ってはいけない・・・んですか?(^-^;
実は、ぴよは「冬のソナタ」を1度も見た事がないんですわ。ヨン様の動く映像を見たのは本作が初めて。
イメージとして、ヨン様というのは、きっと純情で繊細な母性本能くすぐりまくりのお兄ちゃんなんだろうな、と。

「冬ソナ」を知らないぴよにとって、ヨン様との初・接近遭遇は本作だったので、ヨン様のイメージはこの作品のキャラクターになってしまうのは、ヨン様ファンの皆様におわかりいただけたでしょうか?
てな訳で、本作を見てぴよがまず思ったヨン様の印象ですが・・・

めっちゃエロい面の兄ちゃんですな♪(爆)


まず本作は「R-18指定」だという事を申し上げておきましょう。
映画冒頭からヨン様、エロ炸裂です!やってやってやりまくりです!!(爆)
ヨン様が映画中でエロい視線を婦女子に向ける辺りを見て、「あぁ、このエロ面に皆様夢中なんですか?」と妙に納得出来るくらいのエロ爆発状態の本作、「冬ソナ」ファンの皆様が見たら一体どういう反応をするんでしょうかねぇ?(^-^;

ま、ヨン様に興味のないぴよにとって、映画としてまず評価出来るのはその映像美でしょう。
時代は18世紀末、韓国の貴族社会の風俗・生活・衣装やメイク、どれを取っても申し分のない「王侯絵巻」の美しさを本作はこれでもかー!と見せてくれます。その余りの美しさに映画冒頭からクラクラしまくりですわ♪

話自体は割りとシンプルな恋愛モノになってると思うんですよ。
プレイボーイが色遊びの1つとしてターゲットにしたハズの女、それが結局「ミイラ取りがミイラに」状態になってしまうというだけの話ですから。

恋愛モノなんて所詮パターンは決まっていて、後は展開の妙を楽しんだり映像の美しさを楽しめればそれでOKだとぴよは思うのですが、本作は展開よりも映像美で楽しませてくれるタイプだな、という印象でした。

てな訳で、展開自体を取り上げると結構もたついてる感じは否めません。
クライマックスの後片付けもダラダラと長く、もっとすっきりと未亡人ヒヨンが凍て付いた湖を歩くシーンで終わってもよかったんじゃないかとも思いましたけど、これは韓国映画独特のもたつき感だと思えばそれ程槍玉に挙げる程でもないかなー?ってな微妙感でしたね。
シリアスな恋愛モノの中にも「ぷぷっ」とさせる会話やシーンをさりげなく挿入する辺りもいかにも韓国映画らしいし。

「冬ソナ」を見ていないぴよにとっては、ヨン様のイメージが「冬ソナファン」とは随分違ったものになったんだろうと思うのですが、逆に言えばそれだけペ・ヨンジュン氏は演技に幅のある役者さんなんだろうと思うのです。
もしかしたら彼は、「冬ソナ」に代表される「純情な好青年」というイメージを払拭したい、自分はもっと幅のある役者なんだという事を本作でアピールしたかったんじゃないか?とも邪推出来ます。

そういう意味では彼の企みは充分成功していると思いますね。
何しろ本作でヨン様は「2003年青龍映画賞・新人男優賞」をゲットしたそうですから。

この作品を見て、逆に「冬ソナ」のヨン様がどんなキャラなのか見てみたくなりましたよ。






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2004年05月18日(火) トロイ

監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ブラッド・ピット
    オーランド・ブルーム
    エリック・バナ、他
オススメ度:☆☆☆☆−


【あらすじ】
紀元前12世紀、トロイの若き王子パリスと敵対するスパルタの王妃ヘレンの道ならぬ恋が悲劇を生む事になった。
ヘレンを奪ったパリスに激怒したスパルタ王はギリシャ王国統一を目論む兄王アガメムノンにすがり、ヘレン奪回という名の元にトロイを総攻撃する事になったのだ。そこには「女神の息子」と呼ばれる無敵の戦士アキレスの姿もあったのだ・・・


