イレコミ音楽
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2004年04月23日(金) |
「アクロス・ザ・ユニバース」ビートルズ |
「アクロス・ザ・ユニバース」ビートルズ 1969年
前回のCMで使用されてた「アクロス・ザ・ユニバース」を 追求をしてみました。すべてはなにげなくテレビから流れてきた CMソングに心をうばわれたことにはじまります。 今はもう流れていないけど、SMAPの5人が出演していた NTT東日本のCMで一時期集中して流れていたのでした。 歌っているのは「speech」とだけ。彼はヒップホップのDJで 日本へもチョクチョク来日されてる方でした。 でも、どこ探してもCMソングに使われてカバー曲は見つからない のです。CD化されてないのかもしれません・・不明ですm(_ _)m ここまでしかわかりませんでした。
というわけで、改めて原曲を聞くべくThe Beatles『Let It Be』 を レンタルしてきました。昔、兄の部屋に壁にかざってあった 青いリンゴマークのアルバムを懐かしく思い出します♪ 当時は何も意味もわからず耳にしていたものです。 そのアルバムの背景にあるグループの解散なども知らずに。
ひさびさにじっくり聞いてみたらば・・やっぱエエデスね♪
私はジョン派なので「アクロス・ザ・ユニバース」はまさにツボ!! また過去の歌に魅了されてしまいました。
素朴・・ぼくとつ、浮遊感、インドっぽい仏教的ムードは一部の インド語の歌詞とシタール?かと思えるトレモロのせいなのかな。 しかし生音感がたまらない・・是非ヘッドフォーンで聞いとくれ。 コーラスの重なりが雄大な宇宙を想像させ、淡々とした生ギターと 真っ直ぐなボーカルがジョンだけの存在を強く主張しているよう。 トレモロのかかったギターはなつかしかぁ〜^^ しかもくり返しフェイドアウトして終わってるのもね、 あの時代を感じさせてくれました。 やはりCMソングに使用するにはジョンのボーカルは強すぎたのかも しれませんね^^
当時、兄はアルバムを買いこみ『Let It Be』の映画を見て、自室の 壁にポスターを張り、きっと何回もレコードに針を落としていたの でしょう。でも、そのうちに一番大切なレコードを自ら割っちゃった んですよ。「もうオレのビートルズは終わってしまった!(涙)」 と言ったかどうかは実際の所は不明ですけど(笑) そんなニュアンスの心境だったのかな・・・推測の域ですね。
一時心奪われしもの・・時代と共に去る・・のが世の常なんだけど もっと時間が経つと、美しいくらい愛おしく思えるものです。 ジョンの「アクロス・ザ・ユニバース」はまさに それ だわ♪ 私的には サブタイトル「脱皮」としましょうか(笑)
<参考アルバム> 『Let It Be』The Beatles CP32-5333 1969年
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