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2002年11月17日(日) あなたの後ろに仏様!

艦長日誌 西暦2002年11月17日

 某サークルの月例イベントで津波戸山(つわどさん)という、山香のほうの山に行ってきました。今日の日誌の題名はそのイベントの案内分のタイトルで、サークルないでも指折りのオトボケキャラW.Rちゃんの命名。ナイスです。天気は上々、雲ひとつない快晴!参加者はなんと14名。
 登山口は農家の前から出ているが、車を止めるスペースが少なく、公民館の駐車場に入りきらず困っていると、その農家のおいさんが出てきて、「回り道できるから、そこの路上に止めて良いぞ」と、車1台しか通れない路上を指差す。このおいさん、とても親切で登山ルートの説明までしてくれて、自宅トイレまで提供してくれた。ありがとうございました。
 さて、全員そろって狭い車道を歩き出すと早速黄色に燃え上がる紅葉が目前に広がり、背後にこれから上る山の荒々しい稜線が浮かぶ。う〜ん美しい。登山道にるところで案内板があり、ルート説明が書いてある。ここは88箇所めぐりが出来て、それぞれのポイントに30cmほどの仏像が祭ってある。今回はネット上で検索して見つけたお勧めの88番から逆に回るコースを行くことにする。ため池を過ぎてすぐに右手に鎖が設置してある斜面が出てくる。これをよじ登るといきなり稜線に飛び出し、低山とは思えないほど雄大な景色が広がる。ここで88番の仏像発見。続けて87、86と短い間隔で仏像が次々と現れる。尾根は狭く、両側は切り立っていて向かいの尾根も壁になっていてまさに修験の山の様相。六郷満山の雰囲気たっぷりです。進むにつれてみんな仏像探しにはまって、なかなか見つかららずふと振り向くとそこに仏像があったりして楽しい。まさにタイトルどおり!
 道はいったん谷筋に下り、そこから急な登りとなる。両側は岩が迫って狭い渓谷のようになっている。途中、岩壁が切れて狭い通路のようになっている箇所があり、その奥に進むと高さ2m弱の大師像がある。そして見上げると燃えるような紅葉が!なんとも美しい光景に感動しきり。
急な登りを終えると奥の院を過ぎてなだらかな尾根へ出て、5分もすると三角点のある山頂。しかしここは見晴らしが悪いため、その先の展望所へ。ここからの景色もまた絶景で、宇佐のほうの海まで見える。ここで昼食タイム。
 1時間ほどマッタリして下山開始。まだ88箇所の残り半分の尾根が残っているが、時間の関係もあり今回はまっすぐ谷筋を下る。また別の機会に残りも回ってみたい。帰りは柴石温泉で汗を流し、亀川ジョイフルでみんなで夕飯を食って帰る。

 今回の登山は鎖あり、石仏めぐりあり、紅葉ありで、天気もよく最高の登山でした。今シーズンは紅葉満喫したなぁ。本当に良い秋でした。


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