便蛇民の裏庭
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2005年02月28日(月) とうとう入れました

以前のバイト先に来ていたお客さんの中に
とてもかっこいいタトゥーを入れている人がいた。

前々からタトゥーを入れたかったぼくは
思い切ってそのお客さんに

『ぼくもタトゥーをいれたいと思っているんですけど
 からだのどこにどんな絵を誰に彫ってもらったらいいのか…』

と相談?した。
するとその方は元彫り師で
『今はやってないから弟子を紹介するよ』
とお弟子さんに話を通してくれた。

そんなわけで紹介していただいた彫り師の
彫狼靁さんに
お会いすることとなった。


打ち合わせ当日は
たまたま仕事が休みだった弟に付き合ってもらった。

彫狼靁さんはなんだが不思議な波長が出ていた。
いろいろな説明や仕事に対する考えみたいなものも
聞いていてとても心地よかったので

この人に出会えてよかった!
この人だ!

と大げさにも思ったぼくは
首から肩甲骨の間くらいの部分に少し傷ついたアゲハを
入れてもらうことに決めた。

彫る日までにデザインを二種類描いて
用意しておいてくれるということになった。


自宅でなんとなくタトゥーのことを考えてたら
自分で頭に浮かんだ蝶を描いていた。

『あ、ぼく、絵を描くの好きなんだった。
 自分で描いたデザイン彫ってもらうのっていいかも』

さっそく彫狼靁さんに電話をしてそれを伝えると
では当日それを交えた3種類の中から選ぼうということに。


彫る当日
愛人笹子と一緒に彫狼靁さんのもとへ行き
結局自分のデザインをいれることに決めた。
しかも彫狼靁さんと笹子のアドバイスで
もともとのデザインより拡大して腰にいれることにした。

さぁさぁ
噂に聞く彫り物を彫るに伴うその時の痛みやいかに?

ぼくはやはり痛みに相当鈍くて強い生き物らしく

  あ!なんとなく痛くなってきました!
  あいたたたたたたたぁ!

と痛くなったのはもうじき仕上げという頃。
『こんなに痛がらない人は久しぶりだ』
と彫狼靁さんに珍しがられるくらい。


残念ながら笹子は途中で帰る時間になってしまい
ぼくが痛がる姿は一切見ていない。

迎えに来た相方は
ちょうど仕上げの手彫りを見ることができた。

仕上がりはもう大満足!



『君はこれからずっとぼくの腰で暮らすんだよ♪』

鏡に映る蝶に話しかけるほどめちゃくちゃ気に入った。

当初の予定の首の辺りは
もう入れる図案が決まっている。

彫狼靁さん!またよろしくお願いしますっ!
(彫狼雷さんについてはここクリック


2005年02月27日(日) かまくり隊

今日は久しぶりにやる気満々だったので
友達の家に押しかけてかまくらを作ろうと
勝手に独りで決めた便ちゃんですこんばんは。

まず最初のターゲットは愛人笹子のおうち。
しかし残念ながら笹子にはご用事があって
一緒に二家族合同かまくりゴッコはならず。

次のターゲットは相方の同僚宅。
こちらちょうど排雪作業などの最中で
おいでおいで〜待ってるよ〜とのこと。

今から行きまっす!

とメールをし
家族揃って過剰な防寒対策を行い
相方の同僚Nさん宅へ向かった。


最近全然動けないでいたので
動けることが嬉しくてたまらない。

めいいっぱい雪山に穴を開け続けるぼく。
たのしいたのしい!

穴に入ってひたすらひたすら掘り続ける。
すっげぇたのしーーーい!

中掘りを相方とチェンジ。
外側をチェックして雪の厚みの確認をしていた。
入り口の反対側を見ている時だった。


もすっ


目の前の雪山がへこんでいく。


もすもすもすっ


??????
一瞬目の前の光景がわからない。

Nさんが「崩れた!」と叫んだので
同時に子供たちの人数を確認。
4人とも無事!よし!

しかし雪の中から


おーいおーい おーいおーい
おーいおーい おーいおーい


くぐもった声がする。
かまくらの天上が崩れて相方が埋まってしまったのだ。

Nさんは真剣な顔で必死に
スコップでかまくらを崩し始めた。

はっっ!

あわててぼくもスコップで掘り始めた。


おーいおーい おーいおーい
おーいおーい おーいおーい


…何故かぼくの顔が笑顔になってしまう。
笑いどころではないのに。
笑ってはいけない場面なのに。


ぼくの頭の中に

Nさんのスコップが当たって

『あいててっっ!』

とかなっている相方の姿が浮かんでくる。

それに対して

『なに考えてんだよ!急いで助けないと死んでしまう!』

と突っ込んでくる自分がいる。

『もしもこのぼくの一突きのせいで相方が死んだら救急車呼ばなきゃなぁ』
(すでに思考回路が…)

とかぼんやり思った時に雪の中から赤いものが見えた。



おぉ!相方の帽子じゃないか!

そしてそこから走馬灯を見たらしい相方が生まれてきた。
無事でよかった。

相方とチェンジしないでぼくが中に入ってたら…
うー怖い怖い。



みなさん
雪遊びにはくれぐれも注意してください。
すばやく対応できる大人が一緒でないと危険です。


2005年02月17日(木) バイト辞めました

こんにちは、便ちゃんです。

タイトルどおり、バイト辞めました。
仕事自体はすっごく楽しかったです。
体力的にはいいリハビリになってたけど
人間関係とか、精神的なダメージが多くて
クビにしていただきました。

膠原病ってやっぱりなかなか理解してもらえません。

病気のふりして客の同情をかってる
寝てばかりいる
精神科になんか通ってるから病気になるんだ
病は気からなんだから頑張れば病気は治る

身近に膠原病患者がいない方は
このような言葉を発する方が多いです。
それによってどれほど患者が傷つくかなんてお構い無しです。

状況がひどく
ドクターストップもかかったので
今は毎日家でゆっくり過ごしています。

しかしストレスは後からドカンと来るらしく
先日から腰から下がいうことをきかず
なんだか寝たきりみたいな状態に。


便蛇民 |MAIL裏BBSHOME


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