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2001年10月24日(水) 大嫌いだけど、好き。・・・『キラークイーン666』

ひどいものを観ました(^^;
あらすじなんて言われても、何だったか分からないし、
多分、アドリブでも台本でも、放送禁止用語バシバシ。
前に友人が、女性蔑視だとか おもちゃにしてるだとかで、本当に不愉快で、
それさえ無ければ面白いと思えたろうにという舞台に会ったと言っていたけれど、
多分、表現だけ見れば、それとトントンだったんじゃないかと思うほど、ひどい。
これを「真面目に」好きだという人がいたら、つきあいを考えちゃうくらい、嫌い。
でも・・・・、次も見たいかもと思っちゃったんですよ(((((^^;;;;

確信犯なところが好きなのかなぁ?無駄に遊んでて、適当で ちゃちくって、
何かを考えるでもなく笑ってばかりなのに、見終えて忘れさせてくれない毒もあり。
白井貴子の素晴らしい歌声も、思い切りよくちゃちい使い方されているのが好き。
見ようによっては丸く収まってるラストシーンすら、脚本家自ら体を張って、
馬鹿馬鹿しいままで終わらせないでいるものか!という覚悟見せてくる演出。
私の横を跳びはねていった巨大なイカに、思いっきり、大団円を拒否された以上は、
もう こっちは、引きまくりながら笑ってるしかないのかなぁって気がする。
自分はマジに考えて遊んでるくせに、客には「真剣に悩んでんじゃねーよ。」とか言う舞台。
言葉遣いや演出的には、「あんた ちょっと、いいかげんにせーよ!」って、
脚本&演出家の首つかんで、一度しっかり絞めておきたい気分にさせられたけれど、
しゃあねぇなあ、と苦笑しながら、次回の案内希望のアンケート書いてきました。

ちなみに、今日観てきた舞台は『キラークイーン666』。宮藤官九郎 作・演出。
舞台の中で、自分自身「これ、演劇じゃないよ、コントなんじゃない?」とか、
「本当に、『GO』を書いた人の舞台なの〜?」とか言わせているけれど、
私が今までに観た彼の脚本なんて、織田くんの『ロケットボーイ』だけなんですよね(笑)
まぁ、期待通りに、そのイメージを裏切ってくれたかなって感じですが。
しかしこれって気がついたら、シリーズ名が「ウーマンリブ」なのね(^^;
人間は素直な方が好きだけど、やっぱり脚本家は、ひねてる方が面白いです(苦笑)



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