甲斐犬ジロー通信
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今朝の東京は瞬間風速34mという
観測史上初めての強風に見舞われました。
自転車が転がっていたり
鉢が割れていたりゴミ箱が飛ばされている中を
ジローのリードをしっかり持って歩きました。
枯れ葉が凄い勢いで追いかけてくるので
ジローは何を勘違いしたのか慌てて逃げました。
お散歩から帰って1Fのプランターを
元に戻そうとする前に写真を撮ろうとしました。
すると、なにを勘違いしたのか
突然足を上げてオシッコをひっかけました。 (足を上げた瞬間写真)
今日は何故か勘違い続きのジローでございます。
頼むよジローくん。
日本列島を縦断するように吹き荒れた台風で被害にあわれた方も
いらっしゃるかもしれません。
北海道に上陸するそうですので東北、北海道の皆様
充分お気をつけ下さい。
今日無事に抜糸が終了しました。
5秒で終了
ジローも拍子抜けしてました。
抗生剤はもう1週間飲むことに成りましたが
今度の薬は粉なのでカッテージチーズに
練りこんですんなり飲んでいます。
診察が終わって
「はよ帰ろうよ〜」
と急ぐジローに
「お疲れ様でしたね。」
と声かけしてくださった方にお尻をぶつけて
お礼のご挨拶をしていました。
ご心配いただきましたけれど遅れた抜糸も獣医さんの手で
処置していただき無事終了いたしました。
皆様ありがとうございました。
これからは弱った足のリハビリを続けて
筋力、腱力をつけていきます。
最後の抗生剤を今朝飲ませました。
が、薬を飲むけれど勢い良く
「ペッ!」
最後の記念アーチをとでも思ったのか
何度も大きく吹き飛ばすジロー。
「あ〜んして!出しちゃ駄目!」
「。。。。。。。」
「飲んだ?」
「。。。。。」
「ペッ!」
喉の奥に貼り付けるようにしても
器用に舌を使って時間をかけて吹き飛ばしてくれます
飼い主冥利に尽きるほどこれが上手いんです。
薬が濡れてべチョべチョになってしまったので
仕方なく
肉に包んで口の中に放り込んでお薬の飲み納めをしました。
今年の夏は本当に暑かった。
夜は扇風機をかけてもらってもムンムンだったし
昼間もあぢーくて、母ちゃんが冷たいタオルで僕の体を拭いてくれた。
あんまりあぢいので番犬仕事をするのもサボり気味だったな。
面倒くさいから寝たまま吠えていたら
父ちゃんにめっかって
思わず僕あくびしてごまかしちゃった。
多分母ちゃんに告げ口したと思うんだな。
足の手術もしたんだ。
何針も縫ってさ・・・
糸が邪魔なんで自分で抜糸も試みたさ
獣医さんから「ジロー!抜糸は医者の仕事だ!」って
ど偉く叱られたけどなんでだろうね。
月曜日に病院で抜糸をしてもらうんだけど
カジカジしないでちゃんと我慢できたよ。
いろいろなことがあった今年の夏
僕は普通に元気で明るい毎日を過すことが出来て
満足な夏だったよ
2004年08月27日(金) |
ジロー喜びのウルトラE |
ジローの喜び表現には時間とともにランクが生まれました。
お得意のちんちんは家に来る前から
最初に会った時の歓迎の挨拶でした。
(ウルトラA)
オーバーな表現は苦手そうで
はにかみながらスリスリするのが定番でしたが
マッサージを施している時に頭を押し付けて
でんぐり返りをしそうになったりという感じの親近感は
時間が経過するごとに多くなりました。
(ウルトラC難度)
なんだかいつも遠慮気味というか顔色を伺いながらというか
そんな感じでしたが、手術後あられもなく甘えるジローの姿に
変化が見られるようになりました。
”クーーー、ヒンヒン”
と鳴きながら鼻先をジロ母のほっぺや鼻にくっつけて
ペロッと舐めるのです。
顔を舐めるということは今までしたことがありません。
ジロ母限定らしく”ウルトラE”難度の喜び表現に
とても嬉しく幸せを感じてしまいます。