【感想】
予告編もガンガン流れ、この映画見逃す映画ファンなんている訳ないだろ状態の鳴り物入りの一作。
何しろ主演はブラピとLOTRシリーズで女子のハート鷲掴みのオーリーこと、オーランド・ブルーム君ですもの♪

トロイ戦争の話を知らない人ってほとんどいないでしょう。
アキレスの名前を知らない人もいないだろうし、話の流れやオチもヒネりようがないくらい誰もが知ってるネタを、21世紀の映像技術でリアリティ&イイ男俳優を使って再現しちゃいましょう♪って事ですから、見て面白くない訳がないんですわよ。

オーリー君がLOTRシリーズで飛ぶ鳥を落とす勢いだと言っても、所詮ブラピの前では格が違い過ぎるのです。
はっきり言って、この作品は「トロイ」というタイトルよりも「アキレス」というタイトルにした方がしっくり来るくらい、ブラピ様の魅力をふんだんにお見せするステキ映画に仕上がっていました。
全裸のブラピ様がこれでもかー!と登場するのに、きっちり大事なトコロだけはギリギリ見せてくれないという辺りも、婦女子をワクワクさせてくれて「今夜は興奮して眠れねーぜっ♪」仕様になってます(爆)

意外だったのが「ぷちアイドル・オーリー@トロイのバカ王子」の扱いです。
映画の構成上、もっと骨太なキャラクターなのかと思いきや、オーリー君のアイドル・フェイスそのままの軟弱で根性なしの単なる色男キャラでしたからねぇ(^-^;
それにしてもやっぱり「LOTR@レゴラス役」のオーリー君にソード・ファイトは似合わない。それは製作者も感じたのでしょうか?彼が弓矢の練習をしているシーンを見て「あぁ、オマヘは弓をつがえていればいいのだよ。それがお似合いなのだよ」と納得した観客は多かった事でしょう(笑)

トロイのバカ王子@オーリーを助け、トロイと家族を愛する兄王子ヘクトルの存在感、そして神々の祝福を受けたトロイ王の節度と勇気のある人間味、ここら辺りのエピソードはぴよ的にかなり好評価です。

難を言えば、ホロメスのトロイ伝説ファンだったら誰もが物足らないと思うであろう「オデュッセウス」の扱いでしょうか?
彼の英知がなければトロイ陥落はあり得なかった訳ですから、ここのトコロのエピソード(と言うか、彼の存在アピール)をもう少し掘り下げてくれればよかったのになぁ〜・・とは思いますわね。

多分に現代の映像技術に頼りすぎた絵と、大作映画を気取り過ぎた「古臭い音楽」には(特に音楽の凡庸さには、もうちょっと何とかしようがあるだろう・・とあくびが出そうだったさ)今トロイ伝説を取り上げるからには、もう少しひねりを入れてもよかったんじゃないか?と思わずにはいられなかったです。
誰もが知ってる伝説を21世紀の今映像化し直すんだったら、今までにない斬新な解釈を入れるか、伝説を捻じ曲げる程の勇気がないならいっそ大作を気取らずに、思いっきりエンターテイメントな展開にしちゃった方が、より観客の反応は多彩になったんじゃないかと思うんですけど。

ま、誰が見ても満足出来る作品に仕上がってますから「多彩な反応」なんて必要ないんでしょうけど(^-^;
でも思ったトーリのモノしか出て来ないと「なんだよー。それだけかよー」って思っちゃうヘソ曲がりもいる訳ですわ(笑)






