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■ 里帰り。
3月の22日〜30日ぐらいにかけて、 ほぼ毎日元中に帰ってました。
目的はこの春で母校を去る 恩師の片付けを手伝うため。
何でそんなに長い期間行ってたかというと、 その先生美術の教師なんですよ。
ただでさえ教室2つあるのに、 物持ちいい先生だし。
そんな訳で旧友と連れ立って 毎日のように通ってました。
美術室といえば いろんな生徒の作品が残っている。 二点透視図法のイラストとか木彫とか自画像とか。
案の定自分の作品もありました (/o\)
そんななか昔憧れだった先輩の作品を発見! 美術も出来が良くて改めてすごさを感じる。
その先輩だけでなく もちろんその学年の作品もぞくぞく発掘。
オイラの2つ上の学年。
オイラはその学年が好きだった。
オイラの小学校はとても小さな学校で、 全校で100人程の学校だった。
もちろんクラス替えも無く、 6年間ずっと同じメンバー。
とても平和で穏やかな毎日だったけど、 平凡だった。 メリハリの無い毎日。
中学に入って一気に生徒数が増え、 自分の学年だけで約160人。 小学校の全校数よりも多い(笑)。
その頃のオイラには 3年生がすごく大人に見えた。
なんか輝いて見えた。
その学年は運動会でも合唱祭でも いつも一生懸命だった。
終わった後にはいつも涙があった。
情熱を注ぎこんだ人達だけが流せる涙。
すっごい青春だと思った。
変化の無い毎日を過ごしてたオイラと違って、 一生懸命生きてた。
心の底から彼らがかっこいいと思った。
『あの人たちみたいになりたい。』
中学校の最初の目標だった。
それからかもしれない。 物事にもっともっと一生懸命に取り組むようになったのは。 一生懸命になる事がかっこいいと思うようになったのは。
それが今の自分のベースにもなっている。
ほこりまみれの教室の中で 自分を見つけた。
2002年03月30日(土)
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