「お米のいしかわ」さんの田んぼ
ちょっとの間に穂先が黄色くたわわになりました。
もう少しすると黄金色に輝き
秋の訪れを感じさせられるんです。
今日のジロー、社長からたら棒を貰ってご機嫌でしたが
すぐに吐きました。
袋を見たら中○製と書いてありましたので
きっと防腐剤の強いものが入っていたのでしょう。
手作りご飯を食べ初めて変わったことといえば
今日のように分からない物が入っている餌に関して
反応が早くなりました。
防腐剤の危険性は
もっと問われていいものと思うのですが
抜け穴だらけの現状では防ぎようがありません。
おやつは出来るだけ市販のものは与えないようにして
最近は、りんご、生骨、ささみ、生小魚などを
たまに与える程度です。
ジローの年になると体調維持がとても大事だとおもわれますので。
よれよれの朝顔で恥ずかしいのですが
一昨年買ってベランダに出しっぱなしで
放たらかしでした。
こぼれ種が落ちていたのに
枯れてもう駄目かなと思っていました。
お水だけは気がつくとあげていましたが
夏の途中から
次々花を咲かせてまぁ健気なこと
台風に吹き飛ばされたり、洗濯ものにひっかかったり
酷い環境にも逞しくこれでもかと咲き誇ってくれました。
ストロング朝顔と呼びたいくらいど根性ものです。
来年も咲いて頂戴ね朝顔さん。
2004年08月24日(火) |
ジローとジロ母の攻防 |
このお方、抗生剤を飲んだふりしてなかなかの役者でございます。
いままでの薬は自らカジカジして飲んでいたのに
新しい抗生剤は半分にカットして小さいのに
夕方飲ませようとしたら”ぺッ”と吐き出しました。
ジロ母が昨日、ささみに埋め込んで与えたものだから
味をしめたものと思われます。
食べ物には目ざとい男ですから。
「あ〜んして」と言って 口を開けさせて舌の奥に乗せたら
しばらく口を閉じて何食わぬ顔していました。
「よしよし〜、飲んだな?」
と思った瞬間”ペッ”と勢いつけて飛ばしました。
よっし、もう一度口の脇からねじ込んでジローの口を押さえる
眼をキョロリと不審な感じではあるが
大人しくしているので口を離してみた。
動かずにジッとジロ母の眼をみているので
「飲んだね〜」と褒めたとたん
唇の横に白いものが張り付いているではないか
「クソ〜〜!」
手ごわいヤツだ・・・・
今度は口の脇から喉の奥へ押し込み
口を押さえ込むことを長くしてみた
相変わらず何食わぬ表情をしている
今度は飲んだな。。。たぶん。
口を離しても薬は出していないので
今度は成功した!と思った
しかし、ジロ母甘かった。
ジローはすぐに飛ばさずジロ母の集中が切れるのを待って
目立たないように床にポトリと落とした。
落とした後も大人しくお座りして笑い顔している。
もう、ジロ母笑いを堪えることが出来ず
ガハハーーッと大笑いしてしまいました。
ジロ母の性格をよく読んでいる飼い犬でございます。
まさしくこんな感じでヤッターーと思ったのだろう。
負けるものかと今日も戦う飼い主と飼い犬でございます。
ジローの首から下がっているお札見えますか?
たまにカジカジしていましたが
慣れてきて気にならなくなったようです。
急に涼しく凌ぎやすくなりましたので
敷物の上で寝るジローです。
夜も扇風機は使用しないでシャッターの下から入る
涼風のみで過せています。
夜はたいていシャッターに向かって
お座りして番犬しています。
そんな後ろ姿がそっくりな手ぐるみが今日届きました。
ネットのお友達のみりんこさんから。
ジロ母の写真技術がいまいちなのですが
ほんものはジローの雰囲気がいっぱいで
ぷぷっと笑ってしまう
出来栄えです。
みりんこさんは手の魔術師です。
ネコ達も興味津々で見入ってますのよ
甲斐犬のぬいぐるみは
多分みりんこさんが初めて製作されたのではないかと思います。
どこにも無いたった一つのジローぐるみ
大事にさせていただきます。
ありがとう!
