DiaryINDEX|past|will
艦長日誌 西暦2007年6月7日
6月になってそろそろホタルの時期だなぁと思っていたところ、nyaringoさんのブログで佐賀関の大平地区のホタルが見頃との情報を得たので、夕食後に足を伸ばしてみました。
佐賀関のJOYFULあたりから山の方へ、車1台やっと通れる狭い道を入っていくと、ちょっとした駐車スペースがあり、そこからソーラー電池の足下灯がポツポツと続いている。奥の方からは賑やかな声が聞こえる。そちらに向けて進むと・・・います居ます!緑色の淡い光を放ちながら明滅するゲンジボタルの群れ。想像していた以上に数が多かった。ホタル鑑賞にたくさんの家族や地元の方々が訪れてました。賑やかだった家族連れも徐々に少なくなり、少し静かになったところで川の畔に腰掛けてホタルの求愛の光をしばらくボケーッと眺める。なんとも不思議で幻想的な光。こんな景色が、昔はどこでも当たり前に見れたんだろうなぁと思うと少し悲しくもありますが、だからこそこれからこういう環境を守り伝えて行かなきゃイカンと思うわけであります。
夜9時を回り、ホタルたちも木の下に落ち着いてきた。飛び回っているときの華やかな感じはないが、控えめに光を放っている。鑑賞客がすっかりいなくなった頃まで眺め、こちらも退散。今日は良いもの見させてもらいました。
|