不思議っ茶の日記
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| 2010年05月07日(金) |
小春おばさんと貸し本屋 |
井上陽水の歌に「小春おばさん」がある。
風は北風 冬風 誰をさそいに来たのか 子供は風車 まわしまわされ 遠くの空へ消えてゆく 小春おばさんの家は 北風が通りすぎた 小さな田舎町 僕の大好きな 貸本屋のある田舎町
小春おばさん 逢いに行くよ 明日 必ず逢いに行くよ
風は冷たい北風 はやくおばさんの家で 子猫をひざにのせ いつものおばさんの 昔話を聞きたいな
小春おばさん 逢いに行くよ 明日 必ず逢いに行くよ
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この歌詞のなかに、「僕の大好きな貸し本屋のある・・・」をみつけて
そうか・・・・
陽水氏は貸し本屋が好きだったのか・・・・と思った。
ドラマゲゲの女房の昭和の時代・・・ 出版屋の社長が 「いまや明るい話が受けているんだ。 映画では若大将が売れている」というせりふがあった。
おそらく、昭和は38年〜ぐらいになっているのだろうか。
ゲゲゲのドラマでは貸本やがあって そこに田舎から出てきた若い子が ホンを借りにくる。 借りに来るだけではなく
貸本屋「こみち書房」のおばさん、田中美智子さんに いろんな相談をする。
結婚式に呼ばれているのだけど、お祝いはどんなのがいいのかな? 何を着ていったらいいのかな???
寂しそうにしている青年をみると、どこから来たの?おなかすいてない? と声をかける。
そんな下町のおばさんがドラマに描かれている。
地域の社交場ともなっている貸本やに、田舎から出てきて都会になじめず 美智子さんに声をかけられた一人の青年が実は、水木シゲルの漫画のファンだった。ゲゲゲの女房は大変うれしく思ったのだった。
また、ゲゲゲの女房はその本屋で繰り広げられる暖かい人のふれあいに 癒されて美智子さんに都会で暮らす不安や悩みを相談している。 美智子さんはそんなわかい人たちを大切にしている。
この「小春おばさん」って人は、美智子さんのような人だったのかなと 思った。
冬のような寒々しい都会で小春おばさんはあたたかなぬくもりでくる人を元気付けている。 美智子さんにはそんな気はないのだけど 来る人は小春おばさんに癒されるわけだ。
また、会いに行きたいな・・・・
そう思わせる人だったのだろう
ゲゲゲの女房の美智子さんを見ていてついぞ
口に出た歌・・・・ それが 「小春おばさん」だった。
貸本やは私も知っている。
思い出はある・・・ 貸本やだけではなく店にはあてものや、 駄菓子を売っていた。
でもあのおばさんは
ちょっと苦手だった。
会いたいとは思わない。
でも
たしかに町内のことは良く知っていたし 誰とでも話をしていた。
そして駄菓子を食べて 貸本をめくりながら、借りる本を探している子供が その店にはたくさんいた。
なぜかその店で買った駄菓子はおいしかった。
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