今日は術後の抜糸で病院へ行きました。
車から降りると足を突っ張って
ストライキを始めました。
ジローはよほど懲りたんだな〜 病院はコリゴリなんだね
仕方ないので
赤ちゃん抱っこして病院まで行きました。
ニャオミャオ〜・へーへーと
息遣いの荒いワンニャンが待合室に一杯いました。
みんな恐いんだ〜。
待合室はそう広くないので
ワンニャンが鼻を突き合わす格好になっても
喧嘩する子は一匹もいません。 (喧嘩をする余裕が無いらしい)
飼い主さんにピッタリくっ付いている姿が
本当に笑えて面白いです。
ジローもジロ母の股下に隠れたり
お隣さんの股下に潜ったりして
一生懸命隠れていました。
「ハイ!○○ジロー君」っと呼ばれて
首をすくめていましたが
ジロ母に抱っこされて診察台に乗せられ
観念しました。
傷口の治りが良く無いので抜糸は1週間延期になり
抗生剤を再び飲むことになりました。
「抜糸は自分でするなよ」とご注意を頂きまして
「は〜〜い、分かりました先生」
と言ったかどうか分かりませんけれど
へーへーしていました。
(日本橋高島屋のメーンエントランスに小さな林ができています。 こういう場所をみると傍に寄っていきたくなりますね。)
アテネで開催されているオリンピックで
日本選手の快進撃が連日伝えられています。
メダルを獲った者獲れなかった者
たった数分で天国と地獄を味わう熾烈な戦いに挑む選手達。
試合終了後に
選手の凝縮した姿が映し出されています。
井上康生君のまさかの敗退。
小さい頃から敵なし負け知らずで順調に来た
典型的な天才選手だったらしい。
期待どころか金メダルは当然と思われ
康生に負けは有り得ないと関係者も思っていたらしい。
ところがアテネでみせた彼の動きには
いつものキレが無かった
「いつもの動きではない、どうしたのか?」と
関係者は語っていました。
結果は敗退でしたが
きっと彼の人生で
負ける悔しさ負けた者の絶望感を
他の選手達より絶対的に味わうことが無かったのだろう。
挫折を味わってきた谷亮子さんや
阿武教子さん、水泳の北島康介君も
辛い時期を盛り越えてアテネへやってきている。
メダルを獲った選手には
挫折から立ち上がった気迫と強さが感じられる
オリンピックのような気がしてならない。
負け知らずの人ほど
人知れず不安と重圧を感じていたのだろうと思うし
初めての挫折をアテネという大舞台で経験して
私的には康生君の人生のためにも
良い経験だったのではと思っています。
挫折を知らないで突き進む人生ほど恐いものはありません
この試練を受け止めて
立ち向かう康生君の姿をいつか見せて欲しいです。
試合終了後、斉藤監督が
「康生には神様が与えてくださった試練だと受け止めています」と
話されたことが印象的でした。
手術から7日経ちました。
足先の腫れは引き元気にカツカツと歩きます。
ですがちょっとした弾みで3本足歩行になったり
酔っ払い歩行になったりしているので
時間がかかるようです。
昨日辺りからお座りをすることもあり
驚いたことには
自分で抜糸をし始めているのです。
糸をカジカジしながら引っ張るので
日曜日の抜糸まで
「イケナイ!イケナイ!」
抜糸は先生にしていただくんだよジロー。
今日の関東地方は朝から凄まじい暑さです。
蒸し風呂の中にいるようで外にでると熱風にクラクラ
ジロ母飯田橋まで行く間に気分が悪くなるほど
異常な一日だったと感じています。
夕方外出から戻ってポストを開けたら大きな封筒がありました。
送り主は「甲州ぶどう」さん。 昨年キリバンを当てられた方です。
その後メールやお手紙で
お付き合いを続けさせて頂いています。
封筒を開けたら
「老犬コロが教えてくれた幸福」
という本と「諏訪大社」のお札や絵葉書
手ぬぐいなど御神木の気を感じる品々が入っていました。
ジロ母、霊気を感じる方ではありませんが
心の気を感じてうるうるしてしまいました。
明日、「前宮一之宮神社」のお札を
