泡とガラス玉


2006年08月14日(月)      トモダチ


思い出せますか。
幸せだった日々。
あなたは私より、あの人が好きだって
あんなに幸せそうに言うものだから
悲しいなって。思う隙間もなかった。
それなのに。
今は幸せがどこかへ飛んでいっちゃった。なんて笑いながら言うから。
私はどう答えればいいのか分からなくて
暗い影が落ちた。

そして季節が巡って
私があなたのことを考えているうちに
あなたは私が知らない間に恋をして
私に突然言うのでしょう。

私よりあの人が好き。だって。


そうして私たちはもしかしたら
離れていくのかもしれない。


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