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2002年10月21日(月) |
ミュージカル新世紀 スター名鑑 |
『ミュージカル新世紀 スター名鑑』なる本を買いました。 なんか、恥ずかしいタイトルですけどねぇ〜(^^;
毎年出ている『タレント名鑑』のミュージカル版だけれど、 掲載されている人たちは、宝塚と四季系統に偏った感じで、 私のような人には不満な部分も多いと聞いていました。 匠ひびきと石丸幹二のインタビューや『ライオン・キング』の 舞台裏特集もあると言われても、特に魅力を感じないし、 国内主要劇場リストなんてのも、ぴあマップで足りることだし。 今月頭には発売になっていたと思うけれど、中を店頭で見られないし、 私にとっては¥2500の価値はないと思って買ってなかったもの。
じゃあなぜ買ったかというと、目当ては『GODSPELL』特集。 「開演までの日々ルポ」が載ってると聞いて、早速 購入。 再演の『GODSPELL』が、どのように作られてきたか、 青井さんのインタビューや制作途中の写真、それに、 役者の一言日記みたいなものもパラパラとあって6P。
モノクロの小さな写真群は、それなりに面白い程度だけれど、 なぜ再演で、歌が特にうまいわけでもないNIRO君が主演となったか、 その裏話が青井さんの言葉で「最大のドラマ」と表現されていて。 最初は採るつもりのなかった彼が、3か月のオーディションの間に、 どれほどの気持ちを見せて、その役を勝ち取ったかということ。 青井さんが、どんなふうに何を重視して舞台を作っているか、 NIRO君がそれにどう応えて、あのジーザスにたどり着いたのか。
とにかく『GODSPELL』と言えば、NIROジーザスと、 カンパニーの雰囲気に惚れたと言ってもいい私にとって、 たった6Pとはいえ、一番聞きたかった言葉が詰まっていました。 『GODSPELL』はもちろん、最近の『ジャック・ブレルは〜』や、 スヌーピーシリーズ、『Love Letters』『海の上のピアニスト』など 数点を除いて(笑)最近の青井さん作品がお気に入りの私にとって、 カンパニーに共通する、仲の良い雰囲気がどこから来るのか、 その秘密も分かったような気がして、ちょっと嬉しい気分。 『GODSPELL』は、10年ぐらいずっと再演していきたいという、 嬉しい言葉もあって、ちょっと今、ホクホク気分です♪
あ、19日の『Mozart!』感想、追加しました。
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