ジローに着けてあげたいと思います。
「甲州ぶどう」さんありがとうございました。
今日のジロー
暑さが凄まじいので午後から事務所内に避難させました。
ジロ母が出かけている間
夕方2度も吐いたそうです。
暑さでかなり胃腸が弱って来ていると思われます。
胃腸を休めてあげようと今日は一食抜くことにしました。
今朝のお散歩中に撮ったものです。
歩けるようになって距離も延ばしたがりますが
う○ちが出るとサッサと戻ることにしています。
今朝は家の前にくるとお惚けぶりを発揮して
通り過そうとしました。
「おい、おい、何処へ行くか〜〜!」
「エッ! 僕んち? こりゃ、失礼しました。」
と惚け捲くりながらなおも通り過ぎるジロー。
このすっとぼけ振りが出てくると元気な証拠です。
(写真を撮らなかったので昨年5月のもの)
デップリのジローです。
体重16kのおデブの頃、懐かしいですね。
この後、高カロリーフードを食べて1kは太ったと思われます。
術後4日目のジローは着実に回復をしています。
手術した足は
足先が少し麻痺したように変な歩きかたです。
時間が経てばもう少しマシな足運びになるのか?
ジロー自身ゆっくり歩くことを励行して
爺婆飼い主と歩くには丁度よいペースです。
夜ジロ父がご飯をあげた後
ブラッシングをしていると
「父ちゃん、今日はもうこの辺で結構です」
とばかり、さっさと寝床へ戻っていったそうです。
もう足を着いて歩きますが
やはり後ろ右足は不自然な運びです。
ゆっくりゆっくりと声がけするとリードを緩めますが
すぐに引っ張って歩いては3本足歩行になります。
歩けるってことはやはり犬も嬉しいんだ
3日振りにう○ちも出てジローもスッキリしたみたいです。
そうそうお座りがまだできないので
寝るときはくるくる回りながら遠心力を借りて
パタンと寝ます。
上手に寝るものです。
今朝は自分でオシッコ場まで歩きました。
昨日より足の運びは良く、力を入れて歩けました。
途中ラブちゃんに出会って
グビグビ引っ張るし踏ん張るし静止するのに一苦労
回復していることが分かりました。
熱も下がり傷口を舐めては寝るジロー
一日中良く寝ていました。
腱の周りにメスが入っているので
指の力、土を掴む力は衰えると思うけれど
最悪の断脚を免れたことだけで
もう、何も望むことはありません。
ジローのペースで犬生ゆっくりゆっくりいこうね。
今朝、包帯を外しました。
恐る恐るテーピングを切って傷跡を見ましたが
まだ傷口が痛々しくて血がにじんでいます。
足に力が入らないので
オシッコの出来る場所へ抱いて連れて行きましたが
ヘタヘタ〜と倒れ込んでしまいました。
やっとオシッコをして事務所に戻り布団へ
熱がありしんどそうにハーハーして
ジロ母の太ももに頭を乗せてしまいました。
写真のようにジロ母の太ももに上半身を乗せてきて
寝ています。
お布団の上がいいらしく敷布団の上にジロ母が座り
ジローが太ももの中で眠る
ジローのために一日こんなカッコウしていました。
遠慮しないで甘える姿を見せたのは初めてのこと
夜になって
一人でお布団の上で丸くなって寝ました。
傷口を舐めて直すつもりなんですね。
足の手術とは言えジローにはかなり応えたようです。
ジローの手術は簡単ではありませんでした。
開けてみなくては分からない病気ですので
手術の終了を家で待ちながら
悪いものでなければと祈る思いでした。
獣医さんからは「腫瘍」も考えられると
手術前に伝えられていましたので覚悟をしていましたが
なかなか終了の連絡が来ないので
やっぱり病巣が大きかったのかなと気になりながら
約束時間が過ぎたところでこちらから電話をかけました。
やはり大変な手術になったことをお聞きして
すぐに迎えに行きました。
ジローは大きなカラーをして
女医さんに抱かれ情けない顔をして手術室から出てきました。
ジロ母が先生と話をしている間
大人しく抱っこされていましたけれど
下ろしてもらうと4本足で歩いて
