イレコミ音楽
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2002年07月06日(土) 「オー・ガール」シャイ・ライツ

「オー・ガール」シャイ・ライツ
「OH GIRL」The Chi-Lites 1972


 少し根気の入る掃除して一段落すると、急にこの曲を聞きたくなりました。“シャイ・ライツ”の「OH GIRL」です。この曲を何度となく聞いたのは、深夜のソウル・バーのカウンターでした。

 当時バーでよく見かけていた美女連れの中年カップルがおりまして、いつも深夜遅くやってきてラブラブでお酒を酌み交わし、音楽を楽しみ、ひっそり二人の世界を楽しんでたのです。この曲を聞いてるうち、彼等のことをふと思い出しました。

 この曲は、不器用でせつない恋の歌。軽いギターとブルース・ハープの一吹きのイントロ(いつも、回転が微妙におかしいぞ?と思いながら)が少し流れると、いきなり「オーォーガ〜ル♪」と、はじまります。力強いピアノもたまらんし、そしてバックコーラスにしっかり支えられながら、彼女への愛を切々と悲し気に歌い上げらるんですよ〜たまらんわ。

 “シャイ・ライツ”と言うともう一曲「ハブ・ユー・シーン・ハー」を思い浮かべるのですが、1990年、M.C.ハマーがラップ風にカバーしたのも有名でしたネ。その他にもファンキー風あり、スウィートあり、メジャーなグループなのでヒット曲は沢山あるけど、でもやっぱり「OH GIRL」は絶品なのです。

 さて当時、脳天気に騒いで飲んでいた私達(笑)その横で、時折、目の端に入ってくるあのラブラブ中年カップルの存在は、そこだけが別世界で不思議でした。彼女が美形ゆえにワケアリにも思えてしまってたけど、なぜか?この“シャイ・ライツ”の「OH GIRL」と美人の彼女が重なって思い出されてしまったのでした。


〈参考アルバム〉
The Chi-Lites / THE GREATEST HITS VICP-2040






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