イレコミ音楽
DiaryINDEXpastwill


2012年05月23日(水) 「水とテクノクラート」キリンジ

だめだ〜ついついリフレンして口ずさんでしまう…この歌詞のとりこになってしまう♪

「水とテクノクラート」が収録されてる『2in1』は1999年発売なのに、私が聞いたのは後々再発売された2008年のこと、それなのにデビュー間もないキリンジの勢いというか、若さ、青さとか様々なものが感じられ、『2in1』は最も好きなアルバムとなってます。特に「水とテクノクラート」と「休日ダイヤ」はセットで楽しむのがわたし流♪両方とも歌詞が魅力、乗りの違い、感じる情景、その対比もたまらないのです。

「水とテクノクラート」しょっぱなから勢いあるテンポに乗せられ「甘い不埒なメロディ」という表現にやられる。「赤いK急に乗って三崎へ」というのも個人的にそそられ、そもそもこの電車には海へと続く、海への憧れを乗せつつ、途中すり抜ける下町の情景、工業地帯との対比もあって、独特の魅惑のある路線。決してJRでぱっと海に行くんじゃない(笑)おそらく海のない関東地方に住む者の心境なんだよね〜と思えたりして…。一晩中飲んだ勢いで海見に行こう!とK急の始発に乗り、三崎を往復して、会社をズルヤスミした青〜い思い出が蘇りますが…(余談)

「肩透かしのカタストロフィは続く〜」言葉遊びのような歌詞はやっぱり魅力、それに「濡れそぼつ」なる表現もたまらない。日本語は深い、それなのに甘いメロディに乗せて面白い歌詞を乗っけてくるから、これぞ初期キリンジの魅力なのかもしれません。

当分聞き込みそうだなぁ…♪iTunesの再生回数ダントツ(笑)




〈参考アルバム〉
『2 IN 1~10TH ANNIVERSARY EDITION~』キリンジ OMOCD-42 2008年
『2 in 1』キリンジ natural-214 1999年 (インディーズ盤、やっと先頃入手しました、塩化ビニールの書類入れに入った切手シール付きだったんですね〜♪なんとも言えない、味わい。このまま送れそうな感じでした。)


↑エンピツ投票ボタン


mee |MAILHomePage

My追加