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■ Dancer in the dark ダンサー・イン・ザ・ダーク
ビョーク主演、カンヌ国際映画祭受賞作品。 知らない人のために説明。ビョークさんとは、アイスランドの歌姫。姫と云う言葉があまり似つかわしくないか?歌詞なんかそのまんまの、やらかしねぇちゃんらしいから。(苦笑) 私は前に人から借りて彼女のCDを聴いたことが有りましたが、かなりキョーレツなインパクトでした。 ビデオクリップとかも見たこと有りますが、酔いそうになりました。(笑)それくらいぶっ飛んだ映像でした。 さすがビョークや、と思いました。
で、映画の話。 今回は唐突に、「今暇?映画見に行かない?」と誘われ、行ったのでありました。(苦笑) この相手、かなりの映画マニア&ビョークとか辺りの、一風変わったミュージシャンに、滅茶詳しい人。 彼の解説付きで映画を見ると、またいっそう楽しめます。(笑)
ストーリーは、ミュージカル風で、目の見えなくなりつつある主人公の涙ぐましい努力と苦労の物語。 主人公のシングルマザー役がビョークだったのですが、演技力に圧倒されました。 もともと雰囲気的にはぼーっとした印象を持っていたのですが、まぁ、役にもそれが影響している様でした。それがまた、ハマってるんだな。 普通の演技の時はどんどん目が見えなくなってるんだけど、ところどころにミュージカルが入って、そこではどうやら目は見えてるらしい。 しかも曲が入ると突然彼女のビデオクリップまがいになってしまう辺りがなんとも・・・。 あの映画は彼女あっての映画でしょう。きっと。 普通のストーリー部分ははっきり云って三文小説並ですから。 感動はしましたが、結局最後に主人公死んじゃうしね。(あら、ネタバレ?) 曲が始まるまでは、かなり寝そうな状況でした。私は。(苦笑) でも、曲が入ったとたんに「パチッ!」と目があきました。 さすがビョーク。歌がまず凄い!うまいというより、凄い。 顔は結構可愛い顔してますが、実際はかなり歳食ってます。(笑)映画の中でも、「あぁ、オバサンだったんだぁ」と思うシーンが多々有りますし。 実生活で最近面白くないこと(熱狂的ファンに爆弾送りつけられたとか)があったらしいので、精神的に参ってて、以前にも増した狂いぶりを発揮している模様。 かなり映画の役を地で行っている気がしてなりませんでしたが・・・(^-^;
という感じで、マニアックな人には大いに受ける映画の様です。 トム・ハンクスとか、そう言う正統派が好きな人には、あまり面白くないかも知れません。(苦笑)
ファボーレ東宝/00.12.28 Thu 17:50/2番/1,500円(学生割引)
2000年12月28日(木)
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