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2004年05月17日(月) シルミド

監督:カン・ウソク
出演:ソル・ギョング
    アン・ソンギ
    チョン・ジェヨン、他
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
1968年4月、北朝鮮の特殊部隊によるソウル大統領府襲撃事件が起こった事をきっかけに、韓国側も報復措置として極秘の特殊部隊「684部隊」を結成する事となった。「シルミド」と呼ばれる無人島に集められ、3年もの長きに渡り過酷な訓練を受けたた彼らに課せられた任務はただ1つ「キム・イルソンを暗殺する事」
いよいよ北朝鮮に向かおうとする684部隊だったが、直前で南北対立緩和により暗殺計画は頓挫、それによって国が下した判断は「機密事項を知る684部隊を抹殺する事」だったのだ・・・


【感想】
朝鮮戦争後、南北に分断された大韓民国と北朝鮮間の軋轢は今もまだ続いていると言っていいでしょう。
その「南北朝鮮」の歴史の中で、30数年に渡り闇に葬り去られていた「684部隊」の悲劇を描いた実話に基づく問題作。
この映画を製作するに当たり、関係者は勿論の事、政府や様々な機関からの迫害を受けながらも完成にこじつけ、公開されるや否や韓国では異例の観客数を動員し、1200万人もの人がこの作品を見て涙したという超大作!!

まずこの作品がかなりの部分が史実に則っているという事が、本当に本当に恐ろしいと思わざるを得ないです。
特殊部隊の存在自体にはそれ程驚かされる事はないんです。こういう緊張状態の国家間で、しかも北朝鮮側からのアプローチがあった後ですから、報復措置として暗殺計画が持ち上がってもおかしくはないとは思いますわ。

でも、結成した特殊部隊を必要なくなったから抹殺するというのは余りにヒド過ぎやしないだろうか?
映画中で「こういう特殊部隊が存在している事を知られたら、世界的に野蛮な国民だと思われてしまうから」というくだりがあるのですが、だったら最初から暗殺計画なんか企てるなよ!と誰もが言いたくなっちゃうんですよ。
・・・ま、観客にそう思ってもらったら製作者側の思うツボなんでしょうけどね(苦笑)

映画の展開だけを取り上げて言うと、エピソードが冗長でぬるい部分があるのは否めませんでしたね。
「684部隊」のミッションが直前で中止されてから抹殺指令が出るまでのエピソードは、もうちょっと端折ってもよかったんじゃないかと思うのよ。
特に脱走兵が他島に渡って女を強姦するくだり・・・このシーンはたぶん主人公格の2人が心を通わす決定的事件として取り上げたかったんだろうというのは痛いほど判るんですが、それにしてもこの作品の色からは浮き過ぎていたという印象がぴよはしたんですよね。

それと・・・このツッコミはしちゃいけないのかもしれないけど
何故自分達の抹殺計画を知った684部隊は、ソウルの大統領府に向かったんでしょうか?
大統領に会って自分達の窮状を訴えるよりも、本来のミッション「キム・イルソン暗殺」を成し遂げてしまった方がよっぽど世間に自分達の存在価値と正当性をアピールする事が出来たと思うんですよ。

勿論韓国政府側としては684部隊にキム・イルソンを暗殺されては困る状況だったでしょう。
でも彼らが生き延び、自分達が政府の名の元に遂行したミッションだったのだとアピールしようと思ったら、それは本来の暗殺計画を遂行するより他はなかったんじゃないだろうかと思うのです。

今となっては彼らの真意はわかりません。
もっと言えば、ぴよが日本人だから判らないのかもしれません。

でも、かつて大韓民国という国に「684部隊」という葬り去られた特殊部隊に所属していた人達がいたという事を、彼らが人間の出来得る限界まで肉体を酷使して、南北統一の為に尽力しようとしていたという事実を・・・

この映画を見て、涙しながら知って欲しいです。
映画の作りのぬるさを(をい)差し置いても余りある、骨太な素晴らしい作品だと太鼓判を押しちゃいますね。






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2004年05月10日(月) Kill Bill (キル・ビル) Vol.2

監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ユマ・サーマン
    デイヴィッド・キャラダイン
    ダリル・ハンナ、他
オススメ度:☆☆☆+


