2002年09月09日(月) |
「ドナーカード」と今の俺・・・・ |
今日、一緒に食事をした娘が財布を開けたとき、ふと目に入ってきた 物が「ドナーカード」。実は僕も2年前から持ち歩いているんだ けれども、そういえば昔「ドナーカードについて」語った Monologueがあったはずと、探っていたら出てきた。
下は、2000年3月16日のMonologueです。
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恵まれない子供達に愛の手を。。。。。
最近この言葉にすぐ反応してしまう。。 身近な人間が病気がちなせいもあり、よく病院 に出向く事が最近あるのだけど、。。。。。。
世の中には凄く多くの子供達が、病に犯されていて まだ意志のない乳幼児がくだだらけで寝ていたり 意志を持つ子供がただ「痛い」とだけしか言えず 大人でさえ悲鳴をあげてしまう厳しい検査に 耐えている。いやたえているんじゃないし、我慢も 出来ないだろう。。。ただ泣き叫ぶだけ。。それしか 出来ない。。
彼らに選択肢は無いのだから。。。。
自分に出来ることってなんだろうと、待ち合い室で かんがえていたところ、ふと目についたものは 「ドナー登録」。 自分が死んだときに自分の使える臓器 を提供する事を約束するカード。
なんのためらいも無く、全ての臓器に〇を付けた。
今まで考えもしなかったボランティア。身内に傷みが 無いと考えられないとは聞いていたが、たしかにそう かもしれない。
苦しみは1秒でもはやく取り除いてあげたいとおもったから。
うちの音楽学校でたばこの箱の銀紙を集めて「車椅子」を 寄付してもらうという運動をしていて、毎日たくさんの 生徒や先生たちが参加している。気のとおくなる枚数 ではあるけれど、車椅子が無く苦しんでいる人をみじか に持つこの先生の思いは真剣である。。
白十字や赤十字、寄付のシステム。赤い羽根。色々 調べてみたいと思う。今まではどうも嘘くさいとか 思っていたことだけど、真剣に考えてみようと思う。
自分には、自分達にはいったい何が出来るのか。。。。
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この後、取り憑かれたように、自分に出来るボランティア活動を考え、 国立小児病院でコンサートを開いたり、小児病院へ絵本やおもちゃを 送ったりと、自分に出来ることをしてみた。 更には、肉体的な病気以外で苦しむ施設へも行って、音楽を生で伝えて 来た・・・
ただ今は・・・・・・
そんな事もあったよなぁ・・じゃなくて、いつも心の片隅に「続けないと」 と思っているのだから、あの時の「想い」を大切にしたいなと想った、今日でした。
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