バイオトープの庭

2011年08月13日(土) 「高慢と偏見」


昨日、ジェイン・オースティン著中野康司訳「高慢と偏見」を読了する。

今年のお正月DVDは、イギリスBBC放送版「高慢と偏見」で、

そのDVDを10日位前にも再見した後の映像先行の読了であった。

アマゾンの熱狂的レビューからすると、ちょっと冷めた目で見たところがあったし、

背景に充実したものがあるのは想像できる、という理解止まりだったのが、

本を読むことで登場人物たちの豊かな感情の動きや行動がより詳細にわかって、

なるほど、イギリスBBC放送版は原作の匂いそのままに上手く製作されていることがわかった。

今日「高慢と偏見」のDVDを再度見た。

という理由から、読了後の方が絶対的に面白く見た。

日常生活の中に、グサリとくる本音と繊細な感情の動きが

何とも絶妙な匙加減のユーモアを持って描き出されていて、

ジェイン・オースティンの小説は単に面白いっていうんじゃなくツボに刺さる。



イギリスBBC放送版のエリザベスは(言葉を選んで言うなら)

ちょっと大人っぽ過ぎる気がするし、

ジェインお姉さまはすごい美人という設定だけど、そうか? と思うし、

ウィッカムも感じの良い美男子には見えない。

その点、キャラクターが余りにもキモ過ぎて一瞬認めたくない気持ちになってしまうのだが、

冷静に考えてみるに、コリンズ牧師を演じた俳優さんは本当に上手いな、と思う。

そして、コリン・ファースのダーシーはダーシーそのものだ。

テレビの明智小五郎シリーズ(だっけ?)で天地茂(だっけ?)が、

氷詰め(だっけ?)にされた三ツ矢歌子を見て、美しい!と言った場面に

どこか? と思った時のことを思い出した。








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