【あらすじ】
「毒ヘビ暗殺団」への復讐の旅を続けるザ・ブライドは、ビルの実弟バドを抹殺すべくテキサスにやって来た。かつては半蔵ソードを操る日本刀の達人だったバドだが、今は見る影もなく落ちぶれて場末のクラブの用心棒に成り下がっていた。闇夜に紛れてバドを急襲するも、待ち構えていたバドの計略にまんまとハマり生き埋めにされてしまう。
死の恐怖に苛まれながらブライドの脳裏に去来する懐かしい光景・・・それはかつての恋人ビルの勧めで弟子入りした、中国拳法の達人パイ・メイとの壮絶な修行の記憶だった。


【感想】
やりたい放題・おバカ監督「タラちゃん」ことクエンティン・タランティーノ作品のシリーズ完結編。
シリーズって言っても、元々は1本のつもりで作り始めたのが長くなり過ぎて前編・後編に分けたってだけなんだけどな。

一応「Vol.1」見てない人にも判るよーに、映画冒頭に前作のあらすじちっくなシーンが出てくる。
もっと言うと、「Vol.1」見てもさっぱり掴めなかった人物背景や放り出されたまんまになったネタが、今作できちんと辻褄が合って収束されているんですわ。

驚きました!
タラちゃん、ちゃんとした映画作れるんぢゃーん!(こらこら)

てな訳で、前作に見せた「タラちゃんの宝箱公開♪」的なマニア受けバカ映像の勢いがちょっと失速。
戦闘シーンも狭い場所でコソコソとやりあう肉弾戦が主流になっているので、絵で見る派手さに今ひとつ欠ける感は否めませんな。せっかくの「半蔵ソード」も実戦シーンでそれ程生かされていなかったし。

今作の「お楽しみキャラ」は、何と言っても中国拳法の達人パイ・メイ
タラちゃんの思い描く「中国拳法の達人」=「白髪でアホみたいに長いヒゲ」をそのまま再現して、お師匠ご満悦の図はお約束通り「ヒゲを撫でながら頷く」という、正にガキが想像する中国人そのまんまのキャラクターやっちゃってます。
修行シーンもステキ♪この映画で一番力入ってるのは、間違いなくこの修行シーンでしょう。

副題に「ザ・ラブストーリー」と銘打ってるだけあって、割とまともで骨太(謎)な恋愛モノに仕上がってます。
前作ではその姿を見せなかった「ビル」が映画冒頭からじゃんじゃん登場、ビルのキャラクターの描き込みも丁寧で、組織をまとめて来た大物殺し屋であるが愛に飢えた寂しい男という判り易い(観客が入り込み易い)設定がきっちり生かされていたよーに思いましたわ。

まー・・・でもぴよは1作目の炸裂した感じの方が楽しかったなぁ〜!
前作でアレだけすっ飛ばしてもらっちゃうと、どーしてもおバカ映画ファンとしては「内容なんてどーでもいいからヤっちまえ!」的なモノを期待しちゃうんですよ。
ぶっちゃけ「さっぱり意味わかんないけど、とにかく笑って楽しくてしょーがない」くらいの突き抜けたおバカ作品を期待してしまったぴよとしては、あまりにきちんと作られた完結編に物足らなさを感じずにはいられませんでしたね。

ちゃんとした映画作って文句垂れられたんじゃータラちゃんも気の毒ですが(苦笑)


あ。ちなみに・・・
思ったとーりラストのスタッフテロップ「Special Thanks」の筆頭はロドリゲス。
しかも「My Brother」とまで書かれてました。アッパレ!!






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2004年05月09日(日) フォーチュン・クッキー

監督:マーク・ウォーターズ
出演:ジェイミー・リー・カーティス
    リンゼイ・ローハン
    マーク・ハーモン、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
再婚を目前に控えたテスは仕事も恋も完璧主義者の精神科医、目下の悩みは15歳になる娘アンナの素行の悪さだ。今日も食事に出かけた中華料理店でアンナの素行を巡り大喧嘩。ところがその様子を見ていた店のオーナーの母親が2人にフォーチュン・クッキー(おみくじクッキー)を差し出して、2人がそのクッキーのおみくじを読んだ途端に地震が起こり・・・
翌日目が覚めたら2人の体が入れ替わっていたのだ。テスの体にアンナの心、アンナの体にテスの心、でもテスの結婚式は明日に控えているのに一体どうすればお互い元に戻れるんだろう!?


