夢から覚めたら赤ん坊でした季節は春窓にかかった白いレースのカーテンが呼吸しているまどろみながら、夢を思い出し泣く現世の全ては怖い夢若い母がやってきて、私を抱き上げ、笑ってくれる安心しきって小さな体は幸せでいっぱいになるやがて鳩が窓辺に集まってくる白い布で私をくるみ青い空に連れてゆく死ぬということは、こういうことだだから、安心して夢をみればいいのだ