甲斐犬ジロー通信
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ジローの体調はあまり良くありません。 マット以外の所では転んだり、滑ったりして、自力で立ち上がったり自由に歩く事が困難になって来ました。 食欲も有り、頭もしっかりしているので、コミュニケーションは取れて、話しは理解出来るのですが、なにせ足腰が弱ってしまいました。
ジロ母の定位置付近が安住の位置らしく、掃除中も掃除機に顎のせて寝てしまうので、ストップしてしまいます。
PC前でこうして寝ている時間が増えました。
ジローは7年もの間、ジロ家に幸せや喜びを与えてくれた犬なので ジロ父共々、これからジローに恩返しをして行きたいと思っています。 余生を少しでも楽に過ごせるよう、介護に専念することにしました。 ですので、日記更新はしばらくお休みさせて頂きたいと思います。 時々は元気なタイショウのご報告が出来ればと考えておりますので、、、、。
掲示板は迷子犬や収容犬の情報源として、このまま続けていきます。 熊兄さんも遠慮なさらず、どんどん書き込みお願いいたします。 多くの方が収容犬の掲示を見て頂けますよう、宜しくお願いいたします。
元気一杯のタイショウ。 体型も太り過ぎず痩せすぎず、ベストになって来ました。 何か面白い事ないか、、、いつも目をキョロキョロさせているので笑い顔ですね。
今日は何度も散歩に連れ出したのでご機嫌タイショウです。
おもちゃを銜えて、ソファーにジャ〜〜〜ンプ!
まだまだ課題の多いタイショウですが、飼い主共々精進いたします。
ジローは老犬になっても、歯ごたえあるものが好きです。 今日は馬骨をかじっていますが一気に食べられなくて、一休みしながら 1本平らげました。
上手いんだけど、こりゃ固いのぅ〜
今日の晩ご飯
豚肉と椎茸のテリーヌ 鯵のマリネ ナスのマリネ
豚肉は家で引き肉にしましたけれど、ここが大きなポイントなんです。
南アフリカワインです。 このワインは素晴らしい! 試飲の時より、料理と一緒に味わうことで能力全開って感じでです。
2010年07月08日(木) |
タイショウとトレーニング |
今日で基本的なトレーニングは終わりましたが、タイショウよりも ジロ母が忘れてしまわないように、そして感覚を鈍らせない様に 単発でお願いすることにしました。
トレーニングが終わってから、好きな持って来い遊びをして発散中のタイショウ。
タイショウは良い子なのですが、、、、外に出ると回りの状況に強い興味を示すタイプで、もし首輪やリードが何かのはずみで外れた時は、飼い主を忘れ、興味のあるまま何処までもすっ飛んで行く子だと思うと言われてしまいました。
だから保健所に収容されたのですよね。 徘徊クセがかなり付いている犬だと思います。 興味がある事には何でも首を突っ込むので、何か面白い事はないかとキョロキョロしながらお散歩していますからね。 すました顔してますけれど、これからの課題は「呼び戻し」をしっかり練習することだと思います。 数年かかるのでしょうね。
その為に お散歩は日に4回は出る事、刺激を多く与える為に、短くて良いそうです。 沢山、遊んでやる事。 飼い主との絆を深める事がトレーニングなので、これから成長する為の過程で遊びは重要なのだそうです。 ワクワクしてグッタリするほど中身の濃い一日を過ごす事が今のタシショウには必要なことなのだと感じます。 犬をボーーーっとさせない工夫をしながらジロ母も楽しむ事にします。
今日の晩ご飯
野菜が続きます。 トマト炒めの卵とじ ナス、しめじ、ねぎのピリ辛炒め 小松菜と揚げの炊き合わせ
ジローの歩行が楽になるように、ゴムマットを敷きました。 工事現場で使う、歩行者用のマットなのでしっかりしていて滑りません。
ジロ家の店で扱っている商品で、苦労せずに見つける事が出来てラッキーでした。
床中に敷物を敷いて、こんな事になっていますが、まさに介護の準備が着々 と進んでいます。
冷たくて具合が良いみたいです。
今日の晩ご飯
ナスといんげんの炊き合わせ 鶏肉のネギマリネ焼 鯵のたたき
2010年07月06日(火) |
何でも持ってくるタイショウ |
持ってこ〜〜〜〜〜い!
ヘイ!
先ずはペットボトルをくわえて来ました。
次はお気に入りのダンベル。 好きな物は何回でも行ったり来たりして運びたがります。
ジロ父のサンダルはポイッと放り投げました。
品物の名前を聞きわける高度な事は出来ないので、「あれ」「これ」 と言って指さしますが、まだまだそこまでの頭は働かないようです。 でも、持って来いは大好きなコマンドなのでタイショウには合っている気がします。
夜になって
「兄きぃ、今日は具合どうですか? 」
今日の晩ご飯
お百姓生活を始めた親戚から、収穫野菜が送られてきました。 早速、肉じゃがを作って美味しく頂きました。 湯引きのお魚とで、今日はシンプルご飯です。
暑さの為か癌の悪さが始まったのか、ジローの様子が変わっています。 日中は私のPC座卓の下に潜るか、椅子の下に潜ったり、薄暗くて落ち着ける場所で過ごす事が多くなり、腹時計の時間になると 酔っぱらいのようにフラフラお出ましになります。 猫ズが
ジロー!おいで〜〜〜!