【感想】
メアリー・ロジャースが1972年に発表した小説「フリーキー・フライデー」の映画化。
原作と同じ「フリーキー・フライデー」のタイトルで既に1976年に映画化されており(ジョディ・フォスターが出演)、今作はそのリメイク版という事になりますわ。

「人の体と魂が入れ替わる」というのは恋愛モノ、ファンタジー、コメディー、ヒューマン、サスペンス、ありとあらゆるジャンルで既に使われ尽くした王道ネタでありますが、今作もその王道ネタのど真ん中ストライクに直球でズドンと入る、なーんのヒネリもないヒューマン・コメディな一作です。
ヒネる訳ないっすよ。だってディズニー・ピクチャーズの映画なんだもん。

要はクソ真面目な母親と思春期を迎えたファンキーな娘、お互いが理解出来ない者同士の魂が入れ替わる事で、それまで見えなかった相手の立場や気持ちを理解して結びつき合おうって事でして。
相互理解を深めるために用意されたエピソードをいかに面白おかしく見せるかが勝負の作品って事ですわ。

ま、磐石です。

・・・感想終わっちゃったぢゃん(爆)
ちゃんと笑わせてくれるし、かなり強引に2人が理解し合ってちゃんとハッピーエンドになりますから、お子様もじいちゃんばあちゃんも安心してご覧下さい♪っていう文部科学省推奨系ディズニー・エンターテイメントっすよ。

強いて言えば、母親テス役を演じたジェイミー・リー・カーティス、彼女のカッ飛んだ演技1本に支えられてますわ。
アンナ役のリーゼン・ローハンちゃんも随分苦労して頑張ったんだろうけど、ここはキャリアの差が如実に出ましたね。ジェイミー女史のパーフェクトウーマンと「心は15歳のおばはん」の演じ分けのウマさには誰も着いて来れませんでした。
テスの婚約者「ライアン」を演じたマーク・ハーモン氏もかなり感じのいい役ドコロでしたが、とにかくオイシイ所は全てジェイミー女史が持ってっちゃってます。

見ドコロもきちんと押さえてあるし、そこそこ笑って楽しめて、ちゃんとハッピーな気分になれてダレる所もないし・・・
「非の打ち所のない」という表現はちと違うと思うけど、期待した分はちゃんと帰ってくる、期待しなくてもちゃんと楽しめる毒にも薬にもならないエンターテイメントにはなってますね。

・・・ぴよの感想を読んでると、この映画に面白味を感じさせませんか?
自分でここまで書いて読み返してみて、「あんまり面白そうに書いてねーなー」って思っちゃったわ(苦笑)






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2004年05月08日(土) オーシャン・オブ・ファイヤー

監督:ジョー・ジョンストン
出演:ヴィゴ・モーテンセン
    オマー・シャリフ
    ズレイカ・ロビンソン、他
オススメ度:☆☆☆☆−


【あらすじ】
勝者は莫大な富と栄誉が、敗者に与えられるのは死のみ・・・千年の歴史を誇る最も過酷なレース「オーシャン・オブ・ファイヤー」に、アメリカからやって来たカウボーイ・フランクと野生馬・ヒダルゴが挑む。
フランクとヒダルゴの前に立ちはだかるのはアラブのオアシス1つない灼熱の砂漠、あらゆる物を一瞬で飲み込む砂嵐、踏み入れたら二度と抜けられぬ流砂地獄、そしてよそ者に栄誉を与える事を良しとしない人々の陰謀だった。


