ざけんなよっ!

先日、バイトで、あるオーディションのスタッフをやって来ました。
いつもは受ける側なので、初めて運営する側になって、ちょっと新鮮でした。
僕が会った人の中でこれから有名になる人がいると思うと、なんか嬉しいね。
まあ、これから有名になる人の1人には、毎日鏡で会ってるんだけど(僕のことです)。

でも、そこで1つだけ、この温厚な僕をムッとさせる出来事があったんです。
僕は、オーディションの書類をコピーしてまとめる仕事をしてたんですが、一緒にやってた人の1人の書類の扱い方が気にくわなかった。
大切に扱ってない感じがしたんです。
わざとではないだろうけど、何回か書類を落としたりしてたし、それ以上に僕が怒ったのは、落とした時のその人の言葉。
「あー、この書類の子、落ちたな。」

ふざけんなっ!!
落としたのは、お前なんだよっ!
ただ単にお前がミスしただけの話なんだよ、このバカがっ!!

いやあ、いつになく激しい日記になってますなあ。
でも、僕も普段はオーディションを受ける側じゃないですか。
夢を持って、オーディションを受けに来た人達の気持ちが痛いほどわかるわけですよ。
もしかしたら、これを最後の挑戦と決めて、受けに来てる人もいるかもしれない。
そんな自分の夢に真剣な人達に対して、冗談でもそんなことは言って欲しくないんです。
もし、自分が出した書類が同じように扱われていたら、(繰り返しますが)この温厚な僕でも、その人のこと殴るよ。
それぐらい真剣なんですよ。
その書類は、自己PRなどを書く欄はなく、名前とか住所とかの必要最低限のことだけ書く書類だったんだけど、それでもみんな思いを込めて書いてるんですから。
まあ、もちろんその時は、殴らなかったけどね。

さて、今日は乾坤一擲の稽古に行って来ました。
不幸なことに今週は、演ぶゼミの授業と乾坤の稽古が見事に被っていて、稽古の後は授業に行きました。
今日、乾坤の稽古を休むと、4回連続休むことになってしまうので、さすがにそれはマズいと思いまして、そんな感じにしました。
でも、今週が終われば、そんなに被ることはなくなるので、どちらもちゃんと参加できるようになります。

今日の稽古は、楽しかったなあ。
やっと僕の役も登場して、あと山城君が休みだったので、代役で彼の役も読みました。
平塚君の書くコメディー(と言うか、笑いの要素が多い芝居)も好きだけど、今回のようなシリアスな芝居も好きだなあ。
特に今回は大正時代が舞台なので、独特の雰囲気があるし、また音がいいんだよね。
どんな曲が流れるかはまだわからないけど、風鈴の音とか蝉の鳴き声とか僕の好きな日常の音が満載なんです。

って聞いただけでも、「風鳴る夏」ってタイトル、合ってるでしょう?
2004年07月12日(月)

箕輪達昭な日々 / みの

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