日常徒然
まぁ、だいたいこんな感じで生きてます。

2004年09月22日(水) 東儀秀樹

大学に東儀秀樹(生)が来た。
やっぱり先輩繋がりだった。
見た目は、本当に普通の人だったんだけど…笙の音を初めて生で聞いた瞬間、鳥肌が立った。
ビックリ。

笙の音って、平安の時代には天上から漏れてくる光に喩えられてたんだって。成る程なぁ…って思う音だった。
18本の竹を束ねて作った楽器で、他に36本を束ねた物もあるらしい。
…って事は18で一括りって事なのかしら。
吹奏の楽器なのに和音が奏でられる、珍しい楽器。
雅楽では基本になる楽器なんだってね。
しかし、雅な楽と書いて雅楽とは、上手く言ったモンだ。

特別講演って事で、色々話してってくれたんだけど、合間合間で生音を出してくれたり、演奏があったり。
普通では絶対味わえない貴重な機会だっただけに、珍しく感動を覚えた次第。
なんてーかな。結構気さくな人なのか、それとも各地を回るからそういう受け答えが身に付いているのか。でも、負けず嫌いで勝ち気だと自分で言う割に、物腰は柔らかい方だったと思う。
あ。でも、かなり自信家ですよ。良い意味で(笑)

講演の最後に、参加者で希望するなら握手もしますよーとか言っちゃって、本当に会場の出口で握手してくれたんだけど、思いの外普通の手でしたな。
強いて言えば、柔らかいかも。
雅楽士の手っていうのは、皆あーなのかしら。
他に握手、って言ったら6月の滝川サンくらいなんだけど、全くの別物。滝川サンはごつめで力強いんだけど(大きいしね)、東儀サンは細めで標準男性サイズって感じ。元々、自分の手がそんなに小さくないから余計そう思ったのかもなー。

何にせよ、良い体験をしました。
東儀秀樹のCD、たしか家のどっかにあったな…探してみよう。


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