【感想】
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのアラゴルン役で一躍人気俳優にのし上がったヴィゴ・モーテンセン主演最新作!
・・って、もう公開してかなり経つ(むしろもうすぐ公開終了する)んですけどネ(^-^;
実は公開前はすっごい楽しみにしてて「封切したら真っ先に見に行くぅ〜♪」って豪語してたのに、既に見た方々からことごとく「つまんねー」って聞かされて、ちょっと勢い落ちました。つーか、思いっきり落ちました。
もっと言うと、もうちょっとでスルーしちゃうトコロでした(苦笑)

話は西部劇をアラブでやろう!ってネタです。それだけです。
かつて大流行だった西部劇ですが、先住民なんてどんどんぶっ殺しちまえー!なんて口が裂けても言えないご時世ですので、主人公は先住民と白人のハーフで先住民の味方という役ドコロ。で、彼の操る馬が先住民と仲良しこよしのマスタング(野生馬)って事でぇ・・要するに「先住民を正義にした西部劇」というかなり苦しい設定だったりします。

苦しい設定だよなぁ〜と思ってたのに、この映画どこまでがそーなのか知らないけど、何と実話が元になってるそーだ!
主人公がアラブのレースに出たって事だけが事実なのかな?それとも主人公は先住民とのハーフだったというトコロまで事実なのかな?もし先住民のハーフという所まで事実だとしたら相当スゴイ話だと思うんだけど!!

ま、どこまで事実なのかはさておき、映画中では先住民とのハーフのカウボーイが先住民やっつける為にアメリカを駆けずり回る訳にはいかないので、アラブでカウボーイやってもらいましょうっていう事なんですが、レースに辿り着くまでのエピソードが長過ぎですわ。
まあ、いきなりアラブ行っちゃったら訳わかんないので仕方ないんでしょうけど、この映画はその後もエピソードが冗長でムダが多く、更にレース後の締めもダラダラ続け過ぎて間が抜けます(無茶苦茶言ってる・・)

ですがね!
ぴよは結構面白いと思ったんだけどー!!!

だってだって・・・ヒダルゴがめっちゃ可愛いんだもん♪(をいこら)

いや、アラブでカウボーイってかなりマヌケですが、意外とハマってるんじゃない?って思ったんだけどネ。
ぴよのアラゴルン様♪ヴィゴ様はLOTRですっかり板についた「コ汚い兄ちゃん」役が今回もピタリとハマってましたし、ストイックで女の誘惑に目もくれない(あの人妻ではそそられねーけどな)男気のある様子も、往年の西部劇のイメージを大切にしてくれてて感じいいし♪
それに大事なおち○ちんをちょん切られそーになって(きゃ♪)必死に足を閉じてるヴィゴったら可愛いったらないわぁ〜♪
・・・すいませんねぇ。オンナも歳取るとこーいうモノに真っ先に反応しちゃって。ほほほ!

ダラダラ長いなぁ〜と確かに思うけどサ、それ程酷評されるほどの作りだとは思わなかったけどねぇ。
映像だってかなり手が込んでたと思うしぃ・・・

砂嵐のシーンなんて「ヘブン・アンド・アース(2004.2.29鑑賞)」に比べたら全然レベル高いし!(比べるなってか?)






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2004年05月07日(金) カルメン carmen.

監督:ビセンテ・アランダ
出演:パス・ヴェガ
    レオナルド・スバラグリア
    ジェイ・ベネディクト、他
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
スペイン・アンダルシア地方を旅していたフランス人作家プロスペル・メリメは、山中で出会った暗い瞳を持つ1人の男にコルドバの町で偶然再会した。2人を結びつけたのは妖艶な女・カルメンだった。
そして3度目に男―ホセに会ったのは彼が処刑される直前の牢獄だった。ホセはカルメンという女に翻弄されて転落していった自分の半生をとつとつと語りだした。その始まりはたばこ工場に勤めるカルメンと出会った事だった、と・・


