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緩やかな時間。 - 2002年03月01日(金) 珍しく、私は彼が仕事に行った後 二度寝をせずに起きた。 昨日の残りのスープを温めてご飯をレンジに入れる。 納豆がひとつあったので、それをおかずにすることに決めた。 テレビを観ながらご飯を食べる。 映画を見に行きたいが、観たい映画はできれば彼と行きたいので 結局は諦めた。 回していた洗濯機が洗い終わったと合図したので 私は干し始める。 平日の休みに、例えば洗濯物を干したりしていると 私は専業主婦になったらどうだろうかと考える。 昼間のテレビ番組はとても平和で この空気に毎日いられたらどんな感じだろうと思う。 それはとても緩やかで私はその想像にうっとりする。 しかしその一方で憂鬱感は増し、 そして憂鬱の世界におぼれてしまうのではないかと恐れる。 なので結局は毎日早起きして働きに行く生活に満足してしまう。 もしかしたら私の場合は精神的な自立は専業主婦になって得られるのではと 途方に暮れる。 お風呂にお湯を張って 私はゆっくりと浸かった。 人魚姫を考えながらこのままお湯に溶けてしまいたいと 少し思う。 -
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