ジロ母の傍に来て喜びのバタバタステップを踏みながら
「かあちゃ〜ん」
と擦り寄ってきました。
そんなジローを見た獣医さんは
「術後足を付いて歩くなんて考えられないことする」
って言っていました。
けれどそういうことをするワンだと
飼い主は分かっているので少し可笑しかったです。
ジローの足の腱には
びっしり腫瘍ができていました。
獣医さんによると珍しい腫瘍で
開けたとき驚いたそうです。
腱に二つに分かれて房のように
血管の回りにも腫瘍が広がって
全部取りきることは出来ないので残したそうです。
今後、新たに腫瘍が出来る可能性は有るけれど
良性のものなので手術はしないでいいでしょうとのことでした。
珍しい腫瘍は病理に出すそうで
結果は後で知らせると仰ってくださいました。
腰との関係など分からないことだらけですが
経過をみながらジローのこれからを
獣医さんと一緒に考えていくつもりです
術後も健気に足を付いて見せるので
抱っこして帰るように言われてしまいました。
甲斐犬は痛みにも病気にもかなり強い犬種なのだと
ジローを見ていて強く感じています。
病院では痛い足をついて
歩いていましたが家に帰るや
急に3本足になりました。
病院ではかなりつっぱっていたのでしょうね
車の中では見せたことの無い甘え方をして
ジロ母ちょいと驚いています。
*皆様ご心配をいただきましてありがとうございました。 ジローは長時間の手術にも耐え気丈夫にしています。 無事手術を終え今は安静にして寝ています。
ジローの後ろ右足関節の腫れは
薬を減らすと大きくなることが分かりました。
1/4にステロイド剤をカットして
結果は痛みは無いものの
関節液の漏れは止まりません。
多分、穴が開いて
そこから漏れているのではないかと思われます。
ステロイド剤は切るので
まだ十分に耐えられる年齢でもあり
早めに手術をしようということに決めました。
命に別状は無いので
そんなに心配する手術ではありませんけれど
術前の血液検査の結果を待って決定することになりました。
待合室で検査結果がでるまで暫く待っていると
先生が検査表を見ながらこられて
ジローの血液は年齢にしては優秀とお墨付きを頂き
「よっし!いいぞ!」
ジローの頭を撫でられました。
明日お昼前に病院へ連れて行き午後から手術になります。
体調も良いですし精神的にも落ち着いているので
ジローはガンバッテくれると信じています。
今日すずめのヒナが死にました。
やっぱり生かせるのは難しい環境だったのでしょう。
昨日までは元気にしていたのですけれど
夜になって見たら
ティッシュを敷いたケースの中に潜り込んで寝ていたので
もう、調子が良くなかったのかもしれません。
元気に育ったとしてもあの子は人間の後を着いて歩くし
呼ぶと擦り寄ってきて手の上に乗って
撫で撫でされるのを目を瞑って気持ち良さそうにしていましたから
野生に戻ることは出来なかったと思います。
親鳥があれほど呼んでも飛べない弱いヒナだったから
人間に抱かれるのを恐がらなかったのかもしれない
今朝は鳴かないし二度目の餌を口にいれようとした時
首を振って喉になにか詰まっているのかと思うような仕草をして
立てなくなりました。
体をマッサージしてやると気持ち良さそうに目を瞑り
1時間半ジロ母の手の中にいました。
撫でるのを止めると目を明けて苦しそうに体を捩らせるので
頭、クチバシ、お腹、背中を擦リ続けました。
クチバシを動かしてなにか喋っているような状態が暫く続き
大きく羽を広げたかと思ったら
澄んだ綺麗な目を見開いて
あっという間に手の中で息をひきとりました。
たった4日でしたがジローが見つけて連れ帰った子なので
すぐにヒナを抱いてジローの元へ行き
「ジロー、ヒナちゃん死んだよ」
「バイバ〜イ、ヒナちゃん」ってお別れしました。
小鳥のさえずりが聞える家の前の街路樹の元に
小さなお墓を作ってさよならしました。
合掌
快眠,快便が僕のモットー!
