便蛇民の裏庭
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2003年10月23日(木) 目標は

我が家では今、しきりにコオロギが鳴いております。
そしてロボロフスキーの赤ん坊の鳴き声もします。

ヨツメヒルヤモリのヤールーとエゾアカガエルさんと
新入りのヒョウモントカゲモドキのオーパのため
コオロギの繁殖まで始めている状態。

生い茂る観葉植物たちと
ネズミたちと爬虫類両生類たち。

体が痛くて出かけられなくても
家の中で彼らを眺めて過ごす。

オーパを買ったときには
さすがに相方に怒られるであろうと思った。

けど。

怒るどころか相方は現在の心境をこう述べた。

「俺実は密かにあんたが我慢しきれなくって
 犬とか買ってくるの楽しみにしてるんだよね」

そんなわけで現在便ちゃんやりたい放題です。

あ。

アジアンノットのおかげか
ずいぶんと指先の力が戻ってきました。
作っては人に配る一方。
喜んでもらえるとうれしい。

そんな毎日さ。


2003年10月10日(金) 未知との遭遇

その時ぼくの時間は止まってしまった。

ぼくの目は釘付けとなり
その場から離れられなくなってしまった。

店員さんを呼び
「この子は何を食べるんですか?」
「気をつけてあげないといけないことは何ですか?」
「この入れ物はいくらですか?」
「このライトはいくらですか?」
と質問を浴びせる。

そしてしまいに
水槽もライトもこのままセットで
この値段(本体価格)にはならないのかと
めちゃくちゃなことを言ってみるぼく。
何を言い出すんだという顔の相方。

しかし、人間、一応言ってみるものだ。
全部セットで本体価格に上乗せ5千円で
その子はぼくのうちにやってきた。

ヨツメヒルヤモリ。

ヤールーと名づけられたその子は
びっくりするほど素早い。
しかしうっとりするほど美しい。

ちなみに「や〜るぅ♪」と呼びかける
ぼくの姿はそうとう怪しい。


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