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2003年10月18日(土) |
『Secret Club Vol2』 |
<作・演出>高泉淳子 <音楽監督>北島直樹 <振付>平沢智 <出演>高泉淳子、平沢智、北島直樹(ピアノ) クリス・シルバースタイン(ベース)、有田純弘(ギター) <幕>60分(休憩15分)70分くらい <席>青山円形劇場、アリーナ53番
Vol1も観て楽しかったんですけど、 比較にならないほど今回の方が良かった! もともとパブみたいな所でやる形だったものを 劇場で上演した前回と違って、最初から劇場用に 作り変えたこととか、演奏のお三方も含めた出演者全員が、 本当に嬉しそうに演じているのが伝わってくるのがいいのかな? ストーリーのないショー的な舞台は、それほど好きでない私が、 友人に振られて1人観劇だったのですが、存分に楽しみました。
最初の方で、♪私を野球に連れてって だっけ? アメリカで野球の7回に、皆で立ち上がって歌う曲があって。 高泉さん演じる、芸名:モカフラペチーノの初舞台なのですが、 私でも知っているくらい、松井inヤンキースのサヨナラ勝ち&優勝で 日本人騒いじゃってる時期でしょう?あまりにタイムリー。 これで、気分だけはNYに連れて行かれてしまったものだから、 ジャジーなショーを楽しんじゃえるモードに入ったらしく。 しかも彼女の歌は雰囲気があるから、ハマると本当に酔える。 あー、お酒飲みたい!と思ってしまうのは困りものだけど。
高泉さんに対して平沢さんは、やっぱり歌が弱いけれど、 でもハモっても、そこまで気にならない程度には上達してて。 多分、何かのパロディの「リハビリ中〜♪」って歌なんかは、 自分の音程にも合ったのか、前に声が出ていたし結構 酔える。 そして何よりやっぱり、彼の踊りには魅せられてしまう。 靴下や帽子まで全身ヒョウ柄で揃えた おヒョウさんなんて、 どう見たって ただの変な奴なのに、動き出すと本当に、 しなやかできれいで、なんで私ったらうっとりしてるのか(^^; ただ、アリーナ席4列目で、タップの足元が見えなかったのは 残念。通路席だから、他は すごくよく見えたのですが。
さらに、この2人が一緒になった雰囲気がいいんですよね〜。 舞台に合わせてか、少し醒めた感じに作っている平沢さんを 高泉さんと合わせると、奥の熱さや優しさみたいなものが にじみ出てくるのが感じられる。それがジャズと合う。 特に、モカフラペチーノと、ダメダメなトランペッター チョットヤベーカーの組み合わせが好き。 場面によって、トランペットで職を得てるヤベーカーと 歌手志望のフラペチーノとか、花形になったフラペチーノと それにたかるヤベーカーとか、いろいろあるんだけど、 後半の、さらにダメダメ度が増したヤベーカーが好きかも。 合間で高泉さんが、コントラバスのクリスさんとかと 絡んだりする場面もあるんだけど、平沢さんと絡んでるのが 一番 好きだなぁと思うのは、単に私が平沢さん好きだから?
また、この日はカーテンコールで特別ゲストもあり。 高泉さんがファンしてらっしゃるという、ヴァイオリニストの 寺井さん(だったと思います・・・女性の方)が客席にいらしていて、 ♪アヴァロン(だと思いますが)を、一緒に演奏してくださって。 これが、テンポの速いノリのいい曲なんだけど、熱くて熱くて! 始まる前に平沢さんが「僕たち、歌っちゃっていいんでしょうか(^^;」 みたいなことを言ってたけれど、ホントに歌が入る前だけでも十分に 胸がいっぱいになるくらいで、息止まりそうに見入ってしまいました。 個人的にはもう、演奏だけでも満足!だったりしたかも(^^; 前から実は、コントラバスのクリスさん、好きですし♪ でももちろん、歌が入るとまた、かっこよくて嬉しかったし、 最後まで非常に楽しく、満足(*^^*)なショーでした。
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