木村カエラのGround Control聞いてたら、なんとなくインスピレーションわきんぐ。 しっかしGround Controlをどうやったらこうなるんだ? 相変わらず脳内センスのセンテンスが謎過ぎる。
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「車輪のさき」
触れたところから崩れていく もろいビスケットの空 投げた言葉も跳ね返らない 石畳を、転がるように
冬を塗りつぶしながら 配達夫が窓をこじあけていく のびあがっては、きりきりに締め上げる、空
(白の町/裂け続ける黒/車輪)
少年は、今日も会釈した 跳ね返らない 石畳に、風だけが残る
傾いた日差し と、軋む金属音に ほの暗い轍を沿えて
それでも春と、空
ただ、追いかけるしかできない 息が錆付いて 霜解けのサドルに さくらが、赤銅をこぼし始めている
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