不思議っ茶の日記
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舅の13回忌の法事を取った。
主人の父親である。(当然だ) 結婚後しばらく、同居していた。 特に変わったおじいさんではない。
ただ、私が、許せない!!と思った理由は、年寄りは若いもんのお手本になれ!!!と、思っていたことから始まる。
この考え方は、当時の私にとって、かたい信念のようなもので、年寄りの値打ちはそのキャリアにもとずく、人間性にある・・・・なぁ〜〜〜んて生意気にも思っていたのですよ。
おじいさんは、自分に正直に、嫌なものはいや、困ることは困る、うれしいことはうれしい、、、と単純に表現するひとだったので、わがままだ〜〜と私は思っていたのですよ。
なすび事件というのがあって、買い物に行くので、おじいさんに声をかけると「小さななすびを買ってきてくれ」という。 小さければいいんだと、判断し、お店の中で一番小さななすびを買ったわけだわ。
すると、「こんな小さななすびを買いよった!小さすぎる!!!」とおじいさんに、怒られたわけだ。
小さいって、何センチとか言わないと、お店で一番小さななすびを買ってしまうわ!と、反論したら・・・・・
嫁がいじめる!!!と、またまた・・・・・言い合いになったものだ。
主人に言わすと「おやじもおやじ、おまえもおまえ」というのだった。
(いいわね〜〜〜気楽で。)
そんなおじいさんだった。
私が、原付バイクを、独身時代から乗ってたので、持ってきたら、「○ちゃん〜〜バイクはあかんで。バイクはあぶないで」と、必死に言う。
「おとうさん、大丈夫です。わたしはうまいから」と、いっても、同じことを繰り返していうのだった。
いまでも・・・・
わたしは、バイクに乗ってない。
バイクも、もってない。
このところ、いろんな所へいくので、バイク欲しいなぁ〜〜〜と思ったのだが。
「○ちゃん〜〜バイクはあかんで。バイクは危ないで」
おじいさんの声が聞こえるのだ。
「だって、不便だし、私って自分のクルマもってないし」 それでも、おじいさんは、繰り返し 「○ちゃん、バイクはあかんで。バイクは危ないで」
と・・・ おじいさんは言うのだった。
いつになったら、そんな想い出と、さよならができるのだろう。
私の自転車は盗難に合い、今乗っている自転車は、おじいさんが乗っていたものである。「貸してね」といったきり、ずっと乗っている。ずっと借りている。住所と名前のシールが、それを証明している。
実の息子の主人より、わたしはおじいさんに、誰より近い存在だったのではなかっただろうかと、思ったりする。
バイク・・・・・買いたい!!! でも、きっとまだまだ、頼りない嫁の私に、おじいさんは、同じことを繰り返すのだろうね〜〜。
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