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2004年01月21日(水) くじらの島の少女

艦長日誌 西暦2004年1月21日

 友人2人と映画を見に行く。シネマ5で上映中の「くじらの島の少女」(原題[Whale Rider]。物語はニュージーランド、マオリ族の族長の家系に生まれた女の子を中心に描かれる。緩やかに衰退する部族をまとめ、繁栄へと導く指導者として男子の誕生を待ち望んでいた祖父。しかし生まれた双子の男の子は母とともに生後まもなく亡くなり、女の子だけが残る。父親は女の子に先祖、鯨に乗りこの島へと来た英雄の名をとりパイケアと名づけるが、祖父の期待と重圧に堪えかね島を出る。
話は少女が12歳になった時まで跳ぶ。先住民と言う小さな社会で実際にある問題、長年受け継がれてきた部族の伝統・誇りと時代の変化との兼ね合い、家族の愛情や絆、それらの話が緩やかに流れるニュージーランドの時間と溶け合って進んで行く。パイケアを愛しつつも伝統を大事にするが故にそれに固執し少女を完全に受け入れることが出来ず、族長後継者探しに躍起になる祖父。自分が、望まれた”男”ではないことに負い目を感じつつも、伝統を学び受け継ぎ、そして祖父に認められたいと健気に生きるパイケア。もうなんか途中からちょっとウルウルもんです。とても心洗われ、勇気付けられる良い映画でした。結末は見てのお楽しみ。大分での公開は2週間です。興味のある方はシネマ5へ急げ!

 映画の後は別府の定食屋へ行って飯を食い、温泉に入って大分に戻る


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