Sotto voce
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2009年08月07日(金) 20050807〜20090807

ずっと忘れてた
忘れてた方が幸せだったのかも

8月7日、と言う日付を。

8月7日
尊敬する叔母の誕生日
8月7日
大切な友の誕生日

そして、8月7日
君と友達の境界線を越えた日
前の日から一緒にいて
日付が変わるころ
君とはじめてキスをした

出会って10年目
そのうち半分は君に片思い
一度はふられた
大喧嘩して音信不通で
2年ぶりに再会した日

諦めようとしていた
諦めないといけなかった
でも君のキスですべてが壊れた

幸せだった
幸せすぎて
諦めないでよかった
私が女でよかった
本当に心の底から思った

5度目の8月7日
私たちはもう友達ですらない
いつしか心が近づきすぎて
お互いを知りすぎて
見なくていいものまで見えるようになって

いつしか互いを疑い
腹のうちを探りあい
言葉の裏を読むようになり
何度喧嘩し、別れ、元に戻っても
何かの拍子に激しく傷つけ合って

出会わない方がよかったなんて思ってない
君と一緒にいられた日々は
本当に幸せだった

今日の日付が示す意味を
私はいつまで思い出すのだろう
もういい と思っていても
今日の日の意味を考えてるうちは
君を心から追い出せないのかな


安積 紗月 |MAILHomePage

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