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2003年07月29日(火) |
『HONK!』本公演観劇。 |
今回は、割とご近所さんに出来た新しいホールでの公演。 せっかく3連ちゃんコンサートで動いた翌日なんだからと、 徒歩30分ぐらいの道を歩いて帰ろうと頑張ってみたら、 立派に途中で迷って、45分ぐらい歩いてしまいました。 焦って汗もかくし、暑いぃ〜(^^;
途中で中国帰りの弟が電話かけてきてくれたので、 泣きべそかかずに静かに迷って帰れたのは良かったけれど。 慣れないことはするもんじゃないわ、全く。 でも、家の中でやる運動は続いた試しがないし、 スポーツセンターに行く金も時間もどこにもないし、 めざせダイエット慎吾で筋肉をつけようと思ったら、 まず歩くことから始めるしかない。やっぱり、 とりあえずこの道を歩くことから始めるかなぁ・・?
<会場>目黒パーシモンホール <出演> みにくいアヒルの子:白川裕二郎、アイーダ(ママ):岡まゆみ、 ドレイク(パパ)・グレイラグ・カエル:加納竜、キャット:戸井勝海、 グレース・ドット・デンブリン:榛名由梨、ペニー:西村沙也伽、 モリーン・クイニー:小野妃香里、ターキー・カラス丸:野沢聡、 ヘンリエッタ:尹嬉淑、カルガモ:宗田良一、吉澤舞夏、 山田麻由、あじおかえりこ、坂本紀子、難波美妃
良かったよぉぉ(ToT) ・・・いや、舞台が泣くほど良かったという訳ではないけど。 単純に、かめありで観た時の絶望感が全く無かったから。 今回が初見だったら、主役さんは、まだ叩いていたと思う。 でも、人って成長するんだなぁ!と感動するくらいには 大幅に成長していたし、今回の役柄ならまだ許せるかなと。 まあ、不機嫌にならずに観られるレベルだったと思います。
演技とか体の動きは、一朝一夕でできるものじゃないから。 泳ぎの振付けが盆踊りだったり、腕の動きに切れがなかったり、 猫背が目立つのとかは、舞台慣れだけじゃどうしようもないし、 互いに引きずりあってずれていくデュエットとかは、相手の、 プロ数年目のペニー役者こそを責めるべき問題かもとも思うし、 主役さんは、素人に対して望みうる最高レベルだったかと。
でも何より嬉しかったのは、戸井キャット。 もちろん、猫のしなやかさなんかを求めると違うのですが、 真剣に悪役なのに、どうにもボケで、憎めないキャラを好演。 うちの実家には、常時10数匹の猫がいるのですが、そこにも、 あんな感じの妙に愛嬌のあるイヌ科ネコがいたなぁと思ったり。 例えば、フック船長の ふっきれた悪役かげんって素敵ですよね? うちのネコも、鳥たちから見たらあんな感じなのかなぁと思ったり。 ああいう愛すべき悪役キャラが見事にできてるのは、嬉しかったな〜。 細〜い おひげが、バカバカしく似合っちゃう感じ。 「アッヒルちゃぁ〜ん?」なんて猫なで声のキャラクターを 戸井さんがこなせるなんて、すごい発見でした。嬉しい(^^)
岡ママさんも、ますます可愛くてグッド。 本当に一生懸命で、強くて可愛くて自慢しちゃうママだったし、 加納さんのカエルの場面は、ノリ良く楽しく手拍子などして。 そういえば、意外なことに客層の平均年齢は高めでした。 私の隣の方とか、全部表打ちで手拍子されて辛かったくらい。 子供も普通の舞台にしては多かったけど、かめありほどでは。 そして、その珍しい子供たちは、やっぱりキャットたちが さかっている場面で「これ何?!」と発言して困らせてました(笑) やっぱり子供向けじゃないよねぇ、この舞台。
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