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2004年03月21日(日) |
『新選組!』&『砂の器』 |
いかりや長介さんが亡くなられました。 芸能人の死って、遠く感じてしまいがちなのですが、 何だか不思議なほど、彼の死はリアルです。 「8時だよ、全員集合!」当時に小学生だった世代の割に、 親に禁止されて見ていなかったので知らないのですが、 その後のドラマや舞台だけで、十分 身近に感じるほど 私にとって、存在感のある役者さんと認識されていたようです。 本当に「惜しい人を亡くした」そう思います。 ご冥福をお祈りします。
さて、今日のドラマ×2本。
『砂の器』(最終章・前編)
先週で、宿命が何だかネタばれされたので、 今週が最終回と思っていたら、最終章<前編>。 ま〜た間延びするのかと うんざりしたのですが、 「日本の四季を描こう・また」という感じで良かった。
前半ちょこっと、給水塔を懐かしんだり号泣する中居と 捜査会議、千代吉の大量殺人から村脱出場面があったけど、 ほぼ全編、緊張感のない親子の放浪と和賀英良の演奏会。 台本はいつもの半分以下だったと思われるけど、 無言に音楽が流れるだけの四季の風景はとにかく美しく、 これを大画面ハイビジョンで見られたらなぁと思った。 まあ要は、それ以外は何もない回だったわけですが。 ピアニカはパパが盗んでくれたんだったんですね。 あー、DVD録画頼んでおけば良かったよ。 しかし、市村さんや松雪泰子や何やらかにやら 山のようにあった伏線は、もう無視されるんでしょうかね?
『新選組!』(第11回)
オープニングで主税助様の「あっ・・・」と 倒れるシーンがあって、思わず嬉しくなったり。 先週で一番好きだったんだよー、あそこ。 その後、先週のエンディングの「いざ京都!」って 剣を掲げるシーンも映ったけど、最初からああして 掲げただけで止めておいてくれれば良かったのに。 剣を振り下ろして妙なアップで終わったのが、 先々週から続く、最悪の締めだと思ったから。
で、本編は、多摩編まとめ。 ふでさんと勇の気持ちが通じるのがメインの回だけど、 ずっと、野際陽子の演技をうざったく感じていた私には ちっとも感情移入できず、泣けなくて損したような気分。 「あなたは私です」で、勇の顔クローズアップ!も、 お願いだから、古臭い演出は何とかしてくれって感じ。 ただでさえアンチふでさんで長台詞に飽きてたとこ、 ちぃとも盛り上がれなかったよ、私は。 ここで泣ければ今回面白かったんだろうと思うけど。
つねさんの「お2人は似たもの同士」発言で出てきた、 夜叉と鬼の面の映像にも、思いっきり引いてしまったし、 何か映像編集も変だから余計、入れないんだと思う。 あ、でも、脳内補完してるのかもしれないけど、 父母、妻、そして自分自身に申し訳が立たないという 勇の言う科白には、ちょっと感動してしまったかも。
それ以外は結構 良かったんだけどな〜。 桂さんに「良く言えば純粋、悪く言えば・・・幼い」と言われ、 敵対することになるかもしれないから、京都に行って ほしくなかったと言われても、そんな話が納得できるように 勇のイメージが出来てきてる自分に、驚かされたりもしつつ。 「悪く言えば・・・」の間に思わず「バカ」と、頭の中で 付け加えたりなんぞもしてたんですけどね、はい。 桂さんの方がよほど、私より勇のこと好きみたいです。
初めて、左之をうざったく感じなかったのも○。 平助(最近 好き)&総司の若者コンビだけと一緒だと、 周りのザワザワと交じって、ごく普通の飲み屋の感じで。 「好きですよ」と総司に言われてても違和感なく納得。 直後の粕谷の場面は、またしてもスローモーションで、 全く達人には見えず「かーっこいい!」が浮いてたけど、 「難しいことは分からないけど、何か近藤さん好き♪」 グループの存在が、私には結構 嬉しいのかも。
そうすると、文句つけてるのは演出にばかり? 今回、久々にシャンパンのコルク栓で泣かせる場面が あると読んだけれど、カットされてしまったのも演出のせい? 歳さんが「実は俺は気乗りしてない。時代を動かすのは 桂さんや坂本さんに任せておけばいいと思ってる」と言う。 でも、かっちゃんは止めても聞かないだろうから、 一緒に行って、俺の力を役立たせるんだと言って、 コルク栓の約束を確認しあう場面だったらしい。
実は、ものすごーーく楽しみにしてたんですけど。 何でかなぁ?先に読んで楽しみにしてた歳の場面って、 なぜかことごとくカットされているような気がするのは。 個人的には、長い長い野際さんの台詞を少し削っても 残しておいてほしい、多摩編まとめの1つだったと思います。 ひいき目?・・・かもしれないけれど。 あ、最後に。甲子太郎さん、気に入ったぞ(^^) でも、こいつのせいで平助がと思うと、思うと・・・(泣)
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