2002年02月10日(日) |
宿命〜さだめ〜 (星亜・セイアの夢) |
「それ拾ってください」
ゴロゴロと坂をオレンジが落ちてゆく。 私はそれを手にする。 そして、声の主に手渡す。 「ありがとうございます」 そういって、声の主は去っていった。 ・・・。何だったんだろう?
「なんだ、あなたも来てたの?」 「そりゃあね。興味はあるよ」 「そう・・・」 微かな微笑み。 「あの子も1人でしょ?」 「ええ・・そうね」 「楽しくなりそうだね」
彼らが何者か分かるのはもう少し後・・・
「歯車は動き出す 異界へと 伸ばされた手を取り 悲しみの海を広げん」
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