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2002年10月27日(日) 石鎚再び・・・

艦長日誌 西暦2002年10月27日

夜テントで寝ている間にぱらぱらと雨が降ったようだが、朝5時45分に目が覚めたらすでにやんでいて、テントもそうぬれていなかった。しかし寒い!
朝食準備している間にだんだんと明るくなってきて周囲を見渡すと、一面見事な紅葉となっていた。そそくさと朝食を済ましてテントを撤収、7時のゲート開放を待って土小屋登山口へ。
土小屋登山口につくと、歩道がうっすら白い・・・なんと雪だ!この秋一番の寒気とはいえ、まさか登山口で雪にお目にかかるとは思わなんだ。しかもあられのような雪がパラパラと降っているので、全員レインウェアを着込んで出発。歩き出すとすぐに暑くなって何枚か着込んでいたものを脱ぐ。紅葉はきれいだがガスがかかって遠くまでは見渡せず。う〜ん、今回も山頂からの景色はまったく望めそうにない。雪と紅葉という取り合わせはなかなか見れないので良かったんだけど。なだらかな尾根道なのできつさはまったく感じない。この登山道ほんとに楽だなあ。西日本一の山にこんなに楽に登れていいの?
成就社からの登山道と合流すると2の鎖基小屋に到着。鎖場は一部岩が凍っているらしいが、果敢にも4名ほどが挑戦。結構簡単に登ったようだ。自分は前日の餅つきで握力が低下していたし、13日に石鎚に来たときにすでに上っているので今回はパス。鎖場を登り終えたあたりで合流すると、あたりは樹氷に包まれたなんとも幻想的な世界に変わる。10月末に樹氷が見れるなんて、ある意味ラッキー。展望はなかったがこの樹氷の景色だけでも結構満足。
吹雪状態の弥山の山頂まで行って記念撮影し、すぐに下る。下りの階段が滑りやすく、しかも狭くて手すりも一方にしかついていないから案の定大渋滞。これが石鎚山の良くないところですな。土小屋登山道の途中の木に囲まれたちょっと広い場所まで戻って昼食をとる。昼食後下っていくとすこしづつ空が明るくなり、霧が晴れて瀬戸内海や周辺山の景色がパッと広がる。ちょっとだけ景色を楽しんで全員無事下山。 山頂からの景色は今回も見れずじまい。また来年リベンジに来なきゃね。


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