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2007年06月02日(土) 佐伯のお城は市民の憩い場

艦長日誌 西暦2007年6月2日

 今日は会社の山の会で登山の予定だったが雨により中止。さてなにをしようかと相談し菖蒲を見に行こうということでネットで検索したら佐伯の臼坪川菖蒲園が出てきた。ということで佐伯行き決定。

 国道10号で南下、途中で道の駅やよいに立ち寄る。午前中の早い時間だったので新鮮野菜が沢山売られている。これは買わねばと大量に野菜購入。ホクホク(*^_^*)

 さて佐伯市内に入り、最初に行ったのは佐伯城址。佐伯藩初代毛利高政の築城の山城で、本丸を中心にあたかも羽を広げた鶴のような構造から鶴屋城、または鶴城と呼ばれた。佐伯鶴城高校の名はその名残。建物は麓の三の丸櫓門しか残っていないが、石垣はほぼ完全な形で残っていて山城の全容を思い起こさせる。



 雨はくる途中に止んでいたので本丸まで歩いて登ることにする。本丸に至るいくつかの道の内、翠明の道を登る。緑に包まれた静かな登路は気持ちいい。


 西の丸に登り着く。散歩を楽しむ地元の方が多く、みんなすれ違いざまに気持ちよい挨拶の声をかけてくれるので、こちらも笑顔で挨拶。この城址は身近な緑あふれる憩いの場として市民に愛されているようだ。
 門の跡であろう石垣の間を通り二の丸へ。今でこそ背の高い木に覆われているが昔の姿はどんなものだったろうか。本丸の天守台跡には祠がある。この山頂は城が出来る前は若宮八幡の奥宮があったらしいが、今は毛利稲荷の小さな祠である。


 本丸や西の丸からは佐伯市内が一望できる。町を流れる番匠川、緑の山々、そしてリアス式海岸。昔はここから瓦屋根の立ち並ぶ景色が見渡せたのかな。
 下りは登城の路へ。石畳の残る道は雰囲気がよい。こちらでも散歩中の人と多くすれ違う。皆、いくつかある城址の道をぐるりと歩いているようだ。


 佐伯城址を後にし、近くの臼坪側菖蒲園へ。かつて生活排水でどぶ川になったこの川も、整備され地元の人たちの手で1万本の菖蒲が植えられて憩いの場となっている。2羽の合鴨が悠々と泳ぎ、散歩中の犬が水辺を駆ける。


 すぐ近くの五所明神社へ。西暦806年創建の古社で佐伯荘の惣社。加茂・春日・稲荷・住吉・梅宮の五社から勧請して創建したことによる。立派な社殿とともに、県指定天然記念物の神木ナギの木が立派です。


 緑が豊かで綺麗な番匠川が流れ、美しい海が目の前に広がる佐伯。住むのにも良い土地だろうなぁ。

 その後鶴見まで足を伸ばし、恒例の海鮮丼を食す。ウマウマ(゚∀゚)。



 帰宅後、夜からはアウトドアサークルの仲間の結婚式二次会に出席。Oくんおめでとう!いつも笑顔を忘れない彼だから、きっと良い家庭を築くことでしょう。末永くお幸せに♪ 二次会後はサークルの仲間と三次会、四次会まで行き、深夜3時半頃帰宅。疲れたなりよ。


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