横風の探し物
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2015年08月23日(日) 友へ

8月のお盆も過ぎて
秋田はあっという間に秋の気配に変わりつつある。

今年の夏は暑かった。
そんな暑い時に外の現場とかで仕事してたので余計暑く感じた

そんな暑さは7月からもうすでに来ていたのだけど
今年の7月はとにかく大変だった。

まずアイドルマスターが10周年ということで
初の西武ドームで2日間ライブ。

1日目は雨之降街メンバー3人を招待して
2日目は346シートを当ててフィールド席でライブに参加。

実はもう断片的にしか記憶に残ってないのだけど
ライブ後特有の喪失感はそれほどなく
むしろこれからもまだまだ続いていくんだっていうのを感じたライブだった。

その次の週は幕張でワンフェスに参加した。
今回はアニメ会のオールナイトからすぐに幕張に向かうという
かなりの強行軍ではあった。
おかげで写真はほとんどピントがあってなくて全くUP出来ないものばかり。
それと何となく今回は楽しくは無かった。
何で楽しくなかったかは説明できないんだけど。


そしてワンフェスの翌週はアイマスのシンデレラのイベント。
幸運にも舞浜アンフィシアターのほぼ最前という今までの参加したなかでも
最も演者から近い席を当てたんだが参加出来なかった。


というのも高校時代からの友人であり雨之降街メンバーの1人が
7月末に急逝した。
原因は循環器系の急性不全と聞いたけどあまり理解出来ていない。
奥さんが朝起きた時に普段は出かけているのにまだ寝ていたので
不審に思ったら既に息は無かったとのこと。

俺がその知らせを聞いたのはその日の夜9時頃
普段滅多に電話がかかってこない俺の携帯なので
ちょっといやな予感はあった。
それでも死んだって聞かされてもやっぱり信じられなかった。

その電話の後仕事が手に付かないのでそのまま帰ってる最中に
友人の1人からまた電話がかかってきた。
立ち話で結構話した気がする。

まぁその後、月曜日は休みを取っていたんで
日曜日に舞浜をキャンセルしお通夜に参加して月曜日に初七日に参加した。

なかなか無い経験をしたのでちょっとテンション上がったけど
でもやっぱり涙は止まらなかった。

・山梨に向かっている途中の新幹線
・お通夜に到着してあいつの遺影を(直視出来なかったが)見たとき
・初七日の友人代表の弔辞を聞いたとき

特に弔辞を聞いているときはホントに泣いた。
事前に弔辞の内容を聞いていたにも関わらず
話している本人が泣き始めたのを見て涙が止まらなかった。

良く考えれば大人になってお葬式は何回か経験したけど
こんなに身近な人が亡くなるのは初めてだった。

友人の死に対して
何で30代という若さで死ななきゃならんのだという怒り
人の死ってあっけないんだなという諦観
もうあいつと会話出来ない、飲みにいけないという哀しみ

そういうのが入り混じっているけど
今はとにかく悲しいし残念。

実はアイマス10周年ライブにも招待してたんだけど
その日はたまたま友人の結婚記念日というのが
1週間位前に発覚してキャンセルした。

ライブを見せてあげていたら、
もしかしたら今後のあいつの人生変わっていたかもしれないけど
悪化して死を早める可能性もあったので結局行かなくて良かったんだと思う。

けどまぁ俺個人としては見せてあげたかったなぁ。


昔の友人の中でもあいつは特に俺らの中継役としてのHubみたいな
存在だっただけにホントに惜しい。

もちろんあいつの分まで俺らが生きなければと思う。
俺が最後に会ったのは今年正月。
そのときに特に約束も何もしてないので
果たさなければならないコトも特には無いのが少し寂しい。

ただ残される者としてはそれがたとえ呪縛になっても
何かしらの言葉を聞きたかったなぁ。
という事で俺もいつなんどき死ぬかわからないので
親戚友人に向けて遺言を残しておこうと思う。
そしてそれは新年ごとに書き換えていきたいと思う。





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