たらふく喰ったらぐっすり寝て
翌朝、スカーーーッと出す。
ところが最近
スカーーッといきません
か・かたいんですよ〜
夏はどうもこんなカッコウが長くてね・・・
恥ずかしいから隅のほうでこそりとやってます。
(写真は本日のものではありません。故障につき悪しからず)
スズメのヒナを連れ帰ってジロ母が子育てをしていますが
思った以上に大変な親業です。
幸いなことに人を恐がらない性格なのか
手のひらに乗って遊びますし
ジロ母の顔を覚えて眼で追います。
本当は生きた虫を潰して与えるといいそうです
がしかしこの辺りでイモムシ探しは
容易なことではありません。
親鳥は必死で探すのだろうけれど
ジロ母は粟を熱湯でふやかして人肌にさめたところを
耳掻きですくって口へ運んでやっています。
眼をまあるくして、大口を開けて待っているので
この瞬間がたまりません〜
「飯よこせ〜〜、チィチィ〜」
物凄い食い気パワー
か細い足で
くれっーーーー!
ジロ母の指に登ってきます。
2時間おきにこの凄まじいくれくれコールのなか
焦りながらエサ作り、冷ましてから口へ
2時間がすぐにやってくる
仕事が進まないばかりか、2時間以内に用事を済ませて
一旦戻らなければならない
すずめの母さんは子育てするとき
エサ探しから巣立ちの訓練まで
本当に大変なことです
この子は羽が生えているのに飛ぶ気が全然ないので
親離れの遅い子なのかもしれません。
2004年08月08日(日) |
サマージャンボキリバン抽選発表 |
今日はキリバンクイズにお答え頂いた方 16名の中からネコにより1名の方を選び その後敗者復活抽選をジローにより1名の方を選びました。
ネコは動くものに興味を示す習性を持っているので お名前を書いたカードに糸を通して棒に結び ジャンプをしてカードを引き抜くように準備をしましたが、 ゆらゆら動く白いものが恐いのか只眺めているだけでいまいち無反応。 飛びつくことも銜えることもしません。
仕方ないので 煮干しをテープでそれぞれに貼り付け 「パン喰い競争」のイメージで行なってみましたら 反応し始めて時子が1枚を銜えてひっぱりました。 完全に糸を切って床に落としましたので当りと判定しました。
ルル子ママさん
当りました。おめでとうございます。
次にラストチャンスの敗者復活をかけたジローによる抽選。
いつものように袋の中に餌をいれて銜えて放り投げる単純な ジロ抽選でしたが、偉い勢いで銜えて出しました。 出した袋を食い破り出てきたカードは
茶毛さん おめでとうございます
ルル子ママさん、茶毛さん 偶然にもお返しさせていただいたようで 安心しました。 これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
*カメラの調子が悪くなって動画でのアップが出来ませんでした。 色もモノクロになってしまい故障のようですが、なんとなく雰囲気が伝わるかしら。
朝散歩の途中
ジローがいきなり後ろに仰け反るようにジャンプしました。
ジロ母驚いて地面を見たら
ジローの足元にすずめのヒナが立っていました。
チィチィと鳴いている。
丁度バス停の前で
親鳥は鳴きながら旋回してヒナを促すように
「飛びなさい!さぁ!羽を広げて!」
と言っているのか激しくさえずり続けています。
ジローどうしよう?
