大学に東儀秀樹(生)が来た。 やっぱり先輩繋がりだった。 見た目は、本当に普通の人だったんだけど…笙の音を初めて生で聞いた瞬間、鳥肌が立った。 ビックリ。
笙の音って、平安の時代には天上から漏れてくる光に喩えられてたんだって。成る程なぁ…って思う音だった。 18本の竹を束ねて作った楽器で、他に36本を束ねた物もあるらしい。 …って事は18で一括りって事なのかしら。 吹奏の楽器なのに和音が奏でられる、珍しい楽器。 雅楽では基本になる楽器なんだってね。 しかし、雅な楽と書いて雅楽とは、上手く言ったモンだ。
特別講演って事で、色々話してってくれたんだけど、合間合間で生音を出してくれたり、演奏があったり。 普通では絶対味わえない貴重な機会だっただけに、珍しく感動を覚えた次第。 なんてーかな。結構気さくな人なのか、それとも各地を回るからそういう受け答えが身に付いているのか。でも、負けず嫌いで勝ち気だと自分で言う割に、物腰は柔らかい方だったと思う。 あ。でも、かなり自信家ですよ。良い意味で(笑)
講演の最後に、参加者で希望するなら握手もしますよーとか言っちゃって、本当に会場の出口で握手してくれたんだけど、思いの外普通の手でしたな。 強いて言えば、柔らかいかも。 雅楽士の手っていうのは、皆あーなのかしら。 他に握手、って言ったら6月の滝川サンくらいなんだけど、全くの別物。滝川サンはごつめで力強いんだけど(大きいしね)、東儀サンは細めで標準男性サイズって感じ。元々、自分の手がそんなに小さくないから余計そう思ったのかもなー。
何にせよ、良い体験をしました。 東儀秀樹のCD、たしか家のどっかにあったな…探してみよう。
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