奴らの言い分 - 2004年03月04日(木) 男がドアをけたたましく叩く 女がヒステリックに叫ぶ 時間が頭の上から落ちてきている あらゆる不安にまわりを囲まれる 見知らぬ奴がいくつもの質問をする 奴が結局いいたいのは、 おいしい料理ができているからお前も食べろと いうことらしいが、その料理には微量の毒がいれられている いずれは毒がまわって、欲望を消滅させる 何かと起こっていないことが起こる 新聞やテレビはおしゃべりでうわさ好き すべてを置き去りにして 戦いはとても静かに そして おだやかに 進められていく -
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