巣立ちの練習をしているのかもしれないので
立ち去りかけましたが やっぱり気になり暫し様子を見ていました。
親鳥がいくら誘導しようとしても
アスファルトの上に立ったまま動こうとしません。
すぐ横は路肩ですし車に跳ねられるのは時間の問題です。
「ジロー、連れてかえろうか?いいよね?」
と言ってすずめを手の中に収めて
頭を撫でていたら目を瞑って気持ち良さそうに居眠りをしはじめました。
ジローに見せて「連れてかえろうね」と言いました。
連れ帰ってとりあえず応急にボールにザルの蓋をして
ネットで「野鳥駆け込み掲示板」を読んでいると
ネコが「ナヌナヌ〜、何かいるぞ〜」
と寄ってきて鼻をザルにピタッとつけています。
ゆっくり読んでいられないのでご近所の鳥博士を訪ねることに。
ネコを近づけたり人間が触ったり顔をみせたりすると
子すずめにはストレスがかかりショック死をするそうです。
出来るだけ静かな場所においてあげるようにと言われました。
餌の与え方や環境のことなど細かく教えていただき
早速ダンボールの中に簡易湯たんぽを置いて新聞紙
ティッシュペーパーを裂いて敷いてやりました。 後は止まり木を置いて足の筋が麻痺しないようにしてあげなければ。
餌やりの時は口笛で合図をしてから
割り箸の先を削って作ったスプーンで口の中へ。
育つかどうか分からないけれど
親鳥の元へ帰る日が来ることを祈っています。
物騒な話題ですみません。
4軒先筋向いの家のバイクが昼日中盗まれました。
そちらのお嬢さんの連れ合い(イタリア人)は
ガックリ肩を落として溜め息を漏らしていました。
盗まれたバイクは青い色した超カッコイイもので
毎朝彼女を乗せてイタリア旦那はお見送りをしていました。
ジローはそんな光景を見ていましたので
盗まれた話を聞くジロ母の顔を神妙な顔して見ていました。
泣きそうな顔してうなだれているイタリア旦那に
声がけしてあげたいのだけれど・・・・思いつくイタリア語は
プロントプロント
アモ〜レ
チャオ
デルピエーロ
日本語が分からないのでどうにもコミュニケションが取れません。
義母にあたる日本人母さんが
いきなり
「お宅はジローちゃんがいていいわね。ジローちゃん頼むわよ!」
と言われてしまいました。
けどジローもなー、両隣くらいはガンバッテ番犬仕事していますけれど
四件先まではちょいときつい
それでも悪い気しないのか
やたら愛想振りまいていましたわ。
皆様当サイトの「サマージャンボキリバン祭り」にご参加くださり 深夜から早朝までお付き合いくださいまして心からお礼申し上げます。 本日午前9時前後に10000カウンターを三人の方が踏まれました。 変じゃありませんか?とクレームがつきそうですが 実はTOPページのカウンターは一日一回のカウント設定に なっていたはずなのですが・・・・ 早朝から裏カウンターは物凄い動きを示していました。 (荒らし防御のため解析を入れています)
10000カウントに近づいた頃は秒単位での訪問が殺到していまして 実況中継が出来そうなデッドヒート状態にありました。 私が新しく設置したカウンターは無料サイトからお借りしたもので 呑気に回っている時はなんの問題も起きませんが 今日のように急激に訪問者が殺到した場合 能力過多が起きてカウンターの作動が 麻痺していたのではと考えられます。
幸いに自己申告をしてくださいましたので ジロ父とも協議した結果 ヤマトママさん・みりんこさん・朋蔵ママさんの お三人がキリバンを踏んだということにいたしました。
