検索HPなどから飛んでこられた方へ。このページは最新です。
お手数ですが目的のものは、日付を確認の上、BNリストからお探しください。
今日の私
BNリスト|昨日|明日
2002年06月07日(金) |
映画『The Lord of the Rings』 |
今更ですが、『The Lord of the Rings』見てきました。 原作は、何度かチャレンジしたけれど読み進められず、 最大でも数ページしか読んだことがないという状態。 ロードショーも終わりかけなので、ネタバレ有りです。
副題は、「The Fellowship of the Ring」。 今 気づいたんですけど、主題のRingには「s」が付き、 副題の方には付いてなかったんですね。新たな発見。 何となく、今回のテーマだった1個の指輪の話で、 3部作ぐらい全部終わっちゃいそうな勢いでしたが、 後半もっと、残りの指輪の話も絡むのかしら?
感想は・・・、面白いと思うんですけど。 でも、どうしてもイライラしちゃうので合わないかも。 ホビットたちのお能天気さかげんが、私にはダメ。 追われている状態で「酔うなよ」って言われてるのに、 思い切り酒飲んで、言っちゃいけない名前を言う奴、 夜中に目立つ場所で火を焚いて食事する奴、 音を立てちゃいけない場所で不用意に物を触る奴・・、 彼らのせいで何度、遭わなくていい危険に遭ったやら。
今どき珍しいような絶対悪の本拠地に向かうのに、 志願してきた友情と勇気は認めるとしたって、 自分の身を守るどころか、危険を呼ぶような人は、 普通なら、謹んでお断りするのが当然でしょ? 更に、その使命が大切なものであればあるほど。
もちろん最後に、オークたちの前に自ら飛び出し、 指輪を持つ友人の代わりに さらわれた彼らには、 本当に使命の自覚があって来てるんだなーと感動したし、 それを助けに行こうとする人たちにも納得なんですけどね。 でも、彼らを置き去りにしても安全な場所を通る度に、 「いいかげん、こいつら置いて進めよ!!」と、 拳を握り締めるような奴は、この作品に向かない。 疲れ果てた私が、しみじみと思ったことでした(苦笑)
音楽と映像は好きでした。 好きだった場面ベスト3を挙げるとすると、 1:主人公たちを妨害するため、恐ろしく高い塔の上で、 呪文を唱えている白の賢者サルマンの背中を含む風景。 2:誰も信じられなくなった主人公フロドが、独りで先へ 進もうとする時、溺れそうになりながら追ってきたサム。 3:ガンダルフがホビット村を訪ねてきた時の風景。 特に、半分地面の、草に覆われた家々。
2のホビットは、イライラさせられた友人2人とは違い、 半強制的に「フロドを守る」と誓わされている人で、 泳げないのに、ためらわず湖に踏み込んでくる姿に、 ホビットにおける誓いの強さを見て、感動していました。 本当に、ケルトの素朴さ・強さの象徴なんですね。 あと、3に関しては『Stones in His Pockets』を どうしても思い出しながら、観てしまいました。 今回のロケ地はニュージーランドらしいですけど、 同じようなドラマが起こっていないといいなと思いつつ。
余計なこと考えすぎてるんでしょうかね? 素直に、エルフ族のレゴラスに うっとりしたり、 トロルの馬鹿力に脅えたりしてれば もっと楽しめたかも。 下手にRPG慣れしているから いけないのかもしれない、 パーティーを組変えたくてイラついてしまった私でした(^^;
|