【感想】
1847年に出版されたフランス人作家プロスペル・メリメの不朽の名作「カルメン」の映画化。
「カルメン」と言うとメリメの名前よりも「ビゼー」の歌劇の方が有名でしょう。実際ぴよもビゼーの歌劇の内容でしか知りませんでしたし、原作自体もビゼーの歌曲が発表されるまではまるで評価されていなかったそーですわ。
で、本作はビゼーの歌曲「カルメン」ではなく、原作を忠実に映画化したものだそーです。

とにかく映像がすげーキレイ!文句なくキレイ!溜息出るほどキレイ!!
当時の女達の衣装、町の様子、装飾、風俗、何もかもがあの時代の古き良き情熱の国・スペインをそのまんま再現していて、美しい映像見るだけで満足しておうち帰れます。えぇ♪

で、肝心の話をリードしていくのが原作者プロスペル・メリメの独白。
映画冒頭ちぃーっともカルメンが出て来ないから「なんぢゃよ、コレは」と思ってたんだけど、これが話が進んで来るとメリメの体験した事とホセの告白と回想シーンが実にうまい具合に被ってくるんだな。
意味不明だったメリメの体験が、後のホセの回想シーンでかなり重要なポイントを押さえてたりしてかなりお上手です♪

「カルメン」というと「悪女・魔性の女」の代名詞。
映画の中のカルメンは、ぴよが想像していたよりもずっと魔性度が高く(笑)、彼女と目を合わせた男は危険だと百も承知でも彼女の魅力に抗う事が出来ないという・・・正に食虫花のよーな禁断の果実の匂いをぷんぷん放ってましたわ。
またカルメン役のパス・ヴェガの体のいい事と言ったら!・・・こんな女が耳元で囁いた挙句に裸で「かもーん♪」してきたら、女のぴよでも思わずむしゃぶりつきそうですわ(爆)

で、カルメンは本当にただの悪女だったのだろうか?と映画見ながら考えちゃったんだよね。
この映画見たほとんどの野郎どもは「すげーいい女だけど、性格極悪ぅ〜!」って思うんだろうけど、果たして本当にカルメンという女はただの極悪非道な女なのだろうか?

カルメンが男達に与える「愛」は、ある時彼女の本心で、ある時そこに打算があり、そしてある時は純粋な好奇心と征服欲であり、それってよくよく考えるとどんな女の心にも巣食ってる「女の本能」のようなモノに見えるのね。
より魅力的な強い男に惹かれるメスの本能・・・そして彼女はたまたまメスの本能を思うがままに表現し体現出来るだけの美貌と処世術を持ち合わせていただけ・・・

まるで毒気のない女に男はそそられるだろうか?抗い難い魅力を放つ女というのは、それだけ毒があってしかるべきなのだ。世の中には「美しい花ほどトゲがある」という言葉もあるではないか!
世間的には「男はさすらう性で、女は腰を据えて家を守る性」という認識が強いけれど、女の本質は実はカルメンなんじゃないかと、もっと言えばカルメンのような女がいるからこそ、男の歴史と伝説が生まれるんじゃないかとすら思うのさ。

こーいう映画、ぴよ大好き♪
好き・嫌いの割とはっきり出る作品だと思うけど、ぴよはイイ女が出ててステキな映像ってだけで好き♪(をい)





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2004年05月01日(土) パッション

監督:メル・ギブソン
出演:ジム・カヴィーゼル
    モニカ・ベルッチ
    マヤ・モルゲンステルン、他
オススメ度:☆☆☆−


【あらすじ】
最後の晩餐を終えたイエス・キリストはゲツセマネの園に祈りにやって来た。そこへユダの裏切りによって差し向けられた大司祭カイアファの兵士がやって来てイエスを捕らえたのだ。彼らの法律ではイエスを処刑出来ない大司祭達は、ローマ帝国の総督ピラトにイエスの身を委ねて処刑を迫った。
ピラトは「釈放するも十字架刑に掛けるも私次第だ」とイエスに告げるものの、荒れ狂う群集に呑まれて致し方なくイエスを十字架に掛ける決断を下すのだった・・・