申し訳ないのですがお祭りですのでそこの所大目にみてください。 どういうわけか、必ず一つ抜けたことをする癖が 抜けないジロ母ですがこれもご愛嬌と思ってお許しください。 ごめんなさい。
次にクイズでお答え頂く「ジロ家の幸運」を掲示板にて発表いたします。 クイズは本日から明後日(7日土曜)夜10時まで 答えを掲示板にてお答え下さい。 簡潔にお願いいたします。 8日(日曜日)に正解者の方の中から抽選をいたします。 その後続けて敗者復活戦 (クイズにお答えいただいて正解したのに抽選に外れた方々)を ジローがお一人抽選で選ばせていただきます。 日曜日の夜 お二人の当選者の発表を致しますのでどうぞお楽しみに。
皆様暑中お見舞い申しあげます。
僕の住む街は隅田川の川風が吹いて
東京の中でも涼しいほうなのですが
今年の暑さといったら半端ではありません。
朝散歩に出かける時、
空の入道雲が舌をだしているほど暑いんですよ。
写真の場所は僕のお散歩道にある某有名ファッション関係の会社です。
全面ガラス張りで涼しげでしょう?
ここが僕の好きな場所なんだ。
デッキの上でのんびりしているとき
ガラスに映るスレンダーな僕をみたひにゃ〜
自分で自分にうっとりしてしまうんです。
父ちゃんも母ちゃんも
「あっぢーあぢー」って言いながら
お仕事しています。
お盆休み前なのでめちゃくちゃ大忙し
晩ご飯なんか物凄く遅くて
特に今晩は最悪なくらい遅かった。
でも、
大好きな手羽先2本にいわしも付いて
結構ゴージャスディナーだったんで気にしない気にしない
手羽先のあの食感がたまらないのよ。
パリパリ音たてながら眼を瞑って噛み砕く時
母ちゃんに「良く、かみかみしなさい!」って注意されるけど
早喰いの僕は速攻粉砕の牙であっという間に飲み込んでしまうのさ。
へへへ。。。。
今朝のジローと父ちゃんです。
ジローは眼が衰えていると感じることがあって
飼い主寂しくなることがあります。
散歩中にジロ父と姿や服装が似ている人を見つけると
突然近づいて飛びつこうとしたり
間違えて追いかけたりします。
近くまで行って見間違えていたことに気付くと
寂しそうにします。
今朝はジロ父が先に玄関を出て買い物にいきましたので
内緒で後をつける事に。
ジロ父が遥か先を歩いていることに
全く気付かないジローはルンルン気分で
ジロ母を見ながら歩いています。
交差点のところで
「ジロー待ってね」と言って暫く同じ場所に止まりました。
大通りの向こうから父ちゃんが歩いて来ました。
さあ、ジローは気付くかな?
辺りをキョロキョロしていたジローの顔がピタッと止まりました。
確かめるようにジッと父ちゃんの動きを追っている
尻尾を振り回し始め、両手をおいでおいで〜
見えているんだ〜、今日は見えるんだ〜
父ちゃんが信号を渡ってこちらに近づくと
”ジロー感激”
ジャンプして甘咬みして喜びを体いっぱいに
父ちゃんからヨシヨシされて
嬉しそうにしていました。
2004年08月01日(日) |
ジローの生きがいって? |
「お米のいしかわ」さん家の田んぼの稲は
84日を迎えてジローがすっぽり
隠れてしまうほどに成長しました。
日中は熱いアスファルトの上を歩かなくては
ここまでくることが出来ないので
夕方になって久しぶりで稲の成長を
ジローも見ることができました。
青々して気持ちが良いです。
ジローも稲の傍に寄って鼻をくっつけています
そんな姿を見ていると
ジローも生きがいを感じたりするのかなぁと
ふと思いました。
人間と犬の違いってそう大きくないような気がしていたから
ジローはジローなりに犬としての
高貴な生きがいを持っているのだろうな
|