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艦長日誌 西暦2002年5月15日
先週の旅で行った神社を数えてみたら、 大小あわせて10個所にもなってました。我ながらよく行くよ。 以前、購入した本がきっかけで神社の祭神についていろいろ見て回った時期が あったんだけど、今回の旅でまた興味を持ち出した。
神社に祭られている神様の名前は、学校で日本書紀や古事記の勉強したときに みんな聞いたことがあると思うけど、そこに書かれていることと、 神社の由緒書きに書かれている内容はけっこう違ってたりします。 日本書紀と古事記の間でさえ、かなりの部分で矛盾や違いがあります。 この辺から日本神話を研究する人たちの論争があるわけで、 諸説飛び交いゴチャゴチャになってますが、 基本的にはただの神話ではなく史実を元にして成り立ってるという説が多いのも事実。
日本の神様で有名どころは天照大神、スサノオノミコトなどですが、 たとえばスサノオにはいろんな別名があって、 建速素盞鳴命(タケハヤスサノオノミコト)、熊野大神、荒神、牛頭天王、 神祖熊野大神櫛御気野命(カムロギクマノオオカミクシミケヌノミコト)etc・・・
神社、そして日本神話は宗教的な意味だけではなく、由緒書きや祭られている土地などから失われた歴史を紐解く謎解き的なものとしてとても興味深い。 最近はネット上でもかなりこの手のサイトがあるので一度見てみると面白いですよ。 まぁ、中にはとても信じられないような説や、無理やりこじつけたような話、 明らかに宗教に持っていこうとしてるものもあるので、その辺は読む人の判断にお任せします(笑)
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