【感想】
世界1のベストセラーであり、今後もその記録は破られないどころか更新し続けるであろう書物「聖書」の、新約聖書部分・イエスキリストがゴルゴダの丘で十字架に掛かり、復活するまでを淡々と描き出す大作。
製作・監督はハリウッドで最も敬虔なクリスチャンだろうと誰もが認めるメル・ギブソン。

彼はこの映画制作の為に2500万ドルという私財を投入。セリフも史実にのっとりラテン語とアラム語を使用し、アメリカでは字幕作品はウケないという常識に真っ向から挑み全編英語字幕使用という大博打に出て、更に字幕のハンデもモノともせずに全米で驚異的ヒットを続けるオマケ付きの一作!
・・・ですが、日本では今日公開だったんだけどそれ程派手に宣伝してなかったよーな気がするんすけどねぇ(^-^;

キリスト教徒じゃなくても、イエス・キリストが十字架で処刑されて3日後に蘇ったという話くらいは知ってるでしょう。
過去にもこのネタでは数多くの映画が製作されていますし、今更どーしてイエス・キリスト?って気がしなくもないんですが、この手のネタは世界が混乱して来ると定期的に世に出てくるモノなんだろーなと。

ぴよは特に信仰している宗教はありませんが、子供の頃友達に誘われて数年間プロテスタント教会に通っていたので、聖書のお話は多少知ってるかな?程度の知識は持っています。
で、これは聖書を読んだ事がある人・ない人、キリスト教徒・非教徒で随分評価が分かれる作品なんだろーなー、と思いながら見たんだけど、少なくともぴよが子供の頃聖書を読んだ時に頭に思い描いていた絵と、今作品の映像には多少のズレはありましたね・・・ま、これはそれぞれの宗教観だったり聖書の読み方だったり思い入れがあると思うので、この作品はメル・ギブソンが個人的に持ってる宗教観を見せているという事なんだろうと思いますが。

でもネ、ぴよがずっと思い描いて来た絵では、ペテロが3度目に「私はイエス・キリストを知らない」と言った直後に一番鶏が鳴くんです!それを聞いたペテロがハッと我に帰ってイエスの予言を思い出して慟哭するんですぅー!!
それに、空が闇に覆われるのは、イエスが死んだ瞬間からで、イエスが死ぬ前からじゃないんだもーん!!
・・・って、作品の内容とはどーでもいい事で熱くなってみたりして(苦笑)

とにかく全編これでもかぁー!とイエスが迫害と虐待の限りを尽くされて(これがまたリアルな絵でキモ過ぎ)、イエスが殉教するまでに所々で彼が生前弟子たちに説いた話が差し込まれるんですが、はっきり言って聖書を読んだ事のない人に「私は良い羊飼いだ」って言われても何の事やらさっぱりわからないでしょう?パンがイエスの肉体、葡萄酒がイエスの血を表しているというのも、キリスト教徒じゃない日本人には難しい説話だと思うし。

そーなっちゃうと、キリスト教徒じゃない市井の皆様が見たら「ただただグログロ映像」と「感じ悪いユダヤ人」しか記憶に残らなくなってしまう訳ですわ。何しろ殺されるのは世界のスーパーヒーローですしねぇ(笑)

メル・ギブソン氏はこの作品について「ユダヤ人を非難することではなく、云々・・」と語っているそーですが、こりゃどー見たってイエスを十字架に掛けたユダヤ人を非難しまくってるとしか思えないんだけどなぁ〜
それくらい、イエスが虐待を受けるシーンは凄惨極まりなく、見てて胸がムカムカするくらいだったっすわ。

主人公がイエス・キリストだから「歴史モノの亜種」ってカテゴリになるんだろーけど、少なくともぴよが見た限りでは「相当リアルを追求したホラー」っていう感じでしたわ・・・あー、吐きそう(苦笑)






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