とばかり顔を舐めてやります。 猫ズのジローへの労わる様はそれはそれは優しく手厚く、思いやりに溢れていて、老いを迎えた者に寄せる敬けんな気持ちを持って接しています。
室内を出来るだけ自由に動けるように、家具を隅に片付けていますが、私達がジローの動きが見渡せるように、最近ソファーの位置替えをしました。 老犬に部屋の模様替えはご法度なのですが、混乱するようなら元の位置に戻してやるつもりでした。 しかし、ジローは見えるのではないかと思うほど、なんの違和感もなく家具を避けるように歩き、壁に突き当たると、バックやUターンを上手にして目的の地点に戻ります。
方向感覚は屋上でもしっかりしていますので、帰りたい時は必ず、ドアーに近づいて行きます。 ジローの頭ってどうなっているのだろう? 猫ズの餌探しも、勘を働かせて見つけます。 甲斐と言う犬種がそうなのか、ジローがそういう特徴を持つ犬なのか分らないのですが、体の衰えに反して、頭が冴えわたり理解力、判断力は全く衰えないです。
食餌も生肉と生骨、魚、豆腐、ニンジンジュースと自分が必要としているものしか食べようとしません。 必要量をしっかり食べているように見えるので、自分でコントロールしているようです。
冷凍保存したもみじのおやつも大好き。 馬の生骨もバリバリ噛み砕いて、良く食べています。
ジローは老いて、、、、野生に戻りつつあるのかもしれません。 余計な物は削ぎ落し、必要なものだけを食し、淡々と生きる犬です。
2010年07月04日(日) |
セカンド・オピニオン |
愛犬や愛猫が病気になった時、かかりつけの獣医さんから、なかなか納得できる治療が受けられなくて、常套句の
「入院して様子をみましょう」
こういう曖昧なコトバを投げられ、手遅れにしてしまった話しは良く聞きます。 最近、知り合いのワンちゃんが、入院をさせられ、病名も原因も告げられぬまま、腹水が溜まり緊急事態なのに、手術は出来ないからと家に返されました。 急遽、その日に信頼出来る獣医さんに飛んで行きましたが その日の内に検査、緊急手術をして一命を取り留めることが出来ました。 もう少し遅かったら、命はどうなっていたか、、、危なかったようです。
金太郎の時もそうでしたが、悪くなって即、信頼出来る獣医さんに駆けこまないと、犬は間に合いません。 金太郎は手術中に腸が破裂し始めたくらいの状態で、数分遅かったら死んでいました。
自信の無い医者は、ズルズル引き延ばし、手に負えなくなると
「こんなに悪い病気でした。」
と言って飼い主を諦めさせる手に出ます。 (ジロ家のかかりつけの獣医さんのコトバです)
セカンド・オピニオンをと思っても、なかなか探せるものではありませんけれど、普段から散歩仲間や病気をして手術や処置を受けた飼い主さんからの情報などを集めて、良いも悪いも獣医さんを知っておく事が大事。 愛犬が助かる道だとつくづく思います。
・飼い主にも愛犬にも気持ち悪いくらい優しい(病気を見て欲しいのに、愛想を振りまき、肝心の病気の説明がお粗末)
・診察結果の説明が明確でない
・処方された薬の説明をしない(どのような薬で、どういう副作用があるか)
・自分が出来ない場合、別の病院を紹介しない
・検査と称して長い入院をさせ、なお且つ状態を悪くしている
このような病院は要注意です。 長い付き合いだからと、信じきってしまう飼い主さんが居ますが、冷静になって判断をされることが大事だと思います。
手術をしたワンちゃんは翌日、退院して病気も見つける事ができました。 本当に良かった!
ジローは生肉しか食べなくなりました。 少しの魚と肉、、、、野菜も芋もいらないそうです。
シンプルおもちゃをこよなく愛すタイショウ。 お散歩に出かける時、必ず銜えてジロ母の元に持ってきます。
持ってこ〜〜〜〜い!
の掛け声で、最近はなんでも持ってきます。 愉快なヤツで面白いです。
ジローは毎晩、夜風に吹かれて外飼いの想い出に浸っています。 屋上でこ一時間、まったり過ごすのが本当に嬉しそう。
私より早く逝ってしまった親友に自慢しようと思って、冥土のみやげを集めています。
長男が小学生の頃、母親×生徒のサッカー試合に出ました。 友人と練習を重ね、息子達との試合は終生忘れる事が出来ません。 その頃にJリーグが発足したのですが、まさか日本がWカップでベスト16に残るとは、彼女は信じられなかったと思います。 新聞は私が死んだ時に棺桶に入れてもらうつもりです。 冥土に行ったら、事細かく報告して自慢気に話をしたいと思っています。
ユニホームは敗戦を確認してから買いました。 息子達に記念として持って居て欲しかったので。
ムシムシ暑いので、タイショウは玄関のドアーを明け放ち、番犬仕事に勤しんでいます。 タイショウの番犬仕事は日を追うごとに、本格的と言うか気合が入っています。 訓練士さんが見える日は、吠え止めの練習を兼ねてトレーニングもしますが 吠え方がとっても良いと言われています。
音に対して敏感で、吠えるグレードがはっきりして来たので、ジロ母は吠えを止めさせるタイミングが大分、理解出来るようになりました。
おニューの扇風機の前で、こりゃぁ具合がええわいとご機嫌なタイショウだったのですが、、、、、 うっかりジロ母の隙を突いて、コードを噛んで火花を散らしてくれました。 一瞬のうちに扇風機は破壊
ジローはドサクサの内に、15才2カ月迎える事が出来ました。 感謝感謝、、、、益々良い顔になっているジローです。
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