堀田あきお&かよの極楽な日々

2004年03月31日(水) ハッスル!パンチ   あきお

きょうは『ハッスル!パンチ』という、もう12年も続いている漫画をやってます。
子供向けの漫画です。
野球好きの小学3年生パンチは、家がラーメン屋なので学校から帰ると出前の手伝いが待っている・・
「野球の練習があるのに! 父ちゃんのばかー!!」
という設定で書き出した作品です。
頭は金髪で、夢は大リーガーの選手になって日本人初のホームランを打つ事でした。
12年前は、まさか日本人の松井やイチローが本当に大リーガーになるとは想像もできなかった時代でした。
しかし、もっと想像できなかった事は小学生が髪の毛を染めてる事です。
漫画が当たり前になってしまって漫画じゃなくなってしまった気持ちです。
でも、逆にパンチみたいに小さい子がお店の手伝いをする光景は
ほとんど日本では見られなくなった気がします。世界にはいっぱいいますが。
今の子はきっとお店の手伝いをしてる子供のほうが漫画的に見てるんでしょうか。



2004年03月29日(月) 今日は撮影にいきました。あきお

今度描く、時代物の背景に必要な写真を撮りに
深川の江戸資料館という所に行って来ました。
ここには前にも来ておりまして、6〜7年前くらいの事かと思いきや、
確認してみたら、もう14年も前のことになっておりました。
どおりで年取ったもんなー・・・。
しかし建物自体はまったく変わっておらず、ちょっとホッとしました。
14年前はフイルムがもったいなくて36枚しか撮らなかったんですが
(それで単行本3巻も描きました。)
今時はデジタルですから、330枚、これでもかというくらい撮ってきました。
満足です。ふふ。
そのために、今日は久しぶりに地下鉄に乗ったのですが、
大手町でしばらくドアが開きっぱなしになった時
温泉町の臭いがプーンとしてきました。
おおおー!! 都会が発するおぞましいメタンガスの臭いです。
地下にかなり溜まってるようです。
このままだとあと3年でメタンガス大爆発が起きてもおかしくないのでは?!
ただならぬ臭いでした。
東京はテロのまえに自然崩壊するかも。
最近、吉祥寺も同じ臭いがするのは、何かこの街を愛する小生としては
おおいに悲しいものがあるのであります。



2004年03月28日(日) お久しぶりです  かよ

昨日は久々にいいお天気で暖かかったですねー。
お花見をした方も多かったのではないでしょうか?
そういう私は相も変わらず家から一歩も出ない一日でした。
たまには光合成しないと背が伸びないーー!

ってなわけで、次は江戸時代モノです。
江戸モノは結構好きで、ずいぶん前に同じくリイドで『HARAKIRI』という
赤穂浪士の長屋モノ(なんだそりゃって感じですね)を連載させていただいてたことがあるのですが、それがすっごく楽しかったので今回もワクワクしています。
…ワクワクしてるわりにはまだぜんぜん進んでないんですが。
頑張れ!>私。

ずーーっと悩まされ続けてきためまいですが、
おかげさまで今はもうすっかりよくなりました。
たくさんの方にご心配いただき、本当にありがとうございました。
ところで今の最大の問題は私の体型と体力です。
約3か月もの間、めまいのためにほとんど外出もせず、
ただ机とベッドの往復だけ、といった生活をしていたため、
一気に体力が落ち、さらにそれ以上の勢いで贅肉が付きました。
ほんっとにやばいです、この体。
このまま行くと今年は夏を放棄しないといけなくなりそう。
ど、どうにかしなくちゃ。
泣きそうです。
短期間でスリムになる方法をご存知の方いらっしゃいませんか?
手っ取り早いのはネパール飛んでトレッキングすればいいんですけどねー。
仕事があるしなぁ。
っていうか、今この体力でネパール行ったら確実に死ぬな。
うーん、うーん…(わき腹つまみながら)。



2004年03月27日(土) 木彫3回目です。あきお

木曽ひのきを彫る。3回目になりました。
今回はおなかの部分と足の部分がはっきりしてきた感じです(下の絵を見てください)
わきた先生の話では進みグアイがはやいとのことです。わっはっはっは。
毎回4時間マンツーマンで教えていただけます。
先生は無理強いせず、生徒の好きなものを彫らせてくれます。
なかなか手に入らない木曽ひのきで彫るのは贅沢なことなんですよ(先生イワク)
香りは最高です。どなたか一緒に彫りませんか?(いないか・・・)

今日はリード社の編集と打ち合わせしてきました。
リイド社は十何年ぶりに仕事をします。
リイドはご存知、さいとうたかお先生の興した会社です。
漫画家が出版社を創るということは今の僕には考えられないくらい
すごいことです。
最近の若い編集者はかなり人格的によくできてるなーと思います。
ちょうどバブルが終わった頃に新入社員だった人たちみたいです。
去年終わった竹書房での漫画の担当のかたも本当にがんばってました。
若い人ががんばる姿は最高にいいです!!
書き手もなんとかその若いやる気に感化されてがんばるのではと思います。
(がんばってる先輩にはよけいないいまわしでした。ごめんなさい。)

アトピーを心配してくださった方、本当にやさしい方だと思います。
だいじょうぶです。ありがとうございます。
お返事遅れてすいませんです。



2004年03月19日(金) いたずら彫り?あきお

木彫のお稽古用に買った彫刻刀で遊んでるうちに
本体からの余り木で顔を彫ってみたくなり彫ってしまいました。
刀に慣れる意味でちょっといたずらな気持ちで彫りました。
しかし、彫ってものを形にするというのは実に難しいです。
漫画は2次元の世界なので、どうも3次元的に考えられない。
でも削って形をつくるのは未知の世界でおもしろいです。
漫画も描かずにこんな事一生懸命しててはいけないと思いつつも
今日もがんばって彫ってしまいます。
最初は四角い木片からでしたが顔っぽくなりました。




2004年03月18日(木) 夜中の若い二人・・・あきお

僕は仕事柄、時に夜中の3時から5時の間頃にゴミを出す事がある。
先日、ゴミを出した帰り、道に見慣れない若い男が突っ立っていた。
変な感じはしたが最近この辺もでかいマンションがいくつかできたため、
見慣れない人が歩いていても不思議ではない。でも夜中の3時半だよな・・
しかも墓地に??(家は墓地のすぐそばです)
と思っていた矢先に次なる違う若い男がすれ違った!
これはあやしい!! 顔を伏せ、急ぎ足ですれ違ったからだ。
二人は角をまがって姿を消した。
翌朝、斜向いの家がガラスを破られもう少しで入られるところだったことが発覚。
どうやら僕がこの家の前を通ってゴミを捨てに行ったのを、
泥棒たちが誰か見回りにきたと勘違いして未遂に終わったのでは?
というのが警察の話だった。

でもはじめて泥棒をみましたよ。
やはり全身真っ黒の出で立ちでした。
その後、担当の刑事に似顔絵を書いてあげましたら、それをコピーして
各交番に配るとの事でした。よろこんでました。
絵が描けることがこんなに役に立ってよかったと思った日はありません。はい。



2004年03月06日(土) 木を彫る2回目。あきお

2回目の木彫の稽古(というのか?)に言って参りました。
今回はいよいよ彫刻刀でがりがりするのかと意気揚々と向かいました。
が、まだまだのこぎりと、のみでがっこんがっこんでした。
うーむちょっと気落ちでした。
でも、事が前に進まないので、気を取り直していざ。
かなりケツの筋肉がいたいのです・・トホホ
なぜかわからないのですがいつものこぎりやのみを
使うとそうなるんですが、きっとぼくの姿勢に問題があるんでしょうか。
しかし、優しい先生が注文しておいてくれた彫刻刀を使って少し彫らせてくれました。
彫ると言っても削ると言った方がいいかも。
でも木を彫刻刀で削る感触は最高にキモチEでした。♪〜
で、あっという間に4時間たって終了。
え!!もうおしまい!!って言う気持ちを抑え渋々帰ってきたのでした。
今回はこんなに進んで満足です。
居間に、まだ形のわからない物体を誇らしい気持ちで飾っております。はい